朝観音に行ってきた

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予定通り、吉見観音の御開帳(朝観音)に行ってきた。

2時過ぎに到着。夜中ということもあり、我が家からは車で15分足らず。
向拝のところに善の綱が下がっていたので御開帳していることは分かるのだが、お姿がよく見えぬ。
お勤めを済ませてから、名物の「厄除け団子」を買おうと「どびんや」さん(私がいつも巡礼用品を買う店だ)の前から延びる列に並ぶ。
お店が開く3時ごろになると、本堂の方から太鼓の音が聞こえてきた。

何事かと思い買ったお団子を持って本堂に戻ると、中に明かりがともっていて、ご本尊の聖観音さまの拝観が始まった由。拝ませて頂こうと本堂に入ると、「もうすぐお護摩が始まるので、よかったら参列を」と言われ、ご厚意に甘えることにした。脇侍の不動明王像の前に拵えられた護摩壇の前に座らせて頂く。

お護摩の火を灯す前に、和尚さまから法話。18日が震災から百か日に当たることに触れ、四十九日に当たる時期にご自身が被災地に行かれた時の体験を話された。「被災地では、肉親の安否が分からない人たちがたくさんいる。その人たちにとっては、四十九日の法要といっても素直にそうですかと言えるような状況ではない」という趣旨の内容だった。
この話、ネット社会でステレオタイプな発想に陥りがちな私たちが、よく心しておかねばならないことを含んでいないだろうか。これだけでも観音さまのご利益と考えるのは私だけ?

もちろん、仏様と和尚さまには坂東巡礼成満のご挨拶もさせて頂いたことは、言うまでもない。

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