猿島阪東観音巡り(その15)

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3月30日、再び猿島阪東観音霊場(猿島坂東とも書く)の区切り打ちに出掛けてきた。引き続きの巡礼記である。

28番札所 延命院

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本日の打ち始めは28番札所の延命院さまから。タブレット端末のナビアプリが随分と遠回りのルートを示したが、途中で気づき事なきを得る。境内はかなり広く、奥まった場所に広い駐車スペースが取られていた。札所本尊は聖観音。

お堂の前に建てられた角塔婆は、気合の入った御影石造り。地元の並々ならぬ熱意が伝わってくるが、「12年ごとに石造りの角塔婆を建て替えるのだろうか…」との下世話な思いも頭をよぎる。

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展示物替わりということなのか、こちらには「穴蔵大師」なるものが祀られている。かつてはお寺近くの小高い場所に掘られた横穴にお大師様の石像が祀られていたようだが、河川工事の際に山が崩されてしまったという。境内に仮設の土盛りがなされ、そこに掘られた横穴に、当時のままのお大師様が祀られている。

境内には毘沙門堂もある。この地と関連の深い平将門ゆかりのものなのだろうか。
(茨城県坂東市神田山715=真言宗智山派)

新8番札所 妙音寺

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28番さんを出て、すぐ近くの新8番札所・妙音寺さまに向かう。御開帳に合わせて建て直されたのか観音堂は立って間もない趣きで、周囲のコンクリートも、いかにも打ち立てという感じだ。札所本尊は聖観音。

こちらが新8番を名乗ったのは戦後もだいぶ経ってからのようだ。本堂が休憩スペースとして開放されていたので、上がらせていただきご本尊の大日さまを拝んでからお寺を後にした。
(坂東市神田山727-1=真言宗豊山派)

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