円空仏

【春日部・小渕観音院】5月3~6日に円空仏祭

お出かけ 円空仏 御開帳情報 日記

埼玉県春日部市の観音院様で毎年春の大型連休中に行われている「円空仏祭」ですが、Facebookページで、今年の開催予定が公表されています。

告知によると、今年は5月3日から6日まで4日間の開催。このところ、回を重ねるごとに賑やかになっているので、楽しみです。
今年もお参りに出かけようと思っています。

【御開帳情報】中井出世不動尊で10月28日に大護摩法要

お出かけ 円空仏 御開帳情報 日記

東京都内の寺院・仏堂で唯一、円空仏の不動明王を本尊として祀る「中井出世不動尊」で、10月28日の午後1時から大護摩法要が行われます。

毎月28日の午後1時から3時まで行われている月例開帳では、御不動様を守る地域の講の方がお堂を開けてくださいますが、毎年10月の大護摩法要では、近隣の寺院様からお坊様を招き、護摩を焚くのが習わしとのことです。

8月の月例開帳でお参りした折に情報をご提供いただき、拙ブログでの掲載にも快く応じていただきました関係者の皆様に、改めてお礼申し上げます。

なお、中井出世不動尊の所在地は、下記の地図をご覧ください。

思わぬご縁

お出かけ 円空仏 寺社巡礼 御開帳情報 日記

第3土曜日に当たる17日は、鹿沼市の廣済寺様で月例の円空仏(千手観音)御開帳が行われる日。 最近はご無沙汰していたと思いながらお参りに出かけると、結構な台数の車が止まっている。
境内に入ると、グループでお見えになった方がいらっしゃり、御坊様から円空仏についての説明を受けていたところだった。

円空仏の説明が終わったところで先着の皆様と雑談していると、ネットでこちらのお寺に円空仏があることを知り、お参りに来たという。
廣済寺様の千手観音は円空仏としてはかなり大きな部類に入るから、初めて見る方には迫力もひとしおかもしれない。

不思議なご縁だったのは、お参りに来られた方の中に、地域に古くから存在する三十三観音の再興に向けた活動をされている方がいらっしゃったこと。
私も2年ほど前からその霊場の存在には気付いていたが、中々お参りのきっかけがなかった。「現状に即した案内書が必要」とのことで、何かの参考になればと、拙著『お大師様と共にあゆむ 豊島八十八ケ所巡礼』をお送りすることにした。これも何かのご縁、お参りすること以外に私にお手伝いできることはないかと、自問自答しているところである。

3年ほど前には、埼玉県上尾市周辺の新秩父霊場が、地域の住民の方々が中心となり再興されたと聞いている。同じ動きが、各地で少しずつ進んでいるのかもしれない。

廣済寺様の円空仏御開帳は、毎月第3土曜日の午後に行われます。

 

3~5日に春日部で「円空仏祭」

円空仏 寺社巡礼 御開帳情報 日記

円空仏祭ポスター

大型連休もいよいよ後半。3連休となる明日3日から5日まで、埼玉県春日部市にある観音院様で、恒例の「円空仏祭」が行われます。

ここのお寺は、栃木県鹿沼市の廣済寺様や東京の中井出世不動様などとともに、毎年決まった時期に円空仏の拝観ができるお寺として知られています。
例年多くの参拝者で賑わいますが、今年も多くのイベントが計画されているようです。

私もお参りしてこようと思っています。

※ポスターの写真は、観音院様の御厚意によりFacebook上で配信されている画像を使わせていただきました。

 

鹿沼の円空仏

お出かけ 円空仏 御開帳情報

先の週末、栃木県鹿沼市にあり、円空仏の千手観世音菩薩像を祀る「廣済寺」様の御開帳にお参りしてきた。

鹿沼市には仕事の関係で定期的に通っていて、その折にお寺の看板を見てお参りしてみると、境内の観音堂の看板で毎月第三日曜日の夕刻に御開帳をしている(開帳時は拝観料500円が必要)ことが分かり、先の週末に改めてお参りした次第。

晩秋の夕刻ということで辺りは暗く、ろうそくの灯を頼りに円空仏のお顔を拝むことになったが、独特の優しいお顔を見ると、なぜか心が安らぐ。ろうそくの灯で見る円空仏も趣があって良い…。

ご住職のお話だと、ご開帳は来年から、毎月第3土曜日の午後に変更するとの由。ご開帳の折には座禅会なども行っているという。

——–

このサイトのコンテンツを預けているレンタルサーバーの営業が、間もなく終わります。現サーバーでの当サイトの更新はこれをもって終了します。サーバー移転作業が終了しましたら、改めてご報告させていただきます。

 

7体の円空仏とご対面

円空仏 日記

20150505_enku

埼玉県春日部市の観音院さまで始まった、円空仏祭に出かけてきた。

諸々の事情で円空仏の御開帳がしばらく途絶えてしまい、現在の御住職に代替わりされてから復活し今年で2回目になる由だが、境内は結構な人出。
今回は仁王門修復のお披露目も兼ねていて、市教委の方が一生懸命説明されている。山門をくぐると受け付けがあり、「今後の開帳維持のため500円以上の協力金を」とのことなので、些少ながら喜捨させていただく。観音院さまは修験寺院で、いわゆるお檀家がいないのだ。

本堂に上がると、「埼玉県立歴史と民俗の博物館」から今回の御開帳のために里帰りしてきた聖観世音菩薩をはじめ、3体の大きな円空仏と蔵王権現立像など4体の小さな円空仏の、合計7体が開帳されている。本堂にも上がることができ、地元のボランティアの方の説明付きで「かぶりつき」のような状態で拝めるのが、何よりありがたい。私も、心ゆくまで拝ませていただいた。

こちらの本堂はいろいろな花が描かれた天井絵や、お寺の歴史を物語る絵馬も素晴らしく、円空仏と並ぶみどころ。ちなみに、本尊の聖観音様(円空仏ではない)の御開帳は60年に1度、丙午の年に行われるそうだ。丙午といえば私が還暦を迎える年だが、それまで私は生きているだろうか。還暦を元気に迎えることができたら、ぜひご本尊様と対面したいものである。御開帳の法要では、ご本尊様の衣の御着替えなど独特の儀式があるという。

観音院さまは最寄りの北春日部駅からだと結構歩くことになるが、円空仏祭の期間中は臨時駐車場が設けられているので、車でのお出掛けがおすすめだ。
駐車場はお寺と少し離れた場所になり、位置はこちらである。

【円空仏・御開帳情報】春日部・観音院は5月3~6日

円空仏 御開帳情報 日記

埼玉県春日部市にある観音院さまで、5月3日から同6日にかけて、恒例の「円空仏祭」が行われます。
今年は仁王門の修復記念を兼ね、特に盛大に行われるようです。

5月3日から6日 円空仏祭(かすかべオラナビ)

開催告知のポスターもなかなか秀逸なデザインです。
各地で円空展が開かれるなど、円空さまや円空仏への関心が再び高まる中、今回の御開帳は多くの参拝者でにぎわうのではないでしょうか。
私も時間を作って出かけてこようと思います。

【円空・木喰展】5月18日まで山梨県立博物館で開催 

円空仏 日記

休日の午後、例によってあちこちのサイトを眺めていると、山梨県立博物館(笛吹市)で円空仏と木喰仏の企画展が開かれているという情報を見つけた。

開館10周年記念 特別展 微笑みに込められた祈り 円空・木喰展(山梨県立博物館公式サイト)

円空仏については、つい先日まで福島県立美術館で企画展が行われていたばかりだし、木喰仏との複合展としては先月、東京都内のデパート系美術館で企画展が行われたはず。ギスギスした時代だからこそ、円空仏や木喰仏が持つ素朴な魅力が見直されるということだろうか。
山梨の企画展は、会期が残すところ1カ月ほどとなったが、予定をやりくりして出かけようと思っている。
ただ、来月の8日からは千葉の上総薬師霊場で半開帳が始まるので、それまでに行けるかどうかがちょっと分からない。

プチ円空展で気分新たに…

お出かけ 円空仏 日記

先日のこのブログでもご紹介した、埼玉県立歴史と民俗の博物館で開催中の円空展に出かけてきた。

円空展といっても、この博物館で数年前に開いた大がかりなものではなく、通常は美術品が並んでいる部屋を展示替えして開いているもので、今回は20体ほどの円空仏を拝むことができる。

私がしばし見入ってしまったのは、春日部市にある修験寺院・観音院さまに祀られている(現在は博物館に寄託の形を取っているらしい)聖観音立像と、不動明王立像。いずれもにこやかな表情を浮かべていて、しばらく拝んでいると心の棘が抜けていくような気がする。

会場の片すみには、これまでに確認された埼玉県内の円空仏の分布が展示されていた。多くは中山道や日光街道沿いだが、比企郡市にもまとまった形で発見事例があるのが気になる。天台宗寺院(円空さまも天台宗の僧である)として当時はかなりの勢力を持っていた、坂東9番の都幾川慈光寺との関連でもあるのだろうか。

 

【円空展】埼玉県立博物館で来月15日まで

お出かけ 円空仏 日記

昨日のブログを書いてから、県内での円空さまの足跡をたどる資料がないかと思い「円空学会」の公式サイトを見ていると、大宮公園にある埼玉県立歴史と民俗の博物館で円空仏を展示しているとの記載があった。

円空学会

博物館の公式サイトを確認すると、確かに来月15日まで円空仏を展示しているという。

常設展(埼玉県立歴史と民俗の博物館)

昨年の11月から展示が始まっているのに、気付くのが遅れてしまった。今度の週末にでも、ぜひ訪れないと…。

< 1 2 3 >