小手三十三観音
仕事の関係で、福島県の中通り地区に出掛けてきた。川俣町で最後の用事を終え、帰宅すべく車のハンドルを握っていると、「小手十番札所」と書かれたお寺様の案内看板が見えてきた。
気になったので帰宅してから調べると、かつて「小手郷」と呼ばれていたこの地域に札所が点在する、観音さまの霊場のことのようである。お寺様や地域の方々が長年にわたって観音堂を守ってこられ、一部ではお納経も可能なようだ。川俣町周辺はかつて奈良・興福寺の荘園だったとする資料もあるが、観音霊場の存在と関係があるのだろうか。
気になるのは、先の震災による被害。全部の札所が巡礼可能な状態だと良いのだが…。
2013年7月30日 11:20 PM
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