猿島阪東観音巡り(その18)
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猿島阪東観音霊場(猿島坂東とも書く)の巳歳総開帳巡礼記の続き。
31番札所 観音寺
30番さんを出て、芽吹大橋の手前から進路を変え、31番札所の観音寺さまに向かう。
空模様が怪しくなってきたが、あと少しと思いそのままお参りを続ける。
私が訪ねた時、境内は白衣姿の巡礼者でいっぱいだった。どこかのお札所の関係の団参のようである。境内にある観音堂は朱塗りが鮮やかで、御開帳に合わせて整備をしたのかもしれない。札所本尊は聖観音。
展示物は、巳年にちなんだ大蛇である。蛇が巻き付いているのはこのお寺のシンボルとなっているカヤの木で、樹齢400年を超すとは思えない勢いがある。
(茨城県坂東市莚打418=真言宗豊山派)
32番札所 地蔵院
さらに車を北に進め、32番札所の地蔵院さまに向かう。街道沿いの分かりやすい場所に建つお寺だ。
こちらのお寺も、境内は団参の人たちでいっぱい。境内はきれいに整備されていて、とても清々しい感じがする。札所本尊は千手観音。
こちらのお寺では、独自にいろいろな授与品を扱っている。白檀でできたお守りは財福のご利益があるそうで、一緒にお参りできなかった妻に渡そうと、一体を授けていただいた。
(坂東市小山977=真言宗智山派)
2013年4月3日 6:56 PM
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