大らかな仏さまがいっぱい
月の初めの土曜日、仕事を済ませてから、千葉市美術館で開催中の仏像展『仏像半島』を見に出掛ける。
千葉県の仏像事情をほとんど勉強せずに出かけたのだが、テーマ性を考えて展示がされていて、私のような人間にも分かりやすい。安房地域の仏像には何となく大らかさが感じられたが、やっぱりお土地柄から来ているものなのだろうか。
昨年の秋に辰歳総開帳が行われた、安房郡札霊場・千手院さまの本尊である石造りの観音さまも間近に拝むことができた。
今回展示されている仏さまの一部は、来年に午歳の定期開帳が行われる上総国三十三観音や安房国札観音の札所に祀られているものであることも収穫だった。御開帳の時に再び拝めるのが楽しみである。
2013年6月1日 11:18 PM
コメントを残す