普段着の仏さまに会いたい
今度の週末に出掛ける場所を探そうと、暇に任せてあちこちのサイトを眺めていると、足立区の郷土博物館で面白そうな展示が行われているのを見つけた。
区制80周年記念特別展「足立の仏像ーほとけがつなぐ足立の歴史ー」(足立区公式HP)
区の教育委員会が行ってきた、地元寺院などに伝わる仏像や仏画などの仏教遺産に関する調査の成果を披露しようと、展示会を企画したもののようだ。
地域に伝わる仏像などの調査はあちこちの教育委員会が手掛けているが、たいていは図録を発行して終わり。私の住む鴻巣市もそうである。調査の成果を世に問うという意味では、こうした展示会があちこちで開かれてもおかしくないと思う。
今回展示される仏さまは、その地域に暮らす普通の人々が長年にわたって祈りや信仰の対象としてきた、いわば「普段着の仏さま」のはず。私はいわゆる有名な仏像にはあまり興味がなく、今回展示されるような普段着の仏さまを拝んでいる方が好きだ。
会期もわずかだが、ぜひ足を運びたいと思う。
2012年11月27日 11:56 PM
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