まともに取材してるのかな?
昼間にちと「つぶやいたこと」の詳報。
発売中の『男の隠れ家』6月号で巡礼の特集を組んでいると知り、昨日の仕事帰りに買ってきた。
帰宅してからパラパラとページをめくってみる。関東と関西のローカル系霊場がいくつか紹介されているのだが、これがけっこう酷い内容…。
近畿の新西国なんか、勝手に観音霊場にされてるし。西国写しの「○○新西国」と同じと多寡をくくったのか。首都圏ではなぜか奥多摩新四国が取り上げられているが、ここのサイトとか見れば、初心者向きの霊場ではないことくらい分かるはず。文章も大法輪閣の『全国霊場巡拝事典』からのコピペっぽいし、きちんと取材していないのだろう。安房国札観音もわが地元の足立坂東観音や中武蔵薬師と同じく、基本的には御開帳霊場のはず。奥多摩新四国も安房観音も札所には在家堂も多かったと記憶しており、雑誌を見て不慣れな巡礼者がワラワラと押しかけたら、混乱は避けられないだろう。
「物見遊山気分で行ける」ことを基準に選んだとしか思えないんだけど。現地でトラブルがあったら、いったいどうする気なのかねえ。
2011年4月29日 11:38 PM
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