坂東三十三観音

再び坂東参りへ

お出かけ 坂東三十三観音 寺社巡礼 日記 観音霊場

行かなきゃ行かなきゃと思ってきた再度の坂東のお参り、明日から始めることにする。
前にも書いたが、ちょっとした事情でこのお参り、できるだけ早く済まさねばならぬのだ。今回は両親の健康を願い、そして今は亡き小林先生のことを思いながらのお参り。で、前回とは異なりけじめを付ける意味も込めて1番の杉本観音から回ることにする。

朝は早起きになるが、このブログを書いてからも、明日のお参りに備えてお写経の続き。まあ電車の中で2時間ほど寝られる計算になるが、どうなるやら…。

また坂東を回るのだ…

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用事で都心に出たついでに、新丸ビルの鳩居堂で17折(片面34体分)の納経帳を購入。1365円也。

今度は実家のある静岡で暮らす両親のために、2回目となる坂東巡礼を発願しようという目論見。ちょっと「大人の事情」もあって、今度の巡礼はかなりのピッチでお参りすることになりそうだ。

坂東では一般的には紐綴じ式の納経帳を使うことが多いようだが、あれ好きになれないんだよねえ…。浅草寺は独自に折本形式の坂東納経帳を下げ渡しているが、紙質にちょっと問題がある(通常の浅草寺納経帳とは異なる用紙)上、両面使い仕様なんで、墨が裏抜けしやすいんだよなあ…。そんなこんなで今回は鳩居堂の納経帳を使う次第。

前回のお参りとは状況に変化がある札所もいくつかある由で、折に触れて巡礼記を残していこうと思う。

あの名物住職が・・・

坂東三十三観音 日記 観音霊場

久しぶりに坂東三十三観音の公式サイトを見ていたら、23番の佐白観音が公式ホムペを開いたとの知らせ。
そちらを見ていてびっくり。巡礼者いじりとオネエ言葉で都幾川の慈光寺と双璧の人気だった、あのおじいちゃん住職が5月の末に亡くなられていた…。
私もお参りの時、「これで締めるから飲みに行こう」と誘われたのが懐かしい。
その住職の写真はこちら

近々、今度は両親のために坂東をもう一度回ろうと思っていたが、楽しみが減ってしまった。

朝観音に行ってきた

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予定通り、吉見観音の御開帳(朝観音)に行ってきた。

2時過ぎに到着。夜中ということもあり、我が家からは車で15分足らず。
向拝のところに善の綱が下がっていたので御開帳していることは分かるのだが、お姿がよく見えぬ。
お勤めを済ませてから、名物の「厄除け団子」を買おうと「どびんや」さん(私がいつも巡礼用品を買う店だ)の前から延びる列に並ぶ。
お店が開く3時ごろになると、本堂の方から太鼓の音が聞こえてきた。

何事かと思い買ったお団子を持って本堂に戻ると、中に明かりがともっていて、ご本尊の聖観音さまの拝観が始まった由。拝ませて頂こうと本堂に入ると、「もうすぐお護摩が始まるので、よかったら参列を」と言われ、ご厚意に甘えることにした。脇侍の不動明王像の前に拵えられた護摩壇の前に座らせて頂く。

お護摩の火を灯す前に、和尚さまから法話。18日が震災から百か日に当たることに触れ、四十九日に当たる時期にご自身が被災地に行かれた時の体験を話された。「被災地では、肉親の安否が分からない人たちがたくさんいる。その人たちにとっては、四十九日の法要といっても素直にそうですかと言えるような状況ではない」という趣旨の内容だった。
この話、ネット社会でステレオタイプな発想に陥りがちな私たちが、よく心しておかねばならないことを含んでいないだろうか。これだけでも観音さまのご利益と考えるのは私だけ?

もちろん、仏様と和尚さまには坂東巡礼成満のご挨拶もさせて頂いたことは、言うまでもない。

さあさあ夜更けの御開帳ですよ

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こういうタイトルにすると、こっち関係とかそっち関係の話と誤解されそうだなw

以前にも書いたが、6月18日は我が家にほど近い(と言っても徒歩1時間半弱だが)、坂東11番吉見観音さまの御開帳。
厄除けなどに霊験あらたかで「厄除け観音」の別名を持つ。それも法要と御開帳は丑三つ時が中心。

一休みしたら出掛けてくる。
徒歩で行きたいところだが、夜中だし車利用。
荒川の橋の上で真っ暗になる部分があり、下手に落ちようものなら、秋ヶ瀬の取水堰あたりで土佐衛門になるのは必定。

真夜中のご縁日

坂東三十三観音 日記

帰宅して、仕事部屋のカレンダーをふと眺めると…18日は土曜日でないの。
ここ埼玉県ド田舎市近隣の方はご存じの向きも多いだろうが、6月18日は坂東の11番札所でもある吉見観音さまのご縁日。しかも、真夜中に法要が行われるという変わり種。

仕事を持つ身だとなかなか足を運べないのだが、今年は大手を振って拝みに行ける。もちろん、坂東結願のご挨拶も兼ねてである。

坂東霊場を結願

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3、4の両日は予定通り、坂東霊場巡礼に出掛ける。途中で雨に降られるなどの出来事はあったが、おかげ様で33番の那古寺(那古観音)で結願となった。
途中で中断もあったが、およそ2年かけての巡礼。番号順に巡ると全行程は1400キロになるそうだが、どのくらいの移動距離になっただろうか。ちなみに、3、4の両日で650キロほど車を走らせている。

那古観音では、本坊の前が子どもの遊び場になっているなど、ほのぼのした雰囲気。房州の人の気性が見て取れる。

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近くの漁港にある食堂で、ささやかに精進落とし。名物の「なめろう」が特に美味い。

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その後はこれも近くの崖の観音へお参り。断崖に建つ舞台造りの本堂からは、鏡ヶ浦の別名を持つ館山湾の眺めが格別である。右側の岬は洲崎。その先は太平洋だ。
ご本尊は磨崖仏の十一面観音だ。ちなみ開門時間帯なら自由に本堂まで登ってお参りでき、拝観料も不要。
御礼の意味もあって御朱印をお願いしたが、納経料は震災の義援金に充てるとのこと。房州の仏さまは、土地の人々と同じく太っ腹で大らかなようだ。

人並みにお出かけ

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これより坂東のお参りに出発。すでに参拝させて頂いた千葉寺さまを除く、千葉県内の6カ寺を回る予定。
無事に結願できますように。

げに恨めしきは台風かな

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台風14号が首都圏に接近しそうだ。

この週末は久しぶりに坂東三十三観音のお参りをしようと、神奈川県の西部に出かける予定にしていたのだが…この台風では無理だなorz。
ホテルの予約もキャンセルした。

台風が恨めしい…。

坂東三十三観音巡り(6)

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正月に回った鎌倉近郊3カ寺の訪問記をアップするのを忘れていたw

 

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札所2番 岩殿寺

最寄り駅から遭難心中顰蹙ラインに乗り、戸塚で乗り換えて逗子へ。結構便利な路線なんだが、いかんせん人身事故が多すぎで、こういう愛称を付けられてしまうのだが…。

逗子駅の西口(裏口)を出て、札所2番の岩殿寺(岩殿観音)に向かう。途中から細い路地をたどることになるが、要所には道標があるので迷うことはないだろう。

岩殿寺は曹洞宗のお寺で、本尊は十一面観世音菩薩。721年の開基とされる。
山際に広がる境内は静かそのもので、いかにも〝鎌倉のお寺〟という趣。文豪・泉鏡花ゆかりの寺として知られている。
(2010年1月10日巡礼=神奈川県逗子市久木5-7-11)

 

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札所4番 長谷寺

鎌倉まで1駅戻って、江ノ電で札所4番の長谷寺(長谷観音)へ。それにしてもすごい人出だ。

長谷寺は浄土宗系の単立寺院で、本尊は十一面観世音菩薩。636年の開基という。

境内は押すな押すなの状況で、観音さまの前ではあまり長い時間留まらないように促される始末。
お勤めできないままお堂の外へ出ると、隣の阿弥陀堂は内陣でお参りできるらしい。観音さまも祀ってあったので、こちらでお勤めする。五体投地をしていると、「あの人、どこの新興宗教?」という声がしたw
(2010年1月10日巡礼=神奈川県鎌倉市長谷3-11-2)

 

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札所3番 安養院田代寺

この日の打ち納めは、札所3番の安養院田代寺(田代観音)。鎌倉駅からは、歩いて20分近くかかっただろうか。

田代寺は浄土宗のお寺で、本尊は千手観世音菩薩。鎌倉幕府が成立した1192年の開基である。
こちらも静かな、いいお寺。境内は思ったより狭く、小さな田舎のお寺という趣。坂東の札所という感じがしないので、私は一度通り過ぎてしまったw
(2010年1月10日巡礼=神奈川県鎌倉市大町3-1-22)

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