気になる売れ行き

わが町 日記

最寄り駅の真ん前に新築マンションがある。同じく駅が近い我が家とは、JRド田舎線の線路を挟んで反対側。

ここまで書けば首都圏では「よくある光景」なんだが、問題はその由来。
もともと畑や田んぼだった所を再開発して、駅の出入り口を新設した周辺にマンションや建売住宅を造る計画だった。

ところが、再開発を請け負ったデベロッパーやマンションの建設会社が相次いで倒産。件のマンションは、1年近くシートに覆われたまま放置され、別の業者の手で販売が始まったという寸法。

賃貸住まいの我が家にも、数日ごとにチラシが投げ込まれている。「駅前なのに安くてオサレ」なのが売り物のようだが、地元民は経緯を知ってるから手を出さない。
同じエリアの商業施設なんか、コンビニは出店を中止、ドラッグストアも2カ月半で逃げ出す体たらく。

結局、「緑のある暮らし」にあこがれる都内や近郊の人が、事情を知らずに買っていくんだろうなあ…。
それに、こういう経緯を持つ物件って、管理も大変そう。管理組合がまともに機能せず、近隣住民が巻き込まれそうな気もする。

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