御朱印

【御府内八十八ケ所】札所32番 圓満寺

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17日のブログの続き。

28番霊雲寺にお参りしてから、札所32番の圓満寺に向かう。
本郷通り沿い、ホテル「東京ガーデンパレス」の近くにある「おむろビル」の8階と9階に、札所32番の圓満寺がある。

勘の鋭い人はビルの名前でピンと来ただろうが、圓満寺は真言宗御室派の寺院で、写真の看板にもあるように、本山である仁和寺の東京出張所という位置づけ。本尊は不動明王と十一面観世音菩薩。
徳川6代将軍・家宣の帰依を受け、穀物を絶ち木の実や山菜のみを食べる修行をした、木食上人義高(覚海)により宝永7(1710)年に江戸に開かれた。このため、圓満寺を「湯島の木食寺」と呼ぶことがある。

かつては堂々たる伽藍を誇った寺院だったようだが、震災や戦災に遭い、昭和53(1978)年に現在のビル型建築となった。

駐車場横の入り口からビルに入り、8階の納経所に赴くと玄関の脇に書き置きの朱印が置いてある。お留守のようで、その前で簡単にお勤めをして、納経料を箱に入れてから書き置き朱印を1枚頂く。
後日、改めてお参りすることにした。
(2010年12月10日巡礼 東京都文京区湯島1-6-2=地図はこちら

【御府内八十八ケ所】札所28番 霊雲寺

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先週の金曜日(10日)は、ちょっと用務で都内を回る。それに併せて、久しぶりに御府内八十八ケ所にお参りすることにした。
御府内霊場には、お寺さんの事情で平日しかお参りできない札所があり、今回はそういう札所を含めて回ろうという目論見である。

国電を御茶ノ水で降り、聖橋から北に進んで札所28番の霊雲寺を目指す。拙著『お大師様と共にあゆむ 豊島八十八ケ所巡礼』を扱って頂いている、中山書房さまのすぐ近くだ。
御茶ノ水駅からは歩いて10分足らずだが、地下鉄の便が良ければ千代田線の湯島駅が一番便利だ。

こちらのお寺は真言宗霊雲寺派の総本山に当たる寺院。本尊は両部大日如来。徳川5代将軍綱吉の信頼が厚かった浄厳和尚の手で、元禄4(1691)年に幕府の祈願寺として開かれた。

納経所がちょっと分かりにくいが、本堂左手奥にある玄関を見つけ、そちらで御朱印を頂く。
豊島霊場の札所にも霊雲寺派の寺院があることから、拙著を奉納させていただいた。

(2010年12月10日巡礼=霊雲寺公式サイトはこちら

【御府内八十八ケ所】札所25番 長楽寺

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21日の日曜日は、御府内巡礼の続きに出掛ける。遠くの札所をできるだけ早めに回るべく、今回は日野にある札所25番の長楽寺にお参り。真言宗豊山派のお寺で、本尊は不動明王。
御府内というだけにすべての札所が23区内にあるような気がするが、実は東京23区の外にも2つの札所がある。一つはここ25番で、もう一つは秦野の大山神社近くにある77番仏乗院だ。

モノレールや京王線の多摩動物公園駅から、モノレールの線路沿いに緩やかな坂道を下り、動物公園の正門を過ぎると、すぐに長楽寺への入り口。本堂までは九十九折りの急坂が続く。

長楽寺は今から400年近く前の開基で、戦前まではかつて角筈村と呼ばれた、西新宿のオペラシティがある場所にお寺があった。戦災に遭ったため、昭和34(1959)年に現在の日野市に移り、境内の整備を重ねて現在の姿になっている。
納経所の前に大師堂があり、御府内の巡礼はここでお参り。納経に伺うと、「本堂の上に観音霊場があるので、そちらもぜひお参りしてほしい」とのことで、鍵を開けていただいて観音様を訪ねた。
檀家からの寄進だろうか、石仏の観音像が百体以上並ぶ姿は圧巻。観音様にお参りを済ませ、近くにあったベンチに腰掛けてお接待に頂いたミカンを頬張る。お寺でとれたミカンの由で、程よく酸味が抜けていい味になっていた。
残りは家に持ち帰り、一旦お供えしてから食べることにした。

大きな観音像の裏側には、「施工監理直営」とある。移転当時はご住職自ら重機を操って整備されたそうで、今日の姿になるまでの御苦労は相当なものがあったのではないだろうか。
参道はちょっとした「遍路ころがし」の趣きだが、先人のご努力に感謝しながら上りたいものである。

ガイドブックにはあまり触れられていないようだが、ここ長楽寺は月曜日はお休み(祝日や振替休日の場合は火曜日)。お参りや納経はできないので、皆さんご注意を。
(2010年11月21日巡礼=東京都日野市程久保8-49-1、地図はこちら

写経の手本がようやく完成

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御府内八十八ケ所の巡礼時に納めるお写経の手本が、ようやく完成。
理趣経の「百字の偈」にしたが、何とかA4サイズの用紙に収まった。
屁垂れのリアル管理人向けでもあり、当然のようになぞり書き仕様である。

早速お写経を始めてこの週末にもいくつかの札所にお参りしたいのだが、土曜日は生憎と雨の予報。
どうしたものか…。

出来上がった手本は当サイトで公開しようとも思っているが、そこは当管理人のやること。
気長にお待ちをw

【御府内八十八カ所】札所1番 高野山東京別院

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御府内1番札所の標柱
豊島八十八カ所巡礼を結願してから、もうすぐ1年。いろいろな方のお勧めもあって、御府内八十八カ所の巡礼を発願した。
調べてみると「難所寺」「鬼門寺」とされる寺院もあるようだが、まあ何とかなるだろう。

都内の弘法大師霊場の例に漏れず、御府内霊場も札番が複雑に入り組んでいる。なので、1番と88番だけは番号順に回り、ほかは巡礼しやすいルートでお参りする、豊島霊場にお参りした時と同じ方法を採ることにした。
日曜日は都内に出る用事が重なっていたので、それに併せて高輪にある1番札所の高野山東京別院へ。真言宗のお寺では「別院」「東京別院」などと略されることが多いお寺だ。

五反田駅から都バスに乗り、高輪警察署前で降りると山門は目の前。1時間に1本しかないバスにすぐ乗れたのは、幸先が良い。
こちらは、行事や法事の時以外は、本堂の内陣に上がってお参りができる。久しぶりの「四国の勤行集フルコース」に、ちょっと緊張しながらお勤めをした。

御府内は専用納経帳で回った方が何かと便利なようで、寺務所で1冊分けていただく。納経料込で3000円。
札所には豊島との兼務も多く、拙著を寄贈させていただいた。
(東京都港区高輪3-15-18=2010年11月7日巡礼)

→高野山東京別院公式HPはこちら

来年はお地蔵様の御開帳

三浦三十八地蔵 地蔵霊場 寺社巡礼 御朱印 日記 霊場巡礼

まだ10月だし、来年のことを書くと鬼に笑われそうだが…。
平成23年は卯年。各地の地蔵霊場で御開帳がある。

関東地方では、神奈川県の三浦地蔵尊霊場などで本開帳となる。
三浦霊場の御開帳は4/24~5/24の由。

24番札所の延命寺ホムペに案内が出ている。
http://zushidaishi.jp/index.php?id=9

備忘を兼ねてアップだw

知恵が授かるかな?

お出かけ 寺社巡礼 御朱印 日記

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連休中ずっとヒキ生活なのは如何なものかと思い、午後は我が家から程近い熊谷の文殊寺へお参り。
立正大学に隣接しているが、こちらは曹洞宗の寺院。そういえば上岡の観音様(馬頭尊を祀る)も同じ宗派だが、この辺は曹洞宗が強いのだろうか。
ちなみに少し下った我が家周辺では新義系の真言宗が多い。

聖徳太子ゆかりの文殊菩薩を祀るお寺で、境内のいたるところに志望校合格を願う絵馬が下がっている。
私も一生懸命お参りしてきたが、いまさら知恵が授かるかな…。

方丈さまがお留守とのことで、ご朱印は書き置きを頂いた。

足立十二薬師(尾間木地区)巡り

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先日の当ブログにコメントを寄せていただいた、足立十二薬師11番の世話人の方からの情報で、同じさいたま市の尾間木地区周辺にある、十二薬師にもお参りしてきた。こちらは8日から12日までの御開帳だった。

札所の一覧と地図は下記の通り。

札番 札所名 所在地
1番 三室宿
文殊(三宝)薬師堂
さいたま市緑区三室1956
2番 馬場 東漸寺 埼玉県さいたま市緑区馬場1丁目3
3番 宿 報恩寺 さいたま市緑区三室2601-3
4番 瀬ヶ崎 東泉寺 さいたま市浦和区瀬ヶ崎2-15-3
5番 本太
金井(元町)薬師堂
さいたま市浦和区元町2丁目10
6番 大谷場 法性寺 さいたま市南区南本町2-13-4
7番 前地 薬師堂

さいたま市浦和区前地1丁目7

特番 太田窪 守光院 さいたま市南区太田窪5-11-9
8番 坊ノ在家 薬師堂 さいたま市緑区原山4丁目17-22
9番 中丸 薬師堂 さいたま市緑区大字中尾1749
10番 水深 薬師堂

さいたま市緑区大間木349付近

11番 西谷 薬師堂

さいたま市緑区東浦和5丁目15-27

12番 柳崎 薬師堂 川口市柳崎5丁目21


より大きな地図で 足立十二薬師(尾間木地区)案内図 を表示

車を使えば一日で十分回れるエリアだが、区画整理や再開発が行われている地域が多く、移転したり地番が変わったりした札所も少なくない。上の地図はその点をできるだけ反映させた。

こちらの札元(触元)は12番の柳崎薬師堂が務めている。しかし、今回は2番、7番、特番と札元の12番が開帳辞退となり、ちょっと残念だった。8番の御開帳は初日だけだった由。札元が開帳を辞退しても日にちが揃えられたのは、地域のつながりゆえか。

また、前地薬師堂は本尊が別の寺へ移された由で、共同墓地の中にある半間四方ほどのお堂には、小さな石塔があるのみだ。墓地の入り口には薬師堂と刻まれた大谷石の石柱が残り、札所の痕跡を残している。

足立十二薬師がご開帳(補足)

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より大きな地図で 寅薬師(さいたま市周辺)案内図 を表示

昨日の投稿があまりにも素っ気無かったような気がしたので、ちょっと補足。

各札所に備え付けてあるリストは、前回(平成10年)の時のものを使っているケースが多い。そのリストでは「お参りのみ」とされている6番下戸田薬師堂も、今回は世話人の方が詰めて御開帳している。
一部で、「開扉期日が限定されている札所がある」という話を聞いたが、お参りした限りでは確認できなかった。

お参り時間は朝10時~夕方4時を目安に。御開帳の告知は提灯、高札、横断幕、のぼりなどさまざま。この地域はほかにも薬師如来を祀るムラ堂が多いようなので、場所を間違えないように注意。ほとんどの札所で、御開帳を知らせる角塔婆が建っているので、目印にしたい。12番の中上薬師堂は、三学院本堂にて開帳されている。

札所は真言宗系がほとんどのようだ(別当寺院含む)。なので、勤行は般若心経中心で大丈夫のはず。真言宗系の勤行集を持っている人ならそれを使えばよいし、般若心経や懺悔文、開経偈、回向文が載っている勤行集なら、他宗派のものでも構わないだろう。お薬師さまの真言「おん ころころ せんだり まとうぎ そわか」と「南無薬師瑠璃光如来」を唱えるのもお忘れなく。

札元(触元)になっている11番岸町薬師堂には、数はわずかだが御詠歌集があるようだ。
お仕着せの納経帳はないので、各自で用意してからお参りしよう。なお、浦和、大宮周辺では納経帳の入手は難しいので、ご注意を。ユザワヤでは扱いをやめていて、須原屋では品切れの由。一番近くで入手できるのは、池袋東武の中にある鳩居堂の支店になると思われる。
大き目の書き置きが多いので、できるだけゆとりあるサイズのものを選んだ方がいいだろう。

ちなみに札元の世話人の代表の方はこちらの御主人。お土産に買って帰ると、お薬師さまの御利益が増すかもしれない。

足立十二薬師がご開帳

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先日このブログにコメントを寄せて下さったのが縁で、「山田の目blog」を拝見していたら、さいたま市周辺の「足立十二薬師」が、4日から10日までご開帳という。別名は関東東向寅薬師。

4日に取りあえずお参りしてきたが、詳細は後ほどアップする。
取り急ぎ、札所一覧の地図をこちらに作ってみたので、ご参考までに。

なお、車で回った方が効率がいいが、駐車場がない札所も多く、近隣の道幅が狭いケースも目立つのでご注意を。2つある9番札所は、ともに朱印を扱っていない。

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