「晩秋の風物詩」は俗説だった件。
夕方、四谷の仕事場を出た時のこと。ビルの壁にでも止まっていたのか、どこからかヒグラシの美しい鳴き声が聞こえてきた。
まさにこんな感じ。
ヒグラシは俳句で秋の季語とされていたはずで、私の中では「ヒグラシの鳴き声=夏休みの終わり」のようなイメージがある。「暑さで地上に出てくる時期を間違ったのか?」と思って調べてみたら、意外や意外、ヒグラシは6月下旬くらいからお出ましになるんだとか。他のセミの鳴き声にかき消されて分からないだけなのか。
わが家周辺でも、夜も含めてほぼ終日セミの大合唱が続く。よく耳を澄ませると、意外な種類のセミの声が聞こえるかもしれない。
2012年8月3日 11:56 PM
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