観音霊場

【津久井観音霊場】2014年5月に午歳総開帳です

御開帳情報 日記 津久井観音

神奈川県相模原市の旧津久井郡地域に広がる「津久井観音霊場」で、来年の5月に午歳総開帳が行われます。

開帳期間は2014(平成26)年5月11日から同31日までの約3週間です。
合計43カ所の札所を回ることになりますが、他地域と同じく地域管理の在家堂やムラ堂が多く、この時期でないとお参りは難しいようです。

霊場会公式サイトはこちら

詳細は情報を入手次第お伝えします。

なお午年に当たる来年は、埼玉の足立坂東観音や神奈川の三浦観音をはじめ、関東地方各地でローカル観音霊場の総開帳が行われるはずです。できるだけ情報を集めて発信しようと思っています。

【猿島阪東観音】ルートづくりも楽しい

日記 猿島坂東三十三観音

今日は土曜日だが、関わっている媒体の進行が遅れていて、午後3時過ぎまで仕事場に籠る。
帰宅してからは、17日から巳歳総開帳が始まる猿島阪東観音(猿島坂東観音ともいう)の回り方を、いろいろと考えてみた。

回る寺院・仏堂の数は、現時点の資料では正規番付が34カ所(16番が2カ所ある)、新番が2カ所、番外と掛所が3カ所ずつの合計42カ所。お接待をして下さる地域の方々とお話をするのもローカルの御開帳霊場巡りの楽しみだから、せわしなく回るのもどうかと思う。お勤めや札所間の移動を考えると1日10カ所ほどが限界。4回に分けての区切り打ちとなりそうだ。

わが家からの距離は、一番近い古河の札所で車で1時間半ほど。野田の関宿周辺にある1番札所などは、車で2時間半ほどかかる。一部は現地泊を考えた方が効率的かもしれない。
巡礼ルートを考えるのも、楽しみの一つである。

【猿島阪東観音】御開帳の詳細判明

日記 猿島坂東三十三観音

20130223_sashimabandou

茨城県と千葉県にまたがって札所が広がる、猿島阪東観音霊場の総開帳まで、あと3週間。
時間が取れたので、お札元の17番札所の萬蔵院さまを訪ね、いろいろとお話を伺うとともに、納経帳やパンフレットを分けていただいた。

総開帳の要項は次の通りの由。

【開帳期間】平成25(2013)年3月17日(日曜日)~4月17日(水曜日)
【開帳時間】午前8時30分~午後5時
【納経料】専用納経帳(墨書きなし)200円、墨書きありの場合は300円
【頒布物】専用納経帳1000円、地図入り詳細パンフ100円
     ガイドブック1000円(こちらに限り道の駅などでの扱いあり)
お納経だが、猿島坂東観音霊場の札所の中には地域で管理している在家堂・ムラ堂もあり、そちらでは墨書きができないこともある由で、墨書きがあらかじめ印刷されている専用の帳面の方が便利ではないかとのことである。同じ理由でお軸への納経も難しいだろう。

このほか、来月30日前後には中回向として、各地の札所でさまざまな催しが計画されている。
萬蔵院さまでは、来月30日に真言宗豊山派の「千響」による和太鼓演奏の奉納が行われるほか、来月9日からは開帳記念として坂東市の猿島資料館で寺宝展も行われるそうである。

札所は正規番付の33カ所に加え、番外や新番のほか「掛所」なども存在し、40カ所以上を回る必要がある。個人的にいろいろとお世話になっている豊山派のお寺も多く、気合を入れて回らなければならない。
取りあえず、持参するお写経の準備をしないと…。

<お断り>札所会では、霊場名称として「猿島阪東」の表記を使っています。ただ、「猿島坂東」のキーワードで検索してこのサイトにたどり着く方も非常に多いことを踏まえ、当サイトでは今後、「猿島坂東」「猿島阪東」の両表記を併存させて更新していきます。

御開帳まであと1カ月

寺社巡礼 日記 猿島坂東三十三観音 霊場巡礼

茨城県の南部にある「猿島坂東三十三観音」の御開帳まで、あと1カ月ほど。

先日、このブログに寄せていただいたコメントの中にあった札元のお寺にお伺いして、いろいろ聞いてこなければと思っているのだが、このところ週末は仕事続きで、なかなか時間が取れない。

決まった干支の年の一定期間だけ御開帳を行うのは東日本独特の風習のようだが、特に猿島坂東の御開帳は、地区総出でいろいろなイベントを行うお祭り的な要素も強いと聞いている。昨年秋にお参りさせていただいた千葉の安房郡札観音もそういう要素が強く、これも関東のお土地柄だろうか。

何はともあれ、お参りが楽しみである。

春からは越後三十三観音が御開帳

御開帳情報 日記 越後三十三観音

昨年6月のこのブログで、浅草の観音さまに掲示してあったポスターを基に、今年の春から新潟の「越後三十三観音」で総開帳が行われることをお伝えした。
出来れば一度訪れようといろいろと情報を検索していたら、総開帳に合わせたのか立派な公式サイトが出来上がっていた。

越後三十三観音公式サイト(別窓で開きます)

公式サイトによると、総開帳は4月29日から10月24日までの半年間。この期間中は、お納経をすると御姿も頂けるようである。

時期的には茨城の猿島坂東霊場の総開帳が終わったあたり。時間が取れるかな…。

ちょっと気になるお堂の行方

日記 足立坂東三十三観音

先日、埼玉県桶川から菖蒲に抜ける県道を用事で通った。
かつてトナミ運輸の営業所のあった辺りまで来ると、有刺鉄線で囲まれている場所が目立つ。どうやら圏央道の敷地になっているようで、トナミ運輸もそのせいで移転したらしい。

トナミ運輸のすぐ脇にある墓地には朱塗りの小さなお堂があり、ここが午年の春に総開帳される「足立坂東三十三観音」(1番・桶川知足院)の10番札所・東光院ということは知っていた。見た時は墓地やお堂は現状を保っているようだったが、周囲の様子を見る限りそこも圏央道の敷地と化すことは間違いない。

お堂も墓地も移転を余儀なくされるのだろうが、旧浦和市東部にある薬師霊場の寅年総開帳をお参りしたとき、公共事業(区画整理)に伴う移転で地域管理の薬師堂が酷い扱いを受けていたのを見聞しているだけに、お堂の今後が気になる。住職がお見えでなく、地域の方が日常管理しているのも、件の薬師堂と共通している。

足立坂東観音の次の御開帳まであと1年半。それまでにお堂の移転がしっかりと行われると良いのだが…行く末が気になる。

若い人が増えてきた

お出かけ 坂東三十三観音 寺社巡礼 日記 観音霊場 霊場巡礼

今日は久しぶりに、坂東三十三観音の札所を回ってきた。出掛けてきたのは、茨城県北部にある、21番日輪寺と22番佐竹寺の2カ所。八溝山にある日輪寺は冬場は積雪で行くことができず、雪が降る前に行こうと思っていたのだ。

両方の札所も結構な人出。日輪寺へ向かう道は普通車1台がやっとの狭い道幅の部分は多いのだが、途中で何台もすれ違う。

びっくりしたのが、両方の札所で見かけたお参りの方が、私以外は全部カップルだったこと。熱心にお勤めするカップルもいて、「なんと素晴らしいこと」と思う。別のカップルはお軸を持って回っていた。「二人の思い出にする」と言っていたが、こちらも素晴らしいことである。

【安房郡札観音】結願しました(続)

お出かけ 安房郡札三十三観音 観音霊場 霊場巡礼

昨日のブログの続き。

今回、安房郡札観音を巡礼していて思ったのは、定期開帳の運営システムの完成度が高く、お参りする人が気持ちよく回るための工夫が随所に施されていることだ。

その代表例が納経帳。ムラ堂や在家堂が多いこともあり、綴り込んだ用紙を朱印済みのものと差し替えていく方式なのだが、綴り込みはよくある紐ではなくバインダー式で、差し替え作業を短時間に終えることができる。紐綴じ型だと用紙の抜き取りにも、綴り込みにも時間がかかってしまうのだ。

札所への道案内も、統一の幟と五色の吹き流しが目印になっていて分かりやすく、道に迷うことがなかった。車を止めてから10分ほど歩く札所もいくつかあり、こういう心配りは大変ありがたい。

千葉県の安房地域は辰年に開帳されるこの郡札観音のほか、丑年の本開帳と午年の半開帳がある国札観音、寅年の本開帳と申年の半開帳がある四十八薬師など、昔から地域内の巡礼が盛んで、霊場としての完成度の高さはこうした地域の風習に由来するのだろうか。これからは開帳の度にお参りさせて頂き、仏さまや地域の方とのご縁を深めるとともに、定期開帳の伝統が受け継がれていくささやかなお手伝いができればと思っている。

【安房郡札観音】結願しました

お出かけ 安房郡札三十三観音 寺社巡礼 日記 霊場巡礼

20121026_kechigan

昨日に引き続き、今日も安房郡札観音のお参りにお出掛け。今日は出足が遅くなってしまったが、6つの札所を順調に回ることができ、おかげ様で本日で結願と相成った。

巡礼の詳細は稿を改めてアップしていくつもりだが、何より房州の人の大らかさと優しさ、そして定期開帳の伝統を守り続ける根気強さを感じながらの巡礼だった。札所寺院・仏堂の皆さま、私たち巡礼者のためにお接待をはじめさまざまな準備を重ねてきた地域の皆さまに、厚くお礼申し上げます。

思わぬ伏兵・・・

お出かけ 安房郡札三十三観音 寺社巡礼 日記 観音霊場

昨日のブログにも書いた通り、今日は早朝に鴻巣の住まいを発ち、安房郡札観音参りの続きに出掛けてきた。予定通り朝9時前に本日の打ち始めとなる3番札所・湊薬師堂に到着し、今日中の結願に向けて出だしは上々のはずだったのだが、午後になり思わぬ伏兵に行く手を遮られてしまった。安房地域では昼から雨模様になったのだ。

こちらが雨具の用意をしていなかったのに加え、今日回る札所は車での横付けができず、通りに路駐して入り組んだ細い道をしばらく歩いた先にあるようなところが多い。おまけに、お接待などを外に張ったテントで行っている札所がほとんどで、お世話をして下さる地域の方にとっても雨は結構大変だったりする。

明日は予備日的な意味合いを持たせていたので、今日は欲張らず天候に逆らわないことにした。残る札所は6つ。明日中に結願できるように頑張ろう。

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