猿島阪東観音巡り(その6)

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猿島阪東観音霊場(猿島坂東ともいう)の巳歳総開帳巡礼の続き。

10番札所 遍照寺

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9番さんからさらに南に下り、10番札所の遍照寺さまに向かう。街道から少し入ったところに建つお寺だが、案内表示がしっかりしていて迷うことはない。札所本尊は、本堂内左側に祀られている十一面観音である。

お堂に上がらせていただくと、御住職自ら堂内に祀られている仏像や寺の縁起などを説明してくださり、ありがたい限り。お寺の方では、御開帳をお寺に親しんでもらうための絶好の機会ととらえているのかもしれない。
(茨城県古河市谷貝870=天台宗)

番外札所 関観音堂

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10番さんを出て、あぜ道のような細い道をナビに従ってしばらく進むと番外札所の関観音堂に着く。近くの畑に鉄板を敷いて急ごしらえの駐車場になっていて、そちらに車を止めさせていただく。札所名は地名ではなく、このお堂を守ってきた関一族の姓に由来するものだ。札所本尊は天保6年の銘がある聖観音で、かつて近くにあった栄福寺が火事に遭って廃寺となった時、そのお寺の観音様を檀徒の関一族が預かり、お堂を建てて供養したという歴史を持つ。

埼玉県内のローカル霊場でも、さいたま市にある新秩父霊場の「大島堂」のように、このような歴史を持つお堂は少なくない。絶やすことなく供養を続け、定期開帳の歴史を守ることには経済的なものを含め並々ならぬ苦労があるはずだ。個人や一族で伝統を守る努力に、ひたすら頭が下がる。
(境町猿山489=天台宗)

11番札所 常繁寺

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途中で簡単に昼食を済ませ、11番札所の常繁寺に向かう。公園が隣接しており、にぎやかな声が境内まで響いてくる。札所本尊は千手観音。

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お寺の規模が大きいせいか、境内は巡礼者の目を楽しませる展示物も多い。
「三すくみ」の語源を示す人形(上の写真)の横には、こんなものもある。

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上の写真の左側にある箱に百円玉を入れると、「壇蜜姫」が回転して「御開帳」するという趣向らしい。団体参拝に来ていた皆さんはおじちゃんもおばちゃんも大喜びの様子だった。
やっぱり大らかな土地柄なのか。
(坂東市逆井883=浄土宗)


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