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日記 街で見かけたもの
風呂場にある水道の蛇口から水が漏るので、交換用のパッキンを求めようと近所のホームセンターへ出かけた。ついでに車用の脱臭剤を買っていこうとカー用品コーナーに寄ると、ETCの車載器が入荷している。店員に聞いてみると、私はそのホームセンターでオイル交換会員になっているので、工賃が割引になり、セットアップなどもろもろ込みで1万5000円ほどで良いとか。迷わず衝動買いだwww
私自身はめったに高速道路を使わないのだが、先日三浦半島に出かけたとき、首都高の本線料金所で現金ブースが極端に少なくなっているのを目の当たりにして、そろそろ潮時かと思った次第。同じ商品がネットでは2万円ほどで出ているし、まあいい買い物か。
2009年6月7日 9:27 PM |
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お出かけ 寺社巡礼 弘法大師霊場 御朱印 日記 豊島八十八カ所 霊場巡礼
2回続けて納経ができなかった豊島八十八カ所の札所7番・正覚院と連絡がつき、6日の土曜日の午後ならということで、早速お参りしてきた。
札所7番 正覚院
練馬区内の打ち納めとなる札所7番の正覚院は、環七通りから少し入った所にある、中野区との境に程近い場所にある。真言宗豊山派のお寺で、本尊は不動明王。
これまでお参りした豊島のお札所のなかではコンパクトな部類の境内だが、山門を入ってすぐの左側には、堂々とした二重塔や大師堂が建っている。本堂の前でお勤めをして御詠歌を唱え終わったころ、本堂右側にある庫裏の玄関が開き、「お電話のあった豊島遍路の方ですか?」と声を掛けられる。別に大きな声で読経していたわけではないのだが、庫裏まで聞こえていたのだろうか。お寺の方は不在がちなことをしきりに詫びておられたが、突然お参りしたこちらこそ、お詫びしなければいけない立場。もとより豊島札所はほとんどが檀家寺で、お参りがお寺の都合に左右されるのは当然のこと。ある札所の御住職は「それが豊島の魅力です」と言い切ったが、同感である。
正覚院は太田道灌との関係が深い寺として知られる。道灌が信仰を寄せていた、当地にある天満宮の別当寺として創建された旨の略縁起が山門脇の説明板に記されている。本堂の扉や屋根瓦など至る所に天神さまの社紋である「梅鉢」が使われているのも、その証左。天満宮は現在でも氷川さまの末社として、隣接地に鎮座している。
ようやく練馬区内のお札所を打ち終えたが、回ったのはやっと20。残りは68、豊島遍路もなかなか手強いものがあるというのが正直な感想だ。
(正覚院 東京都練馬区豊玉南2-15-7=2009年6月6日巡礼)
2009年6月7日 1:05 AM |
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お出かけ 寺社巡礼 弘法大師霊場 御朱印 日記 豊島八十八カ所 霊場巡礼
30日の土曜日は、練馬区内札所の打ち納めを目指して札所7番の正覚院にお参りするが、またお留守で納経ができず、再度伺うことにした。このまま帰るのも何だし、近くのお札所にお参りして帰る。
札所2番 東福寺
札所2番の東福寺は、正覚院から東へほぼ一直線に歩いて15分ほど。狭い路地を路線バスがひっきりなしに通るので、気をつけながら歩く。
こちらは中野区地籍で、小さな商店街のほぼ中央にある真言宗豊山派のお寺。本尊は不動明王で、御府内八十八カ所の2番札所にもなっている。歴代将軍が近くで鷹狩りをした時の休息所となるなど、歴史あるお寺である。
山門から本堂まで、緩やかな階段が続く。途中には「弘法大師霊場開創十周年記念」の大きな石碑が建つ。比較的新しい感じがする石碑で、御府内八十八カ所の開創は江戸時代のはずだからこの石碑は豊島のものか。だとすると大正時代後半の物のはずである。
境内には幼稚園が併設されている。最近では珍しい木造の園舎で、子どもの頃を思い出した。
(東福寺 東京都中野区江古田3-9-15)
2009年5月31日 6:27 PM |
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お出かけ 寺社巡礼 弘法大師霊場 御朱印 日記 豊島八十八カ所 霊場巡礼
23日の土曜日に、豊島八十八カ所巡りの続きに出かけてきた。今回も練馬区内のお札所を回る。
札所61番 能満寺
池袋でくだもの西武鉄道に乗り換え、江古田へ。今日の打ち始めとなる札所61番の能満寺は、日本大学芸術学部の裏手にある。何やら大普請をしている日芸キャンパスの縁を回るようなルートで歩くが、日差しを遮るものがなく暑いこと。
ただ、境内は深い緑に覆われていて、心地よい風も吹いていて一歩中に入ると暑さを忘れるくらい。こちらは真言宗豊山派のお寺で、本尊は不動明王。板橋七福神の寿老人でもある(これまでの巡礼記で書き漏らしてしまったが、1番の安養院には弁財天が、50番の長命寺には福禄寿がそれぞれ祀られている)。
本堂向かいにあるお堂には、「豊島廿一カ所南拾七番札所」の扁額が掛かる。以前訪れた札所で「豊島二十一カ所の札所は同じ札番で豊島八十八カ所に移行した」と聞いていたが、ここのお寺は事情が違うようだ。17番の長命寺が同じ札番で御府内八十八カ所の札所になっていることと関係がありそうである。
お伺いした時は御住職が不在で、納経印は郵送して頂けることになった。
(能満寺 東京都練馬区旭丘2-15-3)
札所19番 寿福寺
江古田から再び西武線に乗り、練馬で地下鉄大江戸線に乗り換え、練馬春日町へ。前回の札所42番の納経所騒動の割を食ってお参りできなかった、札所19番の寿福寺に向かう。真言宗豊山派のお寺で、本尊は薬師如来。
寿福寺は幼稚園も経営していて、本堂のすぐ横には鉄筋コンクリート4階建の堂々たる園舎が建つ。平日なら、園庭から子どもたちの元気な遊び声が響いてくるのだろう。境内はコンパクトだが、手入れの整ったお庭が美しい。
こちらのお寺では、団参講が健在のようだ。地元の農協が音頭取りを務めているようで、本堂前の石塔には「JA講」の文字が刻まれている。
(寿福寺 東京都練馬区春日町3-2-22)
札所11番 円光院
寿福寺から畑と新興住宅が混在する中を南に歩き、札所11番の円光院に向かう。境内はバス通りに接しているのだが、山門は入り組んだ路地の奥にあって、ちょっと迷う。
円光院は真言宗豊山派のお寺で、本尊は不動明王で、腰や足の病に霊験あらたかとされる、「子ノ権現」を祀る寺としても知られる。朱塗りの山門が印象的だ。
印象的だったのは、よくある「境内で球技をしないこと…云々」の立て札に、「ただし子供は除く」と但し書きがしてあったこと。お寺や神社の境内を遊び場にしていた自分の子供時代を思い出し、ちょっぴり懐かしくなった。立て札のことを知ってか知らずか、鐘楼の下では子どもたちがゲームに興じていた。せっかくお寺が許しているのだから、鬼ごっこぐらいすれば良いものを…。
(円光院 東京都練馬区貫井5-7-3)
札所15番 南蔵院
円光院から西武線の線路を越え、30分弱歩いて札所15番の南蔵院へ。真言宗豊山派のお寺で、本尊は薬師如来。
2階が鐘楼になっている山門は閉ざされていて、バス通り側の門から入るようになっている。薬師堂や閻魔堂もある広い境内は木々が多く、鬱蒼とした雰囲気。お参りに来る人も多く境内には町内会の事務所もあって、地域との関わりが深いお寺のようである。境内のあちこちに立てられている看板の文章が独特で、ちょっと面白い。
こちらも御住職が不在で、納経印は後ほど郵送と相成った。これからは、奉書紙も持ち歩かないといけない。
(南蔵院 練馬区中村1-15-1)
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この後、札所7番の正覚院に向かったがお寺の事情で納経ができず、再度お参りすることにした。来週なら大丈夫とのことで、練馬区内の打ち納めは次回に持ち越し。
2009年5月29日 11:31 PM |
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日記 街で見かけたもの
月曜日は駅前のドラッグストアが、「ポイントカード2倍押し」の日。急がない買い物は大体この日にしている。
で、買い置きのうがい薬の在庫が切れそうだったので1本求めようと棚を覗くと、いつも使っているブランドだけが1本もないw
愛用しているのは「イ○ジンと同じ成分で値段半分」を謳う、このドラッグストアチェーンのオリジナル品。店員さんに聞くと、「新型インフルエンザのせいで、この品だけが品薄になってる」のだとか。確かにイ○ジンなどのナショナルブランド品は、まだ十分な在庫がある。他社にOEM生産してもらっているので、ある程度のロットをまとめて生産しなければならず次の入荷は未定とか。
安いものから捌けていくのが、今の世相を表しているような…。
2009年5月26日 12:26 AM |
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うどん お出かけ 日記 食べ物
我が家から荒川を渡って車で10分くらいのところに、うどん屋さんが店開きしているのを発見。今日のお昼、早速出かけてきた。
訪ねた「四方吉うどん」は、吉見町の文化会館「フレサよしみ」のすぐそば。入り口に掛かる暖簾には、岡山の某路線バス会社の社紋そっくりのマークが染め抜かれている。特に関係はないのだろうがw
1時ごろだったが、店内には結構なお客さん。ざるうどんとご当地系のつけ麺タイプが数種。麺の盛りも数種類あったので、「肉汁うどんの中盛り」を頼む。750円也。
しばらくしてうどんが運ばれてきたが、麺の量にびっくり。「中盛り」は少ない方から数えて2番目の量だが、丼にすりきり一杯のような感じで麺が盛られ、食べ応え十分。麺はご当地系の腰が強いタイプで、結構長め。つゆは黒っぽいが、肉の甘味が効いていて、そのまま飲み干せる感じ。
レジで支払いを済ませると、5枚綴りの割引券を貰った。今度はきのこ汁うどんに挑戦だw
(吉見町中新井990-3)
2009年5月24日 8:12 PM |
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お出かけ 寺社巡礼 弘法大師霊場 御朱印 日記 豊島八十八カ所 霊場巡礼
5月16日の土曜日は「天気は下り坂」という予報だったが、日中は何とか雨に降られずに済みそうだ。久しぶりに、豊島八十八カ所のお札所を回る。引き続き、練馬区内のお札所を中心に回るが、今回からはおいずると半袈裟を着用して巡礼する。心なしか気が引き締まるから不思議だ。
札所50番 長命寺
池袋駅からバスで、札所50番の長命寺に向かう。こちらは以前お参りした時にお留守で納経できなかったので、再度のお参り。今回は本堂で法事をされていたが、外でお勤めをして庫裏に伺うと、御住職の奥様が納経の対応をしてくださった。
長命寺は真言宗豊山派のお寺で、本尊は薬師如来。川越街道と環七通りが交わる、非常に交通量の多い交差点に面しているが、境内に一歩入ると不思議に喧騒さを感じない。
(長命寺 板橋区東山町48-4)
札所27番 円明院
長命寺から再びバスに乗り、札所27番の円名院へ。住宅街の中にあるお寺だが、境内は結構広い。
山門の脇に、このお寺が豊島八十八カ所の札所であることを示す石碑が建つ。真言宗智山派のお寺で、本尊は不動明王。境内には広い墓地があり、本四国八十八カ所のお砂踏み霊場も勧請している。お参りしたときはちょうど檀家さんの納骨法要が終わった所だったが、御住職は嫌な顔一つせず、御朱印を認めて、大きなサイズのお姿を付けて納経帳を戻してくださった。豊島八十八カ所は原則的に真言宗系の檀家寺ばかりで成り立っている霊場だが、こうした心配りが目立つのもその性格と、巡礼者の少なさなるが故か。
(円明院 練馬区錦1-19-25)
札所32番 金乗院
札所32番の金乗院は、円明院から歩いて数分の近さ。円明院の札所石碑にも「金乗院まで3丁」とある。メートル法に直すと300メートルほどか。真言宗豊山派のお寺で、本尊は不動明王。
こちらも境内は広く、お庭も整備されていて気持ちがいい。山門を入って左手には、現在は檀信徒会館として使われている、幼稚園の園舎のような建物がある。かつては幼稚園も経営していたのだろうか。
お昼近くで、本堂では法事が行われていて、納経を受け付ける客殿では別の檀家の方の法事後の食事の真っ最中だが、嫌な顔一つせず納経の対応をして下さった。ありがたい限りである。
(金乗院 練馬区錦2-4-28)
札所84番 成田山不動大教会
札所84番の成田山不動大教会は板橋区地籍になるが、東武東上線の下赤塚駅のすぐそばなので今回お参りする。
「教会」と名前がついているが、どう見てもお堂の構えはお寺。成田山関係の講の礼拝所という位置付けのようである。当然ながら真言宗智山派に属し、本尊は不動明王。地元では梶山不動尊の通称で親しまれている。
お堂の横にある庫裏に伺うと、御住職の奥様だろうか、巫女姿(袴は紺色だが)の女性が納経の対応をしてくださる。待っている間、お子さんらしい3歳くらいの坊やの遊び相手をして過ごす。なかなか元気があって、かわいい坊やだ。
納経帳を受け取り、いつも通り小さなポチ袋に入れた納経料を手渡そうとすると、「うちは頂いてませんから」と固辞される。「お寺でなく講の礼拝所なので」という趣旨のようだが、時間を掛けて墨書して頂いたり、お下がりを頂いたりと格別のお接待を受け恐縮なので、庫裏を出てからお堂の前の賽銭箱に納経料の入ったポチ袋を入れ、次の札所に向かった。
(成田山不動大教会 板橋区赤塚1-9-11)
札所42番 阿弥陀堂
成田山不動大教会からひたすら南に下り、札所42番の阿弥陀堂へ。入り組んだ場所にあるかと思ったら、案外簡単に見付かった。
こちらは豊島八十八カ所では珍しい無住札所で、その名の通り阿弥陀如来を祀るお堂。真言宗智山派に属する。以前お参りした「足立坂東三十三観音」によくある墓地の中にあるお堂で、墓地入り口の門扉は開けられるようになっていたので、境内に入ってお参りする。門の右側には、豊島八十八カ所の札所であることを示す石柱が立っていて、その反対側には札所開創の由来を記した石碑が建つ。日露戦争の戦没者を慰霊するためにつくられた霊場という。
なお、阿弥陀堂の納経所は最近になって変更され、下赤塚駅近くの「幸寿司」(連絡先はリンク参照)で扱っている。ネット上を含め、ほとんどの資料で「42番阿弥陀堂の納経所は26番愛染院」と紹介されているが、現在は愛染院では阿弥陀堂の納経は扱っていないので、御注意を。また幸寿司も営業時間がランチとディナーに限られ、納経を扱うのは大将一人だけの様子。事前に電話してから訪ねた方が良さそうである。納経は書き置き対応だが、非常に大きな物。お楽しみに。
(阿弥陀堂 練馬区田柄2-7-10)
札所26番 愛染院
阿弥陀堂からさらに南に下り、都営地下鉄大江戸線の練馬春日町駅近くにある、札所26番の愛染院に向かう。ほとんど当てずっぽうで向かったのだが、どうやら迷わずにたどり着いた。
こちらは真言宗豊山派のお寺で、本尊は愛染明王。この札所の正式な寺名は「練月山愛染院観音寺」だが、観音様が本尊として祀られているわけではないのが面白い。こちらも境内は広く、立派な葬儀場も備えた、なかなか格式の高いお寺であるようだ。お庭の雰囲気は禅寺のような趣である。
無住の札所42番の納経所が変わっていることは、愛染院に伺って初めて知った。資料を頼りに愛染院にお参りした際に42番の納経を済ませようとして来た道を戻る人間、私以外にも結構いるようである。
(愛染院 練馬区春日町4-17-1)
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実はもう一つ回る予定だったが、阿弥陀堂の納経で予想外の問題が起きたことで、今回は愛染院までで打ち納め。次回で練馬区内の札所を打ち終えたいが、うまくいくかな…。
2009年5月22日 11:47 PM |
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日記
ようやく、ド田舎市役所から「定額給付金振り込みのお知らせ」なる郵便が届いた。申請から1カ月以上…勤め先近くの郵便局で記帳したら、確かに1万2千円也が振り込まれていた。
まあ特に感慨はないが、恐らくETCの車載器代に消えるのだろう。このところのETC車載器争奪戦では「濡れ手に粟」の儲けを手にした向きも少なくないはずで、新手の振り込め詐欺に引っ掛かったような気もする。
2009年5月19日 11:57 PM |
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お出かけ 円覚寺百観音 寺社巡礼 御朱印 日記 観音霊場 霊場巡礼
朝から雨が降ったり時折強い風が吹いたりとあいにくの天気だが、近くの「大本山円覚寺百観音霊場」札所にお参りしてきた。
札所44番 吉祥寺
今回訪ねたのは、埼玉県栗橋町にある札所44番・吉祥寺。国道125号の高柳交差点の近くで、拙宅からは車で50分ほどである。
実はこのお寺には、大型連休前にも一度訪れている。その時は境内整備のためお参りできないとのことで、今回は事前に御都合を伺ってからあらためて巡礼した次第。
百観音専用の納経帳や札所案内のパンフレットに「TEL:なし」と書かれているように、このお寺は無住札所。お別当は高柳交差点に面した同じ円覚寺派の寶聚寺が務めていて、今回のお参りも前もって寶聚寺に伺う。法事を終えたばかりの若い御住職が待っていて下さり、少し離れた場所に札所があるので、檀家の方に案内して頂けるという。ありがたい限りだ。
境内での作務の手を休めて吉祥寺まで案内してくださったのは、「顔立ちが整った美人」という趣の、私より少し年上に見える女性。寶聚寺から数百メートル西に向かい、あぜ道や民家の敷地内を入った奥まった場所に、目指す吉祥寺がある。
ある札所の御住職から「あそこはお堂というより祠に近い」と伺っていたが、100メートル四方ほどの草刈りしたばかりの境内地のほぼ中央に広さ3畳ほどの小さなお堂が建っている。案内していただいた檀家の方がお堂の鍵を開けて下さり、本尊の聖観世音菩薩を拝むことができた。
観音さまは総高30センチほどの木像だろうか。黒く彩色されていて、玉眼入りの堂々とした風貌である。古びたお厨子が年月を感じさせ、檀家の方によれば「観音さまが作られてから400年ほど経っているのでは」とのことである。
吉祥寺は寶聚寺の隠居寺として、17世紀の初めに創建されたものらしい。古来よりこの周辺は水害が絶えない地だが、地域の人々の暮らしを守ってきた観音さまということだろうか。普通なら別の場所に移されて祀られるケースだが、こうして開基の地に祀られ続けているのは、地域の信仰の深さなるが故のことだろう。ちなみに、お別当の寶聚寺は足利一族との関係が深いお寺である。
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先に書いたように、吉祥寺は公道から直接入れず、民家の敷地内や田んぼの横を通らないとたどり着けない。一部の地図サイトでは住所を入れるとほぼ正確な場所が表示されるが、無断でのお参りはお寺や近隣の方に迷惑を掛けることになる。お参りの際は、必ず事前に寶聚寺に連絡して、日時などを打ち合わせてお寺の指示に従ってほしい。
また、このような事情があるため今回は写真の撮影をしていないことをお断りしておく。
(吉祥寺 埼玉県北葛飾郡栗橋町高柳1969)
2009年5月17日 10:12 PM |
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日記
勤めから帰ってきて晩飯を食べながらテレビのニュースを見ていると…ETC限定の「高速道路1000円」、お盆の平日にも実施ですかそうですか。
このブログでは時事ネタは極力扱わない方針なんだが、むかっ腹が立ってきたので書く。
車載器どうするんですか。
連休が終わっても車載器の品薄状態は変わらず。ネット販売では「ナビとのセット販売でウン十万円」などという商法が横行する始末。
近所のカーショップでは「メーカーがぜんぜん増産してくれない」と頭を抱えていたが、車載器メーカーも濡れ手に粟の大儲けのチャンスと考えている所も多そう。
高速道路の値下げはもっともだが、車載器供給の問題を早急に解決するのが先のような気がする。
2009年5月15日 12:02 AM |
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