見送りの際の不思議な御縁

日記

老人施設に入っていた父が亡くなった。86歳。心肺機能が低下し酸素吸入を行っていると施設の方から連絡を頂いてから、10日ほどで他界してしまった。

父の兄弟で健在な方は無く、親類も遠方かつ高齢な方ばかりで、コロナ禍のこともあり、見送りは私、妻、弟の3人だけにさせて頂いた。お葬式もごく簡単な形とし、諸般の事情(土地柄によるもの)で、お坊様の手配も葬儀社様に一切をお任せした。

葬儀の当日にお経を上げに来て下さったのは、何と私の高校時代の恩師である、丸茂湛祥先生の御子息の方。葬儀社の方から「本蔵寺の…」とご紹介を頂き、「丸茂先生には大変お世話になりまして…」とあいさつさせて頂いた。聞けば、昨年の秋に丸茂先生はお亡くなりになったとのこと。

丸茂先生は京大の哲学科を卒業された後に、県立高校の国語教員となられる一方で、実家のお寺と保育園を継ぎ、日本画家や戯曲の執筆などでも活躍され、地元富士市の文化財行政にも深く関わり、宗派の要職も務めるなど、文字通り八面六臂の活躍をされた方。特に宗教芸術に関しては宗派を超えて造詣が深く、富士市内で浅間信仰関係の絵画や彫像などの調査が進んだのは、丸茂先生の尽力が大きい。
丸茂先生の人柄は、下記の地元紙記者から市会議員になられた方のブログに詳しい。
http://blog.unno-kouenkai.com/?eid=1584676

父の見送りの時に再び結ばれた、不思議な御縁。
近々に丸茂先生のお寺をお訪ねし、手を合わせてこようと思う。
不肖の教え子の代表例のような私だが、先生はどのように声をかけてくれるのだろうか…。


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