日記

栃木県立博物館で仏像・仏画展

お出かけ 円空仏 日記

朝、何となく眠気が取れず部屋でごろごろしていると、一足早く目を覚まし新聞を読んでいた妻が、栃木県立博物館で開かれている仏像展で、今日の午後から展示解説が行われることを教えてくれた。現金なもので仏像展と聞くと体の怠さはどこへやら、着替えてお出掛けの準備である(妻は呆れていたに違いない)。

下野の仏像と仏画(栃木県立博物館公式サイト)

今日は県内で駅伝大会がある日だったので、ナビで迂回路を探しながら車を走らせる。考えることは皆同じのようで、普段だったら絶対込むはずのない道が渋滞する有り様だったが、何とか展示解説の時間に間に合った。
展示解説をしているのは、まだ若い学芸員の方。展示の銘版に添えられていたキャッチコピーが何となく斬新な感じがしたのも、これで納得。ユーモアを交えながらの解説は、なかなか面白かった。仕事の途中によく立ち寄るお寺が所蔵する立派な毘沙門天と吉祥天も出展されていたが、このお寺にこのような仏像があるとは知らなかった。展示解説には50人近くが参加していたが、県内ではこうした仏像展がなかなか開かれず、貴重な機会ということもあったのだろう。

開設の終了後は、様子を見守っていた年配の学芸員さんと今回は出展がなかった円空仏談義。私と同じく、県内での円空仏確認例があまりにも少ないことに疑問を感じておられたようで、私の暮らす街の寺院・仏堂をくまなく調査した折にも全く確認できなかったことを教えていただいた。

栃木と同じく、円空さまが幾たびとなく足跡を残している埼玉県内では、中山道沿いや日光街道沿いの各地で円空仏が残されている。この学芸員さんは、円空さまが県内では、日光街道でなく例幣使街道を利用したのではないかとの仮説を立てられていた。ならば、足利周辺での発見事例が目立つことは説明がつく。県内で円空仏を探すためには、円空さまがたどった足跡を確定するのが先決のようである。

【円空展】27日から福島県立美術館で

円空仏 日記

例によってあちこちのサイトを眺めていたら、偶然にもこんなサイトを見つけた。

飛騨の円空展 15年1月開幕(福島民友新聞社)

今月27日から4月5日まで、「福島民友新聞」の創刊120周年を記念して、福島県立美術館で円空展を開くのだという。
高山市の千光寺さまが所蔵するものを中心に100体ほどの円空仏を展示するようで、規模的には2年前のこの時期に東京国立博物館で開かれた円空展とほぼ同じ。新聞社の周年記念事業ということもあってか、主催者側の気合は十分のようだ。

福島市までは、車を使っても十分日帰りできる距離だし、時間を作って見に行こうと思う。

【御開帳情報】伊那・仲仙寺は4月18日~5月6日

お出かけ 寺社巡礼 御開帳情報 日記 観音霊場 霊場巡礼

長野県伊那市の西部にあり、「羽広観音」の愛称を持つ天台宗の古刹・仲仙寺で4月18日から5月6日まで、開創1200年を記念して御本尊の十一面観世音菩薩が特別開帳されます。

仲仙寺公式サイト

仲仙寺が開創1200年 4月に本尊秘仏を特別御開帳(長野日報)

地元紙の報道などによると、仲仙寺の定期開帳は60年ごとで本来ならば17年後になりますが、今年は開創1200年の節目の年に当たるため、特別に御開帳を行うことにしたようです。このお寺は信州三十三観音の22番札所や伊那諏訪八十八ケ所の1番札所を務めており、御開帳で地元の霊場に対する関心が高まるといいのですが。

ちなみに伊那諏訪八十八ケ所は御開帳霊場となっており、一部のサイトでは次回の御開帳は23年後の2038年と紹介されています。弘法大師霊場が御開帳霊場となっているのは、50年ごとに開帳される千葉県の安房八十八ケ所などと共に珍しい存在ではないでしょうか。その頃、私は生きているのだろうか…。

本年もよろしくお願い致します

日記

20150101_hitsuji

あけましておめでとうございます。

早いもので、当サイトも独自ドメインでの運用を始めてから9年目を迎えます。
昨年の反省に立ち、今年はできるだけ小まめにコンテンツの更新を行おうと考えています。
その第一歩というわけではありませんが、年末年始の空き時間を利用して、首都圏を中心とした御開帳の情報をできる限り「御開帳カレンダー」にまとめてみました。今後も引き続き情報の入手に努め随時更新してまいりますので、定期的にチェックしていただければ幸いです。

今年は未年ということで霊場の総開帳は少ないものと思われますが、春は善光寺の御開帳に加え高野山開創1200年関連の御開帳も予定されており、スケジュールの調整で頭を悩ませることになりそうです。できるだけ時間を作ってお参りしようと思っていますが、どうなるやら…。

本年も「新聞屋の道具箱」をよろしくお願い申し上げます。

「新聞屋の道具箱」管理人

皆様よいお年をお迎えください

日記

平成26年も残すところ1時間足らずとなりました。

今年は仕事周りなど公的な面でいろいろと環境の変化があり、コンテンツの更新が滞りがちになったのが悔やまれる部分です。いくつかの宿題は来年に持ち越しとなりました。春には各地で観音霊場の御開帳が行われましたが、お参りできたのは自宅近くの霊場に留まりました。12年後(私は還暦を迎える)にまたお参りできるだろうかと、若干気をもんでいます。来年のことを心配するのが先決のような気もしますが…。

何はともあれ、当サイトの今年のコンテンツ更新はこれで打ち止めとさせていただきます。
皆様よいお年をお迎えください。

 

【御開帳情報】上総国薬師霊場は5月8日~6月8日

上総三十四薬師 寺社巡礼 日記 薬師霊場 霊場巡礼

千葉県の房総半島北部をエリアとする「上総国三十四薬師霊場」で、来年(2015年)5月8日から6月8日までの1カ月間にわたり、中開帳が行われます。
上総国薬師霊場公式サイトの「研修会」報告の欄にて、開帳日程が記されています。

第3回 上総国薬師如来霊場巡拝研修会

この霊場は首都圏の薬師霊場の例にならって寅年に本開帳を行っていますが、12年ごとの本開帳だけでは間隔が空きすぎるということで半開帳に踏み切った由です。首都圏では、房総半島の南部をエリアとする「安房四十八薬師」が寅年に本開帳を行うほか申年に半開帳を行っていますが、他の地域で薬師霊場の半開帳は耳にしたことがありません。房総地域の薬師信仰の篤さがしのばれます。

大型連休を外しての開帳となりますが、何とか予定のやりくりを付けて回ってこようと思っています。

【御開帳情報】銚子・常世田薬師は1月8日

御開帳情報 日記

昨年もこの時期にお知らせしましたが、千葉県銚子市にある常灯寺(通称・常世田薬師)で来月8日の午前7時30分から正午まで、御本尊の木造薬師如来像が開帳されます。常世田薬師の御開帳は毎年1月8日の年1回限りです。

常灯寺再灯物語り(銚子市生涯学習サイト)

本堂は来年度末までの工期で解体修理が続いているようですが、御開帳は昨年同様に平常通りとのことで、ありがたい限りです。
所在地の略図を添えておきます。

【豊島霊場案内書】年末年始はアマゾンの在庫補充が遅れます

お知らせ 日記 豊島八十八カ所

今年も残りわずかとなりました。

先日、拙著『お大師様と共にあゆむ 豊島八十八ケ所巡礼』を扱っていただいているアマゾンドットコムから、「今月27日から来月4日まで発注業務を休む」旨の連絡がありました。

年末年始にアマゾンで欠品が発生した場合、在庫補充が完了するのは早くても1月8日ごろになります。年末年始にお急ぎでご注文の場合は、できる限り当サイトの「お問い合わせ」コーナーのメールフォームをご利用いただきますようお願い申し上げます。なお、当サイトからご注文の分については、年末年始もできるだけ迅速に対応させていただきます。

皆様にはご迷惑をおかけし恐縮ですが、何卒ご理解のほどお願い申し上げます。

「新聞屋の道具箱」管理人

「祈りの道へ」展に出かけてきました

お出かけ 四国八十八ケ所 弘法大師霊場 日記

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先日の当ブログでもお知らせした、多摩美術大学美術館で開催中の「祈りの道へ」展に出かけてきた。

小田急・京王両線の多摩センター駅近くにある美術館を訪ねた時は結構な雨降りだったが、館内はかなりの人出。貴重な展示が多いということもあるのだろうか、ガードマンの姿も目立つ。

展示室に入ってすぐの場所に展示されていたのは、四国22番・平等寺さまに奉納された「箱車」。足の悪いお子さんをこの箱車に乗せ、お父さんが車を引いての遍路の途中、平等寺さまで祈願を続けていると次第に回復し、松葉づえを使って歩くことができるまでに回復したことから、この箱車をお寺に奉納したのだという。箱車にはその経緯を記した板が打ち付けられていて、今でもかすかに残る墨跡からその歴史をしのぶことができる。

他にも37番岩本寺さまの懸仏など、貴重な展示がいっぱい。会期は来月18日までだが、お遍路に興味のある人にとって、一見の価値は十分すぎるほどあると思う。図録もかなり立派なものが用意されている。

【江戸六地蔵】巣鴨・真性寺で記念展

お出かけ 地蔵霊場 寺社巡礼 日記 霊場巡礼

江戸六地蔵

拙著『お大師様と共にあゆむ 豊島八十八ケ所巡礼』刊行の折、御住職様には大変お世話になった巣鴨の真性寺様で、「江戸六地蔵尊」の開眼300年を記念した展示会が開かれていると聞き、昼休みに出かけてきた。実は今の仕事場は巣鴨で、真性寺様までは歩いて数分の近さなのだ。

展示会は、法話の場や参拝者の休憩所として使われている阿弥陀堂で開かれている。六地蔵尊のうち現存する5体の写真のほか、こちらのお寺に祀られている第三番の御地蔵様の修理の模様を記録した写真や、百万遍法要で用いられる大念珠の実物が展示されているなど、なかなか興味深い内容。スタッフの方が常駐していて、いろいろ説明してくれるのもありがたい。

展示は7日までで、会場は午前10時から午後4時まで。6日の土曜日には、お寺の講堂でシンポジウムも開かれるという。

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