観音信仰展やっと全部訪問・・・

坂東三十三観音 日記 観音霊場 霊場巡礼

先日の雪があちこちに残っているが、祝日に当たる11日は良いお天気の一日。予定通り、嵐山(らんざん)町にある埼玉県立嵐山史跡の博物館で開かれている企画展「観音霊場と武士」を見るべく、マイカーを嵐山町へ走らせる。

企画展の期間中だが、入場料金は通常の大人100円で良いという。ちなみに、JAFの会員証を見せれば団体料金の60円で入場できる。

どちらかというとコンパクトな建物なのだが、展示スペースのほとんどが企画展関連に充てられていて、気合が入っていることがうかがえる。展示内容は観音信仰と霊場の歴史に内容を絞ってあって、各会場の中で一番分かりやすいのではないだろうか。県内の坂東札所と武士との関わりも平易にまとめてあった。秩父霊場の札所の変遷についてもきちんと解説されており、配布されている印刷物は貴重な資料といえる。

残る会期はわずかだが、14日には隣接する女性教育会館で、「観音霊場と武士たち~武蔵・相模の武士を中心に」と題した東海大学の落合義明教授による講演会も行われる。好評のようで、館内には定員を当初の100人から500人に増やした旨の掲示がしてあった。出来れば行きたいのだが、金曜日は仕事のやりくりがつかない。残念なことである。

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