小さきものはみなうつくし

日記

私が生まれた時からの写真を集めたアルバムが、実家から送られてきた。
妻と二人でしばし見入る。

自分で言うのも何だが、産まれた時や幼稚園に入るころまでの写真を見ると、今の自分とは別人ではないのかと思うくらい、無邪気で可愛らしい表情を浮かべている。
年月の経過で仕方がないことは分かっているのだが、現在とのあまりの落差に、割り切れないものが残るのもまた事実。「何も何も、小さきものはみなうつくし」(枕草子)の典型例なんだろうがねえ…。

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