バタークリームケーキはどこへ…

日記 街で見かけたもの 食べ物

11月に入り、勤め帰りに晩飯の買い出しに寄る駅前のスーパーにも、お歳暮やクリスマス商品のカタログが並ぶようになった。昨日は野暮用で池袋の東急ハンズに出掛けたんだが、ここでも1階はワンフロアごとクリスマスグッズの特設売り場になっていて、人大杉で店内に入るのに一苦労w


で、「毒男・特定の相手なし」の私にはあんまり関係なさそうな、駅前のスーパーに置いてあったクリスマスケーキや料理のカタログを見ていると、「メタボ対応ケーキ」とか「アレルギー対応ケーキ」とか、時節を反映した商品が目に付く。あと小家族向けのいやに小さなケーキとかも。
で、ケーキの紹介を一通り見ていると、ほとんどが「生クリームケーキ」であることに気がついた。
「バタークリーム」のクリスマスケーキって、どこへ行ったんだ?


もう30年以上も前、私がリアル消防の頃は、クリスマスケーキといえば「バタークリームケーキ」が通り相場。記憶に残っているのは子どもの口にも脂がしつこく、少し食べただけで「もういらない」と言いたくなるあの味。生クリームのケーキをせがんでは親を困らせた、苦い思い出が頭をよぎる。
評判が悪くて店頭から姿を消した、という顛末なのか。あちこちのブログを見ると、「当時のバタークリームは、コストを下げるために実際にはショートニングを使っていたために風味が良くなかった」みたいなことを書いてあるのが目立つのだが、ということはうまいバタークリームケーキがあるっていうことなのか。


一口でいいので、当時のバタークリームケーキをもう一度食べてみたい。


 

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