観音霊場

【御開帳情報】猿島坂東霊場は来年3月17日から

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「恋さんの独り言」ブログによると、茨城県南部にある「猿島坂東三十三観音」で、来年3月17日から4月17日までの間、定例の総開帳が行われる由。

猿島坂東は比較的近くにある霊場なので、以前から開帳を楽しみにしていた。詳細は自分でも調査して再度ご報告したいと思う。

坂東9番の「お宝」が公開ですよ

坂東三十三観音 日記 観音霊場

昨日の朝刊に折り込まれてきた埼玉県の広報紙をつらつらと眺めていたら、県内の国宝を紹介する特集をやっていた。最後の方で、坂東霊場9番札所の慈光寺(ときがわ町)が所蔵する「慈光寺経」などの宝物にも触れていたが、10月30日から11月25日まで、大宮公園にある「県立歴史と民俗の博物館」でその宝物の現物が展示されることも取り上げている。

埼玉の国宝(県ホームページ)

ときがわの慈光寺といえば、納経時にある行為をするともれなく老僧による「ありがたいお説教」があることばかりが有名だが、境内には立派な宝物殿があることはあまり知られていないようだ。お参りの時にお願いして拝観料を納めると中を見せて頂けるが、こちらも普段はレプリカだったはず。実物を鑑賞できる機会は貴重かもしれない。

私も時間をつくって、足を運んでみることにする。
昨年の円空展といい、この時期の県立博物館の仏教関連イベントは侮れない…。

坂東三十三観音巡りふたたび(10)

お出かけ 坂東三十三観音 寺社巡礼 日記 観音霊場 霊場巡礼

24日の日曜日は少し時間ができたので、坂東三十三観音の17番札所・出流山満願寺にお参りしてきた。埼玉から栃木だとずいぶん遠くに感じる向きもあるだろうが、私の住む鴻巣市からだと、東北道を使えば結構近いのだ。

17番札所 出流山満願寺(出流観音=栃木県栃木市)

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石灰石採掘場の間をすり抜け、出流山に着いたのは11時過ぎ。人出が多いのか本堂寄りの駐車場は満車で、少し離れた場所に車を止める。団体参拝なのか何かの祈祷なのか、本堂内では法話の真っ最中だったので、小声で静かにお勤め。

17番満願寺にお参りした時の楽しみは、何と言っても名物である蕎麦を味わうこと。
前回にお参りしたときは宿坊で天ざるそばを頂き、今回も楽しみにしていたのだが、納経の際に伺うと震災の影響で宿坊自体を閉鎖されている由。
お昼は結局、門前のお蕎麦屋さんで頂いた。それはそれで十分美味しかったのだが、宿坊で頂けなかったのが、ちょっと心残りでもある。

【安房郡札観音】10月14~28日に御開帳です

安房郡札三十三観音 寺社巡礼 御開帳情報 日記 観音霊場 霊場巡礼

自宅に届いた某旅行社の巡礼ツアー案内によると、千葉県館山市と南房総市の一部(旧白浜町・三芳村)の寺院や仏堂で構成する「安房郡札三十三観音」が、今年の10月14日から同28日までの15日間、12年ごとの辰年総開帳を行う由。

丑年の秋に本開帳を行う「安房国札三十四観音」とは別の霊場で、札所には在家堂やムラ堂と思われる個所も多く、この期間を逃すとお参りは難しいかもしれない。私も万難を排してぜひお参りしたいのだが…無理すれば3日で何とかなりそう。

札所の一覧はこちらから。当該ホムペによると、札元は館山市の「沼の大寺」こと総持院(真言宗智山派)の由。

詳細は情報を入手次第掲載しようと思う。

坂東三十三観音巡りふたたび(9)

お出かけ 坂東三十三観音 寺社巡礼 日記 観音霊場 霊場巡礼

2日の坂東霊場巡りも、そろそろ納経の時間を気にしなければいけなくなってきた。この日のお仕舞いとなる、24番札所の雨引観音に向かって車を走らせる。

24番札所 楽法寺(雨引観音=茨城県桜川市)

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駐車場に車を置き、長い石段を上って観音堂(本堂)へ向かう。かなり遅めの時間だったが、境内は思ったよりも人がいる。まずは観音さまにお参り。

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このお寺は、いろいろな鳥類が境内で放し飼いにされている。
私がお参りした時は、つがいのようにも見えるガチョウが、訪れた人に愛嬌を振りまいていた。

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そして、その中でも特に有名なのがクジャクだ。観音堂の近くでは姿を見ることができなかったが、「裏手の方にいるらしい」という話を聞き、行ってみると確かに1羽のクジャクがいた。羽根を広げてご挨拶してくれたが、よく考えたらこれって外敵に対する威嚇なんだよな。

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で、お参りを済ませて駐車場に戻ると、車の近くにクジャクがいた。大きさからすると、さっきのクジャクとは別の個体。こちらは人に慣れているらしく、私を威嚇することなく駐車場の一角にある直売所の方へ向かっていった。

で、このクジャクは直売所の前を通ると、今度はさっき私が通った山門の方に向かって歩き出した。山門の前まで来ると向きを変え、参道の石段をトコトコと上がって観音堂の方に向かっていく。いかにもお寺のクジャクという趣だったが、デジカメで動画を取っておかなかったのがちょっと悔やまれる。

雨引観音の公式ホムペはこちら

来年は越後三十三観音が御開帳

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新潟県内各地にに札所が点在する「越後33観音」が、来年4月29日から10月24日までの約半年間にわたり総開帳を行うようです。

先日お参りした浅草寺の納経所に張ってあったポスターからの情報です。詳細が分かり次第、またお伝えできればと思います。

坂東三十三観音巡りふたたび(8)

お出かけ 坂東三十三観音 寺社巡礼 日記 観音霊場 霊場巡礼

2日の坂東観音巡りの記録、前回から少し間が空いてしまった。

道の駅に寄り道してから、茨城県笠間市にある23番札所・観世音寺に向かって車を走らせる。栃木から茨城だとずいぶん遠いように思う人も多いだろうが、実際に運転してみると結構近い。

23番札所 観世音寺(佐白観音=茨城県笠間市)

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実は今回訪れた23番の佐白観音は、今回のお参りで非常に気になっていた札所の一つ。
独特の語り口とお人柄で人気だった先代のご住職が昨年の春に亡くなられ、その後どうなったのだろうと気になっていたのだ。息を切らしながら長い階段を上ると、以前と変わらぬたたずまいの本堂が見えてきた。階段の上り口に置いてある竹の杖も、以前と変わらぬ気配りである。

お寺を継がれたのは、先代の娘さんだった。独特だった納経のシステムも従前通り。
ちょっと変わっていたのは、本堂に護摩壇が設えられていたこと。現在のご住職は真言宗で修行された由なので護摩壇が設けられても不思議ではないのだが、何でも近々、定期的に護摩を焚くようになるらしい。

ご住職は納経の時、アジサイの開花が遅れているのを残念がっていた。お参りに来る人への気配りというこの札所の伝統は、脈々と受け継がれているようである。

坂東三十三観音巡りふたたび(7)

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2日の土曜日に、北関東方面の坂東霊場札所の2度目の区切り打ちに出掛けてきた。用事で自宅を出発するのが遅れたが、どうなるやら。

20番札所 西明寺(益子観音=栃木県益子町)

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今回の区切り打ちは、札所20番の益子西明寺から回ることにした。
益子の市街地から細い道をうねうねと進んでいく。

ここは先の震災で大きな被害を受けた札所の一つだったのでいろいろと心配していたが、ひとまずお参りはできたので一安心。内陣でのお参りは納経所で300円が必要。ご本尊も拝めるが、凛々しさと優しさが調和した、拝んでいてホッとするような観音さまである。

西明寺は「笑う閻魔さま」を祀る寺としても知られる。被災の修理なのか閻魔堂に祀られていた仏像のいくつかは拝観できなくなっていたが、大きな笑う閻魔さまは通常通りに拝観できる。それにしてもユーモラスなお顔だ。

西明寺公式ホムペはこちらです。

坂東三十三観音巡りふたたび(6)

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坂東霊場の14番札所・弘明寺を出たのが午後2時15分くらい。頑張ればもう1カ寺回れる時間なので、迷わず13番の浅草寺に向かうことにした。

13番札所 浅草寺(浅草観音=東京都台東区)

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横浜と泉岳寺で電車を乗り継ぎ、浅草に着いたのは午後3時半ごろ。坂東札所の取り決めで納経は午後4時までになっているので、ちょっと早足で浅草寺に向かう。

仲見世はいつもと変わらぬ賑わい。人ごみに行く手を阻まれ思ったより時間がかかったが、お内陣でのお参りと納経を、何とか時間内に終わらせることができた。

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雷門前の通りでは歩行者天国を実施中で、雷門から少し隅田川寄りの普段は人力車乗り場になっているあたりには随分と人ごみができていた。何事かと思って覗いてみると、スカイツリーと某ビール会社の本社になっている通称ウン●ビルを同時に写せる、ちょっとした撮影スポットになっていた由。私も何回かシャッターを切った。

他の札所では人ごみが嫌に感じることが多いのだが、浅草寺では不思議とそういう気にならない。というか逆に「人ごみも浅草寺の魅力」ともさえ思えるのだ。浅草寺の賑わいを詠んだ「江戸自慢 十三番が これくらい」という川柳があるそうだが、今も昔も観音さまの賑わいは変わらないということだろう。

坂東三十三観音巡りふたたび(5)

お出かけ 坂東三十三観音 寺社巡礼 日記 観音霊場 霊場巡礼

鎌倉近郊の坂東札所は一通り打ち終えたが、納経所が閉まる時間まではまだまだ時間がある。予定通りに6カ寺回れそうなので、鎌倉から14番札所の弘明寺観音へ向かう。戸塚で地下鉄に乗り換えると、鎌倉からは案外近い。

14番札所 弘明寺(弘明寺観音=横浜市)

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地下鉄の弘明寺駅からは、賑やかなアーケードを取って観音さまに向かう。大岡川を渡り、アーケードが途切れたところが山門だ。

ここは、お内陣に入る時だけ拝観料を納めるシステム。前回同様、お内陣でお勤めさせて頂くことにした。鉈目模様が残るここの観音さま、実は好きだったりするのだ。

お参りと納経を済ませ、京急の駅に向かおうと客殿側から道に出ようとすると、「予約制で精進料理が味わえる」旨を記した看板があるのに気づいた。年季の入った看板だったが、前回のお参りの際は見落としたようだ。

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