吉田福寿草の里
花見日誌と化してきたこの管理人日誌、今回も花見ネタだw
先週の初めから引きずっていた風邪が少し良くなったので、以前から気になっていた秩父市の「吉田福寿草の里」へ出掛けることにした。秩父市といっても日本の伝統ロケット「龍勢」で知られる旧吉田町の山間で集落を貫く細い県道をたどると、そこは群馬県という場所(ただし、この県道は集落の先で土砂崩れのため通行止め)。
私が住むド田舎市からは車で下道を走って、約1時間半の道のり。ほぼ最短コースを取れるので意外に早く着く…といっても、途中で道を間違えそうになって道の駅を兼ねた「龍勢会館」のお姉さんに行き方を尋ねたんだがw
広い道から件の県道に入り、しばらくすると「福寿草自生地」の看板。そばには簡単な駐車場もこしらえてある。
その駐車場に車を止めて、近くのお宅の庭先を横切る形で福寿草が自生する斜面に上っていく。少し上ると、日当たりのよいやや急な斜面の所々に、可憐な福寿草が花をつけている。
ここの福寿草は在来種だそうだが、鮮やかな黄色が日の光に輝いて、とてもきれい。入れ替わり立ち代わり見物客が上ってくるが、みんな美しさに見とれてカメラを向けている。一角には節分草も咲いていて、こちらも見ごろ。地区の方が長年気を配って手入れされているようだ。駐車場と自生地入り口に募金箱があったので、心ばかりの額を入れてきた。家から少し車を走らせるだけで、こういう場所があるとは、埼玉県もなかなか奥が深い。
なお、ここは最寄りのバス停から30分ほど坂道を上ることになり、またバスの本数も1日4往復ほどしかないから、公共交通機関だけで出掛けるにはちょっと厳しいかもしれない。車でも道幅が狭い上見通しの悪いカーブが続く個所もあるから、十分ご注意を。足元も悪いので動きやすい靴で。ハイヒールで行ったりすると絶対後悔する。
そしてなにより、地元の方の厚意で見せていただいている場所だから、感謝の気持ちを忘れずに。
福寿草祭りは今度の土曜日。お天気だといいのだが。
2008年3月10日 7:11 AM
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