円空仏

【円空展】27日から福島県立美術館で

円空仏 日記

例によってあちこちのサイトを眺めていたら、偶然にもこんなサイトを見つけた。

飛騨の円空展 15年1月開幕(福島民友新聞社)

今月27日から4月5日まで、「福島民友新聞」の創刊120周年を記念して、福島県立美術館で円空展を開くのだという。
高山市の千光寺さまが所蔵するものを中心に100体ほどの円空仏を展示するようで、規模的には2年前のこの時期に東京国立博物館で開かれた円空展とほぼ同じ。新聞社の周年記念事業ということもあってか、主催者側の気合は十分のようだ。

福島市までは、車を使っても十分日帰りできる距離だし、時間を作って見に行こうと思う。

身近にある?円空仏

わが町 円空仏 日記

先日、仕事で私が住む県の北部にある、山間の町に出かけた。道が空いていたこともありお客様との約束の時間までかなり余裕があったので、近くにある図書館に立ち寄った。
その町に存在する、坂東の写し霊場について調べるのが狙いだ。

その写し霊場に関する資料はあまりなかったのだが、私の住む町に存在する仏像に関する書物があったので、手に取ってみた。地元の教育委員会が行った、仏像に関する調査結果を編纂したものである。
内容自体はオーソドックスで、いわゆるムラ堂や在家堂については堂宇名を記さず、一律に「某仏堂」と表記するなど突っ込みどころの多い出来だが、仏像の写真を見てちょっと驚いた。「江戸時代作」とされる仏像の中に、円空仏と思われるものが複数存在しているのだ。

私の住む町は市内の中心部を日光街道が南北に貫く、かつての宿場町である。円空さまはその生涯で日光で2度ほど修行をされているほか、別の時期に私の住む町の近くを訪れていたという記録もあり、この町を何度も通り過ぎているはずだ。埼玉県内の例で考えれば、そういった地域には数多くの円空仏が残されている。県が違うとはいえ、わが町でもその傾向は当てはまるのではないか。地元で仏像に関する講演会があった時、講師を務めた先生にその疑問をぶつけると、その先生は明確に「この地域には多くの円空仏が遺されていると考えてよい」と、私の考えを支持してくださった。

写真で確認できた、円空仏と思われる仏像は少なくとも10体ほど。地元住民や教委の問題意識がないと円空仏が見つからないのは、東京都新宿区の「中井出世不動尊」の例が示す通り。地元教委の担当者がやる気になって調べると、わが町は円空仏ファンにとって特別な地になるかもしれない。

久しぶりに円空仏と対面

お出かけ 円空仏 日記

sano-toseki

日曜日の朝、いつものように妻と二人で飯を食べていると、朝刊を読んでいた妻が、「円空展の記事が出ている」と教えてくれた。
栃木県佐野市にある「佐野東石美術館」で始まった木彫名品展で、12月21日まで8体の円空仏が展示されているのだという。お天気も良いことだし、ドライブを兼ねて妻と出かけることにした。

美術館は、佐野市中心部に建つ運営会社の本社ビル内にある。1階の受付でチケットを購入してから2~3階の展示室に上がるシステムだが、靴を脱いで上がるのがちょっと珍しい。展示物保護の観点からは、靴を脱いで入るほうがいいのだろう。

お目当ての円空仏は、2階の展示室に入ってすぐの場所に展示されている。今回の展示は、阿弥陀如来像や聖観世音菩薩像など合わせて8体。円空仏を拝むのは今年の春、武蔵国三十三観音をお参りした時以来だが、独特の微笑みを浮かべた表情に心が癒されるのは今回も変わらない。

円空仏の表情や造りに見入っていた妻は、「円空博物館のような場所で見てみたい」と言う。私も郡上や関市にある円空関連の博物館に行ってみたいのだが、ここ北関東からではちょっと遠いのが悩みの種である。来年には福島の方で大規模な円空展があるというし、年末近くにはさいたま市の寺院で定期開帳も行われるらしい。そちらを楽しみにしようか…。

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