行田救済菩薩十五霊場巡礼(3)

お出かけ 御朱印 日記 行田救済菩薩霊場 霊場巡礼

昨日の雨模様とは打って変わって、今日は朝から冬晴れの一日。例によって、行田救済菩薩十五霊場巡りに出掛けてきた。年内に結願すべく、気合を入れて回る。 

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4番札所 真言宗 持宝院

最初に訪ねたのは、行田市上池守にある4番札所の持宝院。国道125号バイパスからさらに北に入った、東京への通勤圏とは思えないのどかな農村風景が広がる一角にある。1200年ごろの開基といわれる、真言宗智山派のお寺である。巡礼仏は不動明王。
冬場のこの地域独特の空っ風が強く、本堂の前でお線香を上げるのに一苦労w どうにか線香に火をつけて、いつも通り般若心経を詠んでお参りしてから、庫裏で御朱印を頂く。ご住職は何やら大工仕事をしておられた様子だが、気軽に御朱印を引き受けてくださった。話し好きなご住職夫妻のようで、奥様ともどもこれまでの巡礼の話などで盛り上がる。
大きな収穫だったのが、「蓮の花寺」なる催しの存在をご住職夫妻から教えてもらったことだ。ここ行田市は「古代蓮の街」として知られているが、仏教にゆかりの深い蓮を市内41カ所の寺が育てて、参拝者に花を楽しんでもらおうという企画。
パンフレットを頂いたが、それぞれの寺で栽培している品種が違うのが面白い。お寺巡りをしながらいろいろな蓮の花が楽しめるという趣向である。蓮の花の時期にはまた行ってみたい。
(持宝院 行田市上池守728=地図はこちら

 

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5番札所 真言宗 宝珠院

次の札所の宝珠院へは、歩くと30分ほどの距離。ちょうどお昼時だったので、持宝院近くの牛丼店で食事を済ませ、車で移動中に見つけた「古宮神社」にもお参りして御朱印を頂く。
実は、この行田霊場、「宝珠院」というお寺が2カ所ある。一つはここ5番札所の和田地籍のお寺、もう一つは最近10番札所になった樋上地籍のお寺だ。両方とも真言宗のお寺なので、少々紛らわしい。
こちらの宝珠院は、真言宗智山派のお寺。開基は1540年ごろと伝えられる。巡礼仏は地蔵菩薩で、地元で「イボ地蔵様」として信仰を集めている満海地蔵尊が別に祀られている。
4番札所に続けてお参りした折はご住職が不在で御朱印が頂けず、8番札所にお参りしてから改めてお参りし、御朱印を頂いた。
ご住職に「宝印(朱印帳に押す印)は何がいいですか?」と聞かれ、尋ねて見ると地蔵菩薩を象った大きな宝印がありそちらを押すことが多いとのことで、私もそうしてもらう。なかなか迫力があり、デザイン的にも面白い宝印である。
(宝珠院 行田市和田350=地図はこちら) 

 

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6番札所 真言宗 観福寺

続いて6番札所の観福寺へ。旧南河原村にある、真言宗のお寺だ。開基は1371年と伝えられ、国の史跡「南河原石塔婆」があることで知られる。巡礼仏は弁財天。
お墓参りとおぼしき檀家の方の参拝が多かったが、ご住職の息子さん?の若いお坊さんが本堂に入れてくださり、中でお線香を上げて般若心経を詠む。広い境内はなぜか開放感がする。
(観福寺 行田市南河原1500-1=地図はこちら
長くなるので続きは後ほど。
※「行田救済菩薩十五霊場」全体の地図はこちら

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