開架にすれば良かったのに・・・

日記 観音霊場

この前の日曜日は、たまたま空いた時間を使って、県立熊谷図書館で開かれている巡礼の企画展「札所~祈りの旅の道標(みちしるべ)」に出かけてきた。先日出かけてきた浦和図書館の企画展と同じく、この春に各地で行われる観音霊場の午歳総開帳に合わせての行事である。

埼玉県内の県立図書館は館ごとの機能分担があって、熊谷図書館は人文系を主体に資料を所蔵している。このこともあって期待して出かけたのだが、行ってみると資料は全てガラスケースに収められ、手に取って読むことができない。ケースのわきには「必要な方は貸し出しの予約を」という張り紙もしてある。

展示されている資料は貴重なものも多くあるのだが、資料を手に取ってみることができないのはちょっと残念。秩父を別にすれば、地域での巡礼文化がほぼ絶えてしまっている埼玉の県北地域と、お不動様やお薬師様の御開帳もあり頻度的には千葉県の安房地域並みの高頻度で地域内巡礼が行われる県南地域とでは、人々の関心度合に差があっても仕方がないのかもしれない。

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