引き換えに行けぬ年賀状

恩師・小林先生のこと 日記

頂いた年賀状をしまっておく透明のプラスチックケース。その一番上にお年玉くじで当たったものをまとめて置いておき、思い出したころに郵便局で商品と引き換えるのが、ここ数年の私の習わし。

もちろん今年も同じである。ただ、今年は引き換えに行けそうもない。お年玉切手シートに当たったうちの一枚が、先日亡くなられた小林先生からの賀状だったのである。
先生のこだわりで、宛て名とメッセージは全部肉筆。ここ数年の先生は大学広報の仕事がお忙しく、なかなかお会いすることもできなかった。

今年頂いた年賀状は私にとって形見のようなもの。きちんと仕舞っておかないと。

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