猿島阪東観音巡り(その4)

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春分の日に当たる20日は、猿島阪東観音霊場(猿島坂東とも書く)の区切り打ち2日目に費やした。前回の遅れを取り戻すべく、気合を入れて回る。

4番札所 香取院

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この日は4番札所の香取院(こうしゅいん)さまから回ることにした。田園地帯に溶け込んだ、いかにも田舎の小さなお寺という趣きだ。札所本尊は聖観音。

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猿島阪東の御開帳で特徴的なのが、札所ごとに趣向を凝らした展示物の数々だ。
こちらの札所では、地元の人が丹精したヒョウタンの置き物が所狭しと並んでいる。達磨和尚を描いたものなどが目を引くが、こんなものもある。

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ここの御開帳はお祭りの要素が強い…。
(茨城県境町塚崎2887-4=真言宗豊山派)

6番札所 妙法寺

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今回のお参りはできるだけ一筆書きで回ることにしていることもあり、4番さんの次は6番札所の妙法寺さまにお参りする。寺号を名乗ってはいるが、御開帳は熊野神社の境内にある集落センターで行われる。札所本尊は千手観音。

集落センターの中に立派な観音さまが鎮座しており、そこから角塔婆に善の綱が張られている。熊野神社の境内には神輿などと並んで弘法大師の石像が祀られ、かつてここにお寺があったことを伝えている。
(境町稲尾571=真言宗豊山派)

5番札所 善福院

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5番さんを出て、6番札所の善福院さまに向かう。立派な伽藍だが、通常は地元の人たちが管理するという。札所本尊は聖観音。

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お堂の脇に、ここに祀られている薬師如来の縁起を記した石碑が建っている。御開帳は60年に1回で、前回は昭和61(1986)年とあるから、丙寅の年に御開帳ということか。次回は33年後の2046年。私は生きているだろうか…。
札所のそばにある橋は道幅が大変狭く、自動車のすれ違いができない。マイカー巡礼の人は譲り合いの運転を。
(境町横塚319=真言宗豊山派)

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