葛飾坂東観音巡礼記(7)

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前回の更新から間隔が空いてしまったが、葛飾坂東観音巡礼記の続きである。

28番札所 福智院

29番千手院さまから街道を東に進み、28番札所の福智院さまにお参りする。例によって御開帳を知らせる幟に従って進むと、駐車場の交通整理をする方が見えた。ネット情報の一部では開帳場所について異なる記載もあったようだが、札所本尊の十一面観世音菩薩を祀るお堂で御開帳が行われていた。

お堂のある地区では、今でもなお十九夜講や二十日講の伝統が続いているという。関東でこういった講が続いているのは珍しいのではないだろうか。
(真言宗豊山派 茨城県古河市稲宮1079=地図

番外札所 小久保堂

続いて車の進路を北に変え、番外札所の小久保堂さまに向かう。街道から延びる農道に案内の幟が立ち、お堂のある屋敷に巡礼者を導いている。

こちらの札所は個人が管理されており、お堂の名の「小久保」は持ち主の方の姓から取ったもの。古くから続く豪農の家系のようである。屋敷内の奥まった場所に小さなお堂があり、札所本尊である金銅仏の十一面観世音菩薩を祀っている。この観音様はここちらのお宅の守護仏であり、古河市の文化財に指定されている。

お納経とお接待は庭先で行われていた。管理者の方の娘さんかお孫さんなのだろうか、幼稚園くらいのかわいい女の子が、「ようこそお参りです」と挨拶しながらお茶を運んでいたのが印象に残る。
(真言宗豊山派 茨城県古河市上大野1489=地図

27番札所 真定院

小久保堂さまから27番札所の真定院さまに向かう番地は少し飛んでいるが距離はほんのわずかで、番外さんを出るとすぐ、27番の幟が見えてくる。

こちらは地区管理のお堂で、境内に入って右側の堂宇で御開帳が行われていた。札所本尊は十一面観世音菩薩である。
境内の奥にある建物では、おなじみの人形展示などが行われていた。校舎のような造りの建物だったが、境内に隣接して学校でもあったのだろうか。
(真言宗豊山派 茨城県古河市上大野1999=地図

26番札所 一乗院

いったん国道125号に戻り、幟を頼りに車を東に進めて26番札所の一乗院さまに向かう。かつての寺院跡地とおぼしき場所に地区のコミュニティー施設が建ち、その一角にある観音堂で御開帳が行われている。札所本尊は十一面観世音菩薩である。

お堂はやや古びた感じだが、御詠歌を記した扁額は取り付けられて間もない感じがした。今回の御開帳に合わせて整備したのだろうか。
(真言宗豊山派 茨城県古河市下片田364=地図

24番札所 円能寺

再び国道125号に戻り、諸川交差点を北に入って案内板の通りに進むと、24番札所の円能寺さまに着く。こちらは22番札所の宝蔵寺さまの末寺で、札所本尊は聖観世音菩薩。かつては安産の観音様として信仰を集めていたようだ。

こちらでは、2日目の巡礼で何度も見かけた方と再びご一緒する。お接待をされていた地域の方が、「国会議員の先生」だと問わず語りで教えてくれた。
(真言宗豊山派 茨城県古河市五部348=地図


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