日記

あけましておめでとうございます

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あけましておめでとうございます。
本業が忙しくなかなか更新できない状況が続いていますが、できる限り情報を発信していきたいと思います。

本年も『新聞屋の道具箱』をよろしくお願いいたします。

管理人 敬白

【安房国札観音】開帳は再度延期に

お出かけ 安房国札三十四観音 日記 観音霊場

千葉県南部の館山・南房総両市に札所が広がる「安房(国札)観音霊場」は、通例は丑年に本開帳、午年に半開帳が行われ、丑年に当たる昨年(2021年)は本開帳が行われる予定でしたが、コロナ禍の為に今年に延期されていました。
霊場会の公式サイトによれば、昨今の感染拡大を受け、安房国札観音の本開帳を来年に再度延期するとのことです。

丑歳御開帳「安房国札観音霊場御開帳」開催延期のお知らせ

一方、この春は安房国札と同様の理由で開帳が1年先送りされた神奈川の三浦観音霊場や、さいたま市周辺の足立十二薬師(南・北とも)など各地で観音霊場や薬師霊場の開帳が予定されています。こちらの動向も気掛かりです。

足立十二薬師(東)の札所案内

お出かけ 寺社巡礼 日記 薬師霊場 足立十二薬師 霊場巡礼

来年は寅年。お薬師様の御開帳が各地で行われ、通例ならばさいたま市とその周辺で2つ存在する薬師霊場でも御開帳が行われる。

このうち旧中山道から東側に広がる「足立十二薬師(東)」には霊場一覧のような資料が少なかったのだが、地域の信心深い篤志家の方が、札所案内図を作り、WEBで公開していることを知った。
そのURLはこちらです。

さいたま市内の薬師霊場は両方とも在家の方がお札元と伺っており、情報が少ないのが現実。
こういう資料は、本当にありがたい。

コロナ禍をはじめ様々な問題がある中、御開帳の実施を願わずにはいられない。

見送りの際の不思議な御縁

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老人施設に入っていた父が亡くなった。86歳。心肺機能が低下し酸素吸入を行っていると施設の方から連絡を頂いてから、10日ほどで他界してしまった。

父の兄弟で健在な方は無く、親類も遠方かつ高齢な方ばかりで、コロナ禍のこともあり、見送りは私、妻、弟の3人だけにさせて頂いた。お葬式もごく簡単な形とし、諸般の事情(土地柄によるもの)で、お坊様の手配も葬儀社様に一切をお任せした。

葬儀の当日にお経を上げに来て下さったのは、何と私の高校時代の恩師である、丸茂湛祥先生の御子息の方。葬儀社の方から「本蔵寺の…」とご紹介を頂き、「丸茂先生には大変お世話になりまして…」とあいさつさせて頂いた。聞けば、昨年の秋に丸茂先生はお亡くなりになったとのこと。

丸茂先生は京大の哲学科を卒業された後に、県立高校の国語教員となられる一方で、実家のお寺と保育園を継ぎ、日本画家や戯曲の執筆などでも活躍され、地元富士市の文化財行政にも深く関わり、宗派の要職も務めるなど、文字通り八面六臂の活躍をされた方。特に宗教芸術に関しては宗派を超えて造詣が深く、富士市内で浅間信仰関係の絵画や彫像などの調査が進んだのは、丸茂先生の尽力が大きい。
丸茂先生の人柄は、下記の地元紙記者から市会議員になられた方のブログに詳しい。
http://blog.unno-kouenkai.com/?eid=1584676

父の見送りの時に再び結ばれた、不思議な御縁。
近々に丸茂先生のお寺をお訪ねし、手を合わせてこようと思う。
不肖の教え子の代表例のような私だが、先生はどのように声をかけてくれるのだろうか…。

【豊島霊場案内書】札所寺院様での取り扱いをご利用ください

お出かけ お知らせ 寺社巡礼 弘法大師霊場 日記 豊島八十八カ所 霊場巡礼

世相を反映しているのか、最近はアマゾンにて拙著『お大師様と共にあゆむ 豊島八十八ケ所巡礼』をお求めいただく方が増えています。アマゾンでは最小の在庫しか置いて頂けない関係上、ご不便をおかけすることも多く、申し訳なく思っております。

拙著をお求めの方で東京近郊に在住・お勤めの方は、下記札所寺院様にてもお取り扱い頂いておりますので、ぜひこちらをご利用ください。

・1番札所 安養院様
・76番札所 金剛院様

なお、札所寺院様にてお求めの際は、必ず事前に電話での確認をお願い致します。

良いお年をお迎えください

日記

今年も残すところあと4時間ほど。
仕事の多忙化にコロナ禍が重なり、計画していたお参りもほとんどが実行できず仕舞いの1年だった。

コロナ禍を通じて見えてきたのは、「専門家」とか「学識者」と呼ばれる方々の知見の多くが、実は非常に浅薄だったり、妙なベクトルを向いていたりすることではなかったのか。組版工場で親子ほど年の離れた職人さんから怒鳴られっ放しだったヨチヨチ整理記者時代、大先輩から「本物を見なさい」と口を酸っぱくして言われ続けたことの重みを、改めて実感している。

来る年は、先人の言葉の重さを嚙み締めつつ、「本質は何か」を問い続ける年にしたいと思っている。

皆様良いお年をお迎えください。
普段通りにお参りにできる日が、少しでも早く訪れますように。

コロナ禍の影響ここにも…

わが町 日記 街で見かけたもの

御開帳が中止になった観音堂

今日8月30日は、今月の最終日曜日。通例ならば、夕方に夏祭りを兼ねて町内の観音堂で御開扉が行われる。

ただ今年は直前になっても町内に告知がなく、散歩ついでに観音堂を訪れてみると、写真のような状況。
コロナ禍対策で「三密」を避けるため、夏祭りともども御開帳は中止となった由である。

せめてもと、お堂の前で御本尊の千手観音様の御真言を唱えながら、コロナ禍の収束と自身の健康をお祈りしてきたが、来年は御開帳を行えるのだろうか…。

専門書店にも時代の波が…

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拙著『お大師様と共にあゆむ 豊島八十八ケ所巡礼』をリアル書店で唯一扱って頂いている、「中山書房仏書林」様から手紙が届いた。開封して目を通すと、店舗・事務所の移転を機に店売りをやめ、ネット通販専業になる旨の御挨拶が丁重に認められている。

新たな事務所の所在地から、どのような事情なのかは何となく垣間見ることができるが、専門書店がネット専業になるのも、時代の流れなのだろうか。

コロナ禍で円空仏祭は中止

円空仏 御開帳情報 日記

埼玉・春日部市にある小渕観音院様で5月の大型連休に毎年行われている、「円空仏祭」の御開帳が、今年はコロナウイルス禍のため中止となることが決まった。

https://www.kannonin.com/

毎年のことなので私も含めて楽しみにしている人も多かった筈だが、いわゆる「三密」を回避しながらの御開帳は実際上難しく、やむを得ない。

観音院様の公式サイトでは、延期による開催に含みを持たせている。ただ、こちらの円空仏は通常は埼玉県立博物館に寄託されていて、御開帳時に「里帰り」する仕組みだったはず。コロナ禍が収束した後に御開帳ができるかどうかは、埼玉県博の意向次第ということなのだろうか。

明けましておめでとうございます

日記

明けましておめでとうございます。

早いもので、当サイトも開設以来14回目のお正月を迎えることができました。
本年も、僅かずつではありますが更新を心掛けて参ります。

『新聞屋の道具箱』を今年もよろしくお願い申し上げます。

管理人 敬白

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