御朱印
お出かけ 寺社巡礼 弘法大師霊場 御府内八十八カ所 御朱印 日記 霊場巡礼
一日中好天という天気予報を信じ、久しぶりに御府内のお参りに出掛けてきた。早稲田・小石川周辺の8カ寺を回る。
午後、茗荷谷の地下鉄丸ノ内線車庫の近くにあるお札所を訪れると、お寺のワンちゃんが元気よくお出迎え。
こちらはワンコのお出迎えには慣れっこ。何とか手懐けようとすると、御住職の奥さまに本堂でお勤めするよう勧められる。
ここの札所はちょっと特殊な造りで、本堂と言っても襖越しに寺務所がある。お勤めを始めると犬の鳴き声がしなくなったので、どこかに連れて行ったとばかり思っていたのだが…。御朱印を頂き、奥さまと雑談をしているとびっくり。例のワンコは、襖の前で私のお勤めをしっかりと聞いていたらしい。
何でもこのワンちゃん、本堂で読経が始まると必ず吠え出すらしく、今回のような振る舞いは極めて珍しいそうで・・・。「住職が帰ってきたら、こんな珍しいことがあったと話しておきます」と、奥さまは笑っておられた。
いかにも「寺犬」という感じの、賢そうな柴犬だったが、私の勤行をどのように思いながら聞いていたのだろうか。
ソフトバンクのお父さんみたいに人間の言葉を話せたら、「ご本尊のお地蔵さまの前で、へたくそな勤行しているんじゃねえぞ、ゴルア(゚Д゚)」とか言われそうな気もするのだが。
2011年4月30日 11:17 PM |
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お出かけ 寺社巡礼 弘法大師霊場 御府内八十八カ所 御朱印 日記 霊場巡礼
20番の鏡照院を出たのは、午後3時過ぎのこと。頑張ってもう1カ寺回ることにして、三田の明王院を訪ねる。
こちらは三田の寺町の一角にあるお寺。私は桜田通りをひたすら歩いて行ったが、地下鉄だと白金高輪駅が最寄り。駅から桜田通りを芝方面に歩き、「幽霊坂」の道しるべに従って坂を上がり、「おしろい地蔵」で有名な玉鳳寺のの角を曲がると、谷側に明王院の山門がある。
明王院は真言宗豊山派のお寺で、平安末期の創建という。本尊は院号の通り不動明王。弘法大師自ら筆を執ったと伝えられる、鼠心経を寺宝としている。
こちらのお坊さんは、新小岩のスタンドバーで毎月開かれている「声明ライブ」にレギュラー出演されていて、その世界では有名なお方だ。
2011年4月2日 7:03 AM |
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お出かけ 寺社巡礼 弘法大師霊場 御府内八十八カ所 御朱印 日記 霊場巡礼
午後3時近くになり日が傾いてきたが、頑張ってもう少し回る。
札所20番の鏡照院は、真福寺から慈恵医大方面に向かって5分ほどの場所にある、真言宗智山派のお寺である。慶長年間に、現在の茨城県笠間市から本尊の不動明王を当地に移し、寺を開いたと伝えられている。
かつては真福寺に隣接して建っていたようだが、現在は愛宕通りから入った路地の角にあり、地図を持参しないと分かりづらい場所にある。1階が本堂で2階以上が庫裏という、都心部の寺院で最近よく見かける造りだ。
納経をお願いすると、「今日はやたらお参りの人が多い。何かあったの?」と聞かれる。道中で特に御府内遍路の人は見かけなかったのだが、イベントでも行われていたのだろうか。謎だ。
(2010年12月10日巡礼)
2011年3月30日 9:10 PM |
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お出かけ 寺社巡礼 弘法大師霊場 御府内八十八カ所 御朱印 日記 豊島八十八カ所 霊場巡礼
成増にある豊島77番の青蓮寺だが、最近になり住職が変わり、本蓮沼にある豊島35番・南蔵院の兼帯寺となった。
かつて庫裏があった場所にモダンな客殿兼寺務所が建ち、納経はこちらでの対応となる。納経所には曜日にかかわらず日中は管理人さんがおられ朱印などの対応をして下さるが、直書きや日付を記す必要がある場合は、南蔵院へ出向かなければいけないケースもあるようだ。
納経所の対応は非常に手慣れた感じだったが、豊島の巡礼や、高野山別院バージョン以外の納経帳で御府内を回る場合は、注意した方がいいと思う。
(2011年2月26日記す)
2011年2月26日 10:47 PM |
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お出かけ 寺社巡礼 弘法大師霊場 御府内八十八カ所 御朱印 日記 霊場巡礼
久しぶりに、御府内八十八ケ所巡礼記の続き。
34番三念寺から水道橋に出て、地下鉄三田線で芝公園へ。愛宕山の麓にある67番真福寺へは、慈恵医大のそばを通って歩いて10分足らずだ。
愛宕山下の交差点際に立つ伽藍は、オフィスビルのような建物。改築の際にこのような形式になったらしい。
真福寺は薬師如来を本尊としており、「愛宕のお薬師さん」と知られ近隣からの信仰が厚かった。近年では真言宗智山派の東京宗務支所としての機能が強くなっており、寺号を刻んだ石碑にも「智積院東京別院」と記されている。
このため、納経は平日限定なので注意が必要だ。納経所は普通のオフィスのような感じだが、お茶を出していただくなど対応は丁寧そのもの。
豊島霊場には智山派のお寺が多いこともあり、拙著を寄贈させていただいた。
(2010年12月10日巡礼)
2011年2月19日 11:54 PM |
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お出かけ 寺社巡礼 弘法大師霊場 御府内八十八カ所 御朱印 日記 霊場巡礼
圓満寺から本郷方面に進み、札所34番の三念寺へ。ゆっくり歩いても10分かからない距離だ。
敷地いっぱいに、鉄筋コンクリート3階建の瀟洒な伽藍がそびえている。墓地は別の場所にあるのだろう。
訪ねた時は、生憎とお通夜の準備中。門前で簡単にお勤めをして、納経を済ませた。
近いうちに再度お伺いして、きちんとお参りしないと。
そういう事情なので、写真もなしである。
(2010年12月10日巡礼)
2011年1月10日 10:10 PM |
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お出かけ 寺社巡礼 御府内八十八カ所 御朱印 日記 霊場巡礼
御府内のお参りやら何やらで、今日は深川方面に外出。
途中で立ち寄った深川不動堂は、参拝の人で境内は長い列。正月も9日なんだけど…。今の社会状況を表しているんだろうか。
参拝記はまた後日。
2011年1月9日 11:57 PM |
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お出かけ 寺社巡礼 弘法大師霊場 御府内八十八カ所 御朱印 日記 霊場巡礼
17日のブログの続き。
28番霊雲寺にお参りしてから、札所32番の圓満寺に向かう。
本郷通り沿い、ホテル「東京ガーデンパレス」の近くにある「おむろビル」の8階と9階に、札所32番の圓満寺がある。
勘の鋭い人はビルの名前でピンと来ただろうが、圓満寺は真言宗御室派の寺院で、写真の看板にもあるように、本山である仁和寺の東京出張所という位置づけ。本尊は不動明王と十一面観世音菩薩。
徳川6代将軍・家宣の帰依を受け、穀物を絶ち木の実や山菜のみを食べる修行をした、木食上人義高(覚海)により宝永7(1710)年に江戸に開かれた。このため、圓満寺を「湯島の木食寺」と呼ぶことがある。
かつては堂々たる伽藍を誇った寺院だったようだが、震災や戦災に遭い、昭和53(1978)年に現在のビル型建築となった。
駐車場横の入り口からビルに入り、8階の納経所に赴くと玄関の脇に書き置きの朱印が置いてある。お留守のようで、その前で簡単にお勤めをして、納経料を箱に入れてから書き置き朱印を1枚頂く。
後日、改めてお参りすることにした。
(2010年12月10日巡礼 東京都文京区湯島1-6-2=地図はこちら)
2010年12月20日 11:20 PM |
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お出かけ 寺社巡礼 弘法大師霊場 御府内八十八カ所 御朱印 日記 霊場巡礼
先週の金曜日(10日)は、ちょっと用務で都内を回る。それに併せて、久しぶりに御府内八十八ケ所にお参りすることにした。
御府内霊場には、お寺さんの事情で平日しかお参りできない札所があり、今回はそういう札所を含めて回ろうという目論見である。
国電を御茶ノ水で降り、聖橋から北に進んで札所28番の霊雲寺を目指す。拙著『お大師様と共にあゆむ 豊島八十八ケ所巡礼』を扱って頂いている、中山書房さまのすぐ近くだ。
御茶ノ水駅からは歩いて10分足らずだが、地下鉄の便が良ければ千代田線の湯島駅が一番便利だ。
こちらのお寺は真言宗霊雲寺派の総本山に当たる寺院。本尊は両部大日如来。徳川5代将軍綱吉の信頼が厚かった浄厳和尚の手で、元禄4(1691)年に幕府の祈願寺として開かれた。
納経所がちょっと分かりにくいが、本堂左手奥にある玄関を見つけ、そちらで御朱印を頂く。
豊島霊場の札所にも霊雲寺派の寺院があることから、拙著を奉納させていただいた。
(2010年12月10日巡礼=霊雲寺公式サイトはこちら)
2010年12月17日 11:41 PM |
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お出かけ 寺社巡礼 弘法大師霊場 御府内八十八カ所 御朱印 日記 霊場巡礼
21日の日曜日は、御府内巡礼の続きに出掛ける。遠くの札所をできるだけ早めに回るべく、今回は日野にある札所25番の長楽寺にお参り。真言宗豊山派のお寺で、本尊は不動明王。
御府内というだけにすべての札所が23区内にあるような気がするが、実は東京23区の外にも2つの札所がある。一つはここ25番で、もう一つは秦野の大山神社近くにある77番仏乗院だ。
モノレールや京王線の多摩動物公園駅から、モノレールの線路沿いに緩やかな坂道を下り、動物公園の正門を過ぎると、すぐに長楽寺への入り口。本堂までは九十九折りの急坂が続く。
長楽寺は今から400年近く前の開基で、戦前まではかつて角筈村と呼ばれた、西新宿のオペラシティがある場所にお寺があった。戦災に遭ったため、昭和34(1959)年に現在の日野市に移り、境内の整備を重ねて現在の姿になっている。
納経所の前に大師堂があり、御府内の巡礼はここでお参り。納経に伺うと、「本堂の上に観音霊場があるので、そちらもぜひお参りしてほしい」とのことで、鍵を開けていただいて観音様を訪ねた。
檀家からの寄進だろうか、石仏の観音像が百体以上並ぶ姿は圧巻。観音様にお参りを済ませ、近くにあったベンチに腰掛けてお接待に頂いたミカンを頬張る。お寺でとれたミカンの由で、程よく酸味が抜けていい味になっていた。
残りは家に持ち帰り、一旦お供えしてから食べることにした。
大きな観音像の裏側には、「施工監理直営」とある。移転当時はご住職自ら重機を操って整備されたそうで、今日の姿になるまでの御苦労は相当なものがあったのではないだろうか。
参道はちょっとした「遍路ころがし」の趣きだが、先人のご努力に感謝しながら上りたいものである。
ガイドブックにはあまり触れられていないようだが、ここ長楽寺は月曜日はお休み(祝日や振替休日の場合は火曜日)。お参りや納経はできないので、皆さんご注意を。
(2010年11月21日巡礼=東京都日野市程久保8-49-1、地図はこちら)
2010年11月22日 11:58 PM |
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