豊島八十八カ所巡り(2)

お出かけ 弘法大師霊場 御朱印 日記 豊島八十八カ所 霊場巡礼

足立坂東観音霊場の御開帳も終わり、のんびりと豊島八十八カ所巡りを再開する。しばらくの間は、練馬区内のお札所を中心に回る。

 

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札所46番 教学院

埼玉県北部の我が家から向かうと一番奥まった場所にある、札所46番の教学院からお参りしていく。

西武池袋線の大泉学園駅からは、歩いて15~20分ほど。結構分かりにくい場所にあるが、実は職場の元上司にこの近くに住んでいて、行き方を事前に聞いていたので助かった。静かな住宅街の一角にある、真言宗智山派のお寺である。札所本尊は十一面観世音菩薩。

豊島八十八カ所の御詠歌が記された扁額が掛かる山門をくぐると、何と本堂は大普請中で骨組みの一部が残るのみ。仕方なく、庫裏の横にある弘法大師像に向かってお参りする。御朱印を頂く時に尋ねると、弘法大師像の後ろにある建物に本尊を祀ってあるとのことで、お参りはこれで良いそうだ。御住職不在のため、御朱印は後ほど半紙に認めたものを郵送いただけるとか。こういう扱いは初めてで、どのようなものが送られてくるか、ちょっと楽しみである。

境内ではボタンの花が見ごろだった。
(教学院 練馬区大泉町6-24-25=2009年4月18日巡礼)

 

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札所17番 長命寺

教学院からしばらく歩いて、東映だかの撮影所跡地にあるショッピングセンターからバスに乗って札所17番の長命寺に向かう。

長命寺は御府内八十八カ所の札所17番や武蔵野三十三観音の札所1番も兼ねる、真言宗豊山派のお寺。本尊は十一面観世音菩薩。境内は結構広く、大師堂や観音堂も立派なものが建っていて、全部お参りして回る。

あちこちで目に付いたのは、来年行われる武蔵野三十三観音総開帳を知らせるポスター。半年ほど行われる大掛かりなものだが、寅年に観音様の御開帳とは珍しい。ポスターから見る限り西武鉄道との結び付きが強い観音霊場のようである。
(長命寺 練馬区高野台3-10-3=2009年4月18日巡礼)

 

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札所81番 観蔵院

長命寺から笹目通りを南に下り、札所81番の観蔵院に向かう。徒歩で15分ほどだが、幹線道路の歩道を歩くのは、この札所巡りには何となくそぐわない。

観蔵院は真言宗智山派のお寺で、本尊は不動明王。境内は決して広くはないが、花木が美しい。
こちらのお札所は「曼荼羅寺」という寺名の通り、曼荼羅の製作やコレクションで知られ、庫裏には「曼荼羅美術館」も併設されている。時間の都合で拝観できなかったが、朱印を頂く時にも玄関越しにコレクションの一部が目に入ってきて、かなり本格的に曼荼羅の展示に取り組まれているようである。文学博士号を持つ御住職は大正大学の学長も務められていて、各種の文化教室にも熱心に取り組んでいるお寺だ。お寺と地域社会の新たな関わり方を示唆しているのかもしれない。

ちなみに、観蔵院の御朱印は御本尊の名前が全て梵字で書かれている。あちこちで結構御朱印を頂いてきたが、初の経験である。
(観蔵院 練馬区南田中4-15-24=2009年4月18日巡礼)
※観蔵院の公式ホームページはこちら

 

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札所70番 禅定院

観蔵院から石神井公園近くの札所70番・禅定院を目指して西へ歩く。練馬区内は東京23区の中でも農業が盛んな土地柄で、ブルーベリーや梨などの果樹畑が多い。道中には、生け垣代わりにお茶の木を植えてある果樹園もあった。お茶の加工はどこでしているんだろうか…。

禅定院は真言宗智山派のお寺で、本尊は阿弥陀如来。こちらは御府内八十八カ所の70番札所でもある。山門は閉まっているが、すぐ横の駐車場に「参道入り口」の看板があり、こちらからお参りする決まりのようである。
境内はボタンが見ごろで、近所に住むお年寄りが一生懸命スケッチをされていた。「ここのお寺は静かなんで、スケッチするのにもってこいなの」という。

こちらのお寺、御家族がピアノ教室をされているようで、境内にも何枚かPRの掲示がある。お寺とピアノ教室の取り合わせが面白い。境内のキリシタン燈籠もお見逃しなく。
(禅定院 練馬区石神井町5-19-10=2009年4月18日巡礼)

 

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札所16番 三宝寺

禅定院から石神井公園の縁を辿るように西へ進み、今回の打ち納めとなる札所16番の三宝寺へ向かう。

三宝寺は真言宗智山派のお寺で、本尊は不動明王。豊島八十八カ所のほか、御府内八十八箇所や武蔵野三十三観音、関東三十六不動など多くの霊場の札所になっている。境内も結構広く、四国八十八箇所のお砂踏みもある。大師堂や観音堂も別に設えてあるが、一番圧巻だったのは墓地の入り口にある「平和大観音」。石像だろうか、高さ10メートルはあろうかという堂々たる十一面観世音菩薩である。私がお参りしたときはちょうど後光が差しているかのようなお日さまの向きで、思わずデジカメのシャッターを切った。

納経所で対応してくださった御住職は話し好きな方のようで、これまで回った霊場のことなどで、しばし世間話。「豊島八十八カ所を回っているとは珍しい」とのこと。こちらでは現在絶版扱いのガイドブックも扱っていて、早速一冊求めた。
(三宝寺 練馬区石神井台1-15-6=2009年4月18日巡礼)

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(本日の歩数=23900)


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