東海七福神めぐり

お出かけ 七福神 御朱印 日記

この週末も七福神巡りに出掛ける。今回お参りしたのは、品川区と大田区にまたがる旧東海道沿いにある「東海七福神」。ここの七福神は、ご開帳が立春まで続く。

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品川で京浜急行に乗り換え、新馬場で降りる。大黒天を祀る品川神社は、駅北口のすぐ前だ。
急な階段になっている参道の入り口脇に、石像の大黒天が鎮座している。境内が周囲より少し小高くなっているのは、富士講の名残らしい。境内には末社として浅間神社も鎮座している。

商店街を進み、布袋尊を祀る「養願寺」へ向かう。駅に七福神のパンフがなかったので商店街にある街づくり団体の事務所でガイドマップを求めたのだが、なんと50円の「有償」。抜け目ありまへんな…。養願寺は「虚空蔵尊」の通称で親しまれている天台宗のお寺だが、山門がなく路地裏に直接本堂が面しているのは、「田舎のお堂」のような感じで微笑ましい。

虚空蔵尊の前の路地をそのまま進むと、寿老人を祀る「一心寺」。こちらは「品川成田山不動尊」の方が通りが良い、真言宗のお寺。境内がコンパクトなのは虚空蔵尊と同じだ。ここからは旧東海道をひたすら南下する。安くておいしそうな食べ物屋さんがたくさん並んでいて、お参りよりも食欲の方に走りたくなる。

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恵比寿様を祀る「荏原神社」は、創建から1300年ほど経つという古社。参道の脇に石像の恵比寿様が祀られているが、手にしている釣竿はちゃんと竹でできていて、釣り糸も付いているなどなかなか芸が細かい。境内では梅が咲きだしていた。

毘沙門天を祀る「品川寺」は真言宗のお寺。このお寺は「金生七福神」という1カ所七福神を祀るお寺でもある。毘沙門様はなかなかの迫力。

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福禄寿を祀る「天祖諏訪神社」では、社務所横の建物で木像の福禄寿がご開帳されていた。頭を撫ぜると福徳を授かる御利益があるそうで、もちろん私も頭を撫でてきた(笑)。

札所の最後となる、弁財天を祀る「磐井神社」だけが大田区の地籍となる。弁財天は、社務所の南の生けのそばにあるお宮の中に、小さなお姿が祀られている。
こちらには「大田区内の神社めぐりマップ」が置いてあり、200円とのことで早速求める。大田区内で神職が常駐している神社を回ってスタンプを集めるようになっている。このパンフを持っていけばほかのお宮でスタンプ代は不要のとのこと。私は御朱印も頂くから、どっちみち志納はするわけだが…。

京浜急行の駅数にすると結構な距離を歩いているはずだが、食事の時間を含めて3時間ほどでお参りできた。どこの社寺も東京23区内とは思えないアットホームな感じで、大変好ましい。あちこちに手ごろな食事どころが多いのも、ポイントが高いかも。

お正月から続けてきた七福神参りも、ご開帳期間が限られているものはそろそろ受け入れが終わる時期。
今度は江戸三十三観音武州十二支霊場を回ろうと思う。

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