猿島坂東三十三観音
お出かけ 寺社巡礼 日記 猿島坂東三十三観音 観音霊場 霊場巡礼
引き続き、猿島阪東観音(猿島坂東とも書く)の巡礼記録である。
掛所 納谷の観音堂

2番さんを出て、茨城県境町方面に車を走らせると、程なく鈴木貫太郎記念館がある。
掛所の一つ・納谷の観音堂はそのすぐ先だ。その奥には浄土宗光岳寺の境内が広がる。
目印の幟は他の札所のように赤色ではなく、白いものが立っているので見落とさないように注意が必要。入り口が狭く、マイカー巡礼の人は、貫太郎記念館の駐車場を借りた方がいいだろう。掛所本尊は十一面観音。納経所は堂内。
掛所というのは非公式の札所を指し、猿島阪東にはここを含め3カ所存在するようだ。札所で手に入るお仕着せの納経帳には朱印紙が入っていないので、御朱印を頂きたい人は別のお帳面を持っていく必要がある。
(千葉県野田市関宿台町=浄土宗)
3番札所 吉祥院

利根川を渡って、いよいよ茨城県に入る。いつも賑やかな「道の駅さかい」の脇に、3番札所の吉祥院さまへの案内看板が立つ。境町の中心市街地にあるお寺で、札所本尊は十一面観音。
お寺の前の通りは車の往来が結構激しいが、境内に入ると静かそのもの。お堂の前でしっかりとお勤めをさせていただいた。若住職様だろうか、御坊様がきびきびと働いておられていたのが印象に残る。
(境町新吉町974=真言宗豊山派)
2013年3月18日 11:02 PM |
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お出かけ 寺社巡礼 日記 猿島坂東三十三観音 観音霊場 霊場巡礼
心待ちにしていた猿島阪東観音霊場(猿島坂東とも呼ぶ)の巳歳総開帳が始まった。
初日は急用ができて昼過ぎには鴻巣の住まいに戻らなくてはいけなくなったが、午前中を活用して回れるだけお参りすることにした。
1番札所 福寿院

1番札所の福寿院さまは現在の千葉県野田市地籍、かつての関宿町にある。ずいぶん遠くに感じていたのだが、ナビに従って最短コースを走ると、車で1時間半強の道のりだ。
街道沿いにお寺があり、本堂に向かって左側にある観音堂に、札所本尊の十一面観音が祀られている。納経所も観音堂内にある。檀家の方が御朱印の対応をして下さったが、かなり手慣れた御様子。カラフルな御影もあり、ちょっと心が動く。
(千葉県野田市関宿台町350=真言宗豊山派)
2番札所 大悲院

2番札所の大悲院さまは1番さんの目と鼻の先にある。歩いてもほんの数分の距離。
鉄筋コンクリートのお洒落な伽藍が目を引く。札所本尊は聖観音。
納経所は本堂下のプレハブ。
初日ということもあるのだろうが、それにしてもすごい人出で驚く。東京や神奈川のナンバーを付けた車もあったが、みんな楽しみにしていたのだろうな…。
今回の巡礼はお写経を納めて回っている。納経所で写経の納め方を聞くと、御住職が出てこられ、「写経塔に納めるので500円必要」とのこと。見ると本堂へ上る階段の脇に石造の写経塔があり、そこへ納めるようだ。お写経を納めて回る人は、お釣りがないように準備した方がいいかもしれない。
(千葉市関宿台町309=浄土宗)
2013年3月17日 9:36 PM |
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日記 猿島坂東三十三観音
長いこと心待ちにしていた、茨城県と千葉県にまたがる猿島阪東観音霊場(猿島坂東とも呼ぶ)の巳歳総開帳が、17日から1カ月間にわたって行われる。
私も計画通り、17日から何回かに分けての区切り打ちでお参りさせていただく。
初日は用事ができて数カ寺のみのお参りになりそうだが、焦らずゆっくりお参りしてこようと思っている。
2013年3月16日 11:52 PM |
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日記 猿島坂東三十三観音
お待ちかねの猿島阪東観音(猿島坂東ともいう)の御開帳まで、あと数日。
気分がはやるばかりで、遠足を待ちわびる子どものようである。
巡礼の足となるマイカーはちょうど車検を済ませたところ。トラブルなく走ってくれると良いのだが…。
気になるのは巡礼中の空模様。一日のうちで寒暖の差が激しい日が続くようで、白衣の下に何を着ていくかで悩むことになりそうだ。
2013年3月14日 11:58 PM |
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日記 猿島坂東三十三観音
17日から始まる猿島阪東観音霊場(猿島坂東ともいう)の巳歳総開帳に合わせた形で開かれている、さしま郷土館ミューズの特別展「猿島阪東観音開帳記念 万蔵院寺宝展」の詳細が、同館公式サイトにて告知されている。
写真を見る限り、なかなか充実した展示のようで、見に行くのが楽しみになってきた。
展示は2期に分かれていて、後半になると展示品も増える由。さしま郷土館ミューズは12番・宝蔵院や番外・圓明院の近くになるようである。
2013年3月13日 11:52 PM |
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日記 猿島坂東三十三観音
17日から始まる、茨城県の猿島阪東観音霊場(猿島坂東とも呼ぶ)の巳歳総開帳まであと1週間ほど。他の携行品の支度は済んでいるので、お写経の準備などを少しずつ進める。
分けて頂いた納経帳には掛所の分の朱印紙がなく、念のため汎用のお帳面を持っていくことにした。
それにしても、悩ましいのは道順の組み立て。札番順に回る順打ちがいいのは分かっているが、あまりに遠回りになる個所がいくつかある。もうしばらく頭を悩ませることになりそうだ。
2013年3月8日 11:55 PM |
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日記 猿島坂東三十三観音
今日は土曜日だが、関わっている媒体の進行が遅れていて、午後3時過ぎまで仕事場に籠る。
帰宅してからは、17日から巳歳総開帳が始まる猿島阪東観音(猿島坂東観音ともいう)の回り方を、いろいろと考えてみた。
回る寺院・仏堂の数は、現時点の資料では正規番付が34カ所(16番が2カ所ある)、新番が2カ所、番外と掛所が3カ所ずつの合計42カ所。お接待をして下さる地域の方々とお話をするのもローカルの御開帳霊場巡りの楽しみだから、せわしなく回るのもどうかと思う。お勤めや札所間の移動を考えると1日10カ所ほどが限界。4回に分けての区切り打ちとなりそうだ。
わが家からの距離は、一番近い古河の札所で車で1時間半ほど。野田の関宿周辺にある1番札所などは、車で2時間半ほどかかる。一部は現地泊を考えた方が効率的かもしれない。
巡礼ルートを考えるのも、楽しみの一つである。
2013年3月2日 11:28 PM |
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日記 猿島坂東三十三観音

茨城県と千葉県にまたがって札所が広がる、猿島阪東観音霊場の総開帳まで、あと3週間。
時間が取れたので、お札元の17番札所の萬蔵院さまを訪ね、いろいろとお話を伺うとともに、納経帳やパンフレットを分けていただいた。
総開帳の要項は次の通りの由。
【開帳期間】平成25(2013)年3月17日(日曜日)~4月17日(水曜日)
【開帳時間】午前8時30分~午後5時
【納経料】専用納経帳(墨書きなし)200円、墨書きありの場合は300円
【頒布物】専用納経帳1000円、地図入り詳細パンフ100円
ガイドブック1000円(こちらに限り道の駅などでの扱いあり)
お納経だが、猿島坂東観音霊場の札所の中には地域で管理している在家堂・ムラ堂もあり、そちらでは墨書きができないこともある由で、墨書きがあらかじめ印刷されている専用の帳面の方が便利ではないかとのことである。同じ理由でお軸への納経も難しいだろう。
このほか、来月30日前後には中回向として、各地の札所でさまざまな催しが計画されている。
萬蔵院さまでは、来月30日に真言宗豊山派の「千響」による和太鼓演奏の奉納が行われるほか、来月9日からは開帳記念として坂東市の猿島資料館で寺宝展も行われるそうである。
札所は正規番付の33カ所に加え、番外や新番のほか「掛所」なども存在し、40カ所以上を回る必要がある。個人的にいろいろとお世話になっている豊山派のお寺も多く、気合を入れて回らなければならない。
取りあえず、持参するお写経の準備をしないと…。
<お断り>札所会では、霊場名称として「猿島阪東」の表記を使っています。ただ、「猿島坂東」のキーワードで検索してこのサイトにたどり着く方も非常に多いことを踏まえ、当サイトでは今後、「猿島坂東」「猿島阪東」の両表記を併存させて更新していきます。
2013年2月23日 11:05 PM |
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寺社巡礼 日記 猿島坂東三十三観音 霊場巡礼
茨城県の南部にある「猿島坂東三十三観音」の御開帳まで、あと1カ月ほど。
先日、このブログに寄せていただいたコメントの中にあった札元のお寺にお伺いして、いろいろ聞いてこなければと思っているのだが、このところ週末は仕事続きで、なかなか時間が取れない。
決まった干支の年の一定期間だけ御開帳を行うのは東日本独特の風習のようだが、特に猿島坂東の御開帳は、地区総出でいろいろなイベントを行うお祭り的な要素も強いと聞いている。昨年秋にお参りさせていただいた千葉の安房郡札観音もそういう要素が強く、これも関東のお土地柄だろうか。
何はともあれ、お参りが楽しみである。
2013年2月13日 11:50 PM |
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日記 猿島坂東三十三観音 観音霊場
8月5日のこのブログで取り上げた、茨城県にある「猿島坂東観音霊場」の御開帳の件、札所寺院様が丁寧なコメントを寄せていただいた。
そのコメントに出ていた、茨城新聞の記事をネットで見て驚いた。12年前の御開帳の人出は、何と4万人という。
観音開帳の準備着々 坂東、「多くの人を」宣伝に力 来年3月、12年ぶり
(茨城新聞=魚拓)
霊場会もでき、熱心に活動されている様子。来年の御開帳が楽しみである。
2012年10月16日 11:53 PM |
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