【御開帳情報】千葉・小塚大師は3月21~31日
千葉県の南房総地域で「厄除けの寺」として知られる、遍智院小塚大師さま(千葉県館山市)で、開創1200年を記念した御開帳が今月21日から31日まで行われるそうです。
こちらのお寺には、数年前に南房総を訪れた時にお参りした記憶があります。
その時は静かなお寺だったという印象しかないのですが、地元の方に伺うと大祭の時にはかなりの人出でにぎわうそうです。
2015年3月2日 12:00 AM | コメントをどうぞ
日記
千葉県の南房総地域で「厄除けの寺」として知られる、遍智院小塚大師さま(千葉県館山市)で、開創1200年を記念した御開帳が今月21日から31日まで行われるそうです。
こちらのお寺には、数年前に南房総を訪れた時にお参りした記憶があります。
その時は静かなお寺だったという印象しかないのですが、地元の方に伺うと大祭の時にはかなりの人出でにぎわうそうです。
2015年3月2日 12:00 AM | コメントをどうぞ
大日如来の磨崖仏やお大師様ゆかりの観音像で知られる、栃木県塩谷町の「佐貫観音院」さま(宇都宮市にある真言宗智山派・東海寺さまの奥之院)で来月15日、136年ぶりとなる御開帳が行われるそうです。
佐貫観音奥の院ご開帳について(東海寺公式サイト)
当日は柴燈護摩や稚児行列など数多くの行事が行われるようです。
私も予定をやりくりしてお参りに行こうと思っています。
2015年2月23日 2:14 AM | コメントをどうぞ
先日のこのブログでもご紹介した、埼玉県立歴史と民俗の博物館で開催中の円空展に出かけてきた。
円空展といっても、この博物館で数年前に開いた大がかりなものではなく、通常は美術品が並んでいる部屋を展示替えして開いているもので、今回は20体ほどの円空仏を拝むことができる。
私がしばし見入ってしまったのは、春日部市にある修験寺院・観音院さまに祀られている(現在は博物館に寄託の形を取っているらしい)聖観音立像と、不動明王立像。いずれもにこやかな表情を浮かべていて、しばらく拝んでいると心の棘が抜けていくような気がする。
会場の片すみには、これまでに確認された埼玉県内の円空仏の分布が展示されていた。多くは中山道や日光街道沿いだが、比企郡市にもまとまった形で発見事例があるのが気になる。天台宗寺院(円空さまも天台宗の僧である)として当時はかなりの勢力を持っていた、坂東9番の都幾川慈光寺との関連でもあるのだろうか。
2015年2月1日 12:48 AM | コメントをどうぞ
昨日のブログを書いてから、県内での円空さまの足跡をたどる資料がないかと思い「円空学会」の公式サイトを見ていると、大宮公園にある埼玉県立歴史と民俗の博物館で円空仏を展示しているとの記載があった。
博物館の公式サイトを確認すると、確かに来月15日まで円空仏を展示しているという。
常設展(埼玉県立歴史と民俗の博物館)
昨年の11月から展示が始まっているのに、気付くのが遅れてしまった。今度の週末にでも、ぜひ訪れないと…。
2015年1月26日 10:46 PM | コメントをどうぞ
朝、何となく眠気が取れず部屋でごろごろしていると、一足早く目を覚まし新聞を読んでいた妻が、栃木県立博物館で開かれている仏像展で、今日の午後から展示解説が行われることを教えてくれた。現金なもので仏像展と聞くと体の怠さはどこへやら、着替えてお出掛けの準備である(妻は呆れていたに違いない)。
下野の仏像と仏画(栃木県立博物館公式サイト)
今日は県内で駅伝大会がある日だったので、ナビで迂回路を探しながら車を走らせる。考えることは皆同じのようで、普段だったら絶対込むはずのない道が渋滞する有り様だったが、何とか展示解説の時間に間に合った。
展示解説をしているのは、まだ若い学芸員の方。展示の銘版に添えられていたキャッチコピーが何となく斬新な感じがしたのも、これで納得。ユーモアを交えながらの解説は、なかなか面白かった。仕事の途中によく立ち寄るお寺が所蔵する立派な毘沙門天と吉祥天も出展されていたが、このお寺にこのような仏像があるとは知らなかった。展示解説には50人近くが参加していたが、県内ではこうした仏像展がなかなか開かれず、貴重な機会ということもあったのだろう。
開設の終了後は、様子を見守っていた年配の学芸員さんと今回は出展がなかった円空仏談義。私と同じく、県内での円空仏確認例があまりにも少ないことに疑問を感じておられたようで、私の暮らす街の寺院・仏堂をくまなく調査した折にも全く確認できなかったことを教えていただいた。
栃木と同じく、円空さまが幾たびとなく足跡を残している埼玉県内では、中山道沿いや日光街道沿いの各地で円空仏が残されている。この学芸員さんは、円空さまが県内では、日光街道でなく例幣使街道を利用したのではないかとの仮説を立てられていた。ならば、足利周辺での発見事例が目立つことは説明がつく。県内で円空仏を探すためには、円空さまがたどった足跡を確定するのが先決のようである。
2015年1月25日 11:17 PM | コメントをどうぞ
例によってあちこちのサイトを眺めていたら、偶然にもこんなサイトを見つけた。
飛騨の円空展 15年1月開幕(福島民友新聞社)
今月27日から4月5日まで、「福島民友新聞」の創刊120周年を記念して、福島県立美術館で円空展を開くのだという。
高山市の千光寺さまが所蔵するものを中心に100体ほどの円空仏を展示するようで、規模的には2年前のこの時期に東京国立博物館で開かれた円空展とほぼ同じ。新聞社の周年記念事業ということもあってか、主催者側の気合は十分のようだ。
福島市までは、車を使っても十分日帰りできる距離だし、時間を作って見に行こうと思う。
2015年1月18日 11:57 PM | コメントをどうぞ
長野県伊那市の西部にあり、「羽広観音」の愛称を持つ天台宗の古刹・仲仙寺で4月18日から5月6日まで、開創1200年を記念して御本尊の十一面観世音菩薩が特別開帳されます。
仲仙寺が開創1200年 4月に本尊秘仏を特別御開帳(長野日報)
地元紙の報道などによると、仲仙寺の定期開帳は60年ごとで本来ならば17年後になりますが、今年は開創1200年の節目の年に当たるため、特別に御開帳を行うことにしたようです。このお寺は信州三十三観音の22番札所や伊那諏訪八十八ケ所の1番札所を務めており、御開帳で地元の霊場に対する関心が高まるといいのですが。
ちなみに伊那諏訪八十八ケ所は御開帳霊場となっており、一部のサイトでは次回の御開帳は23年後の2038年と紹介されています。弘法大師霊場が御開帳霊場となっているのは、50年ごとに開帳される千葉県の安房八十八ケ所などと共に珍しい存在ではないでしょうか。その頃、私は生きているのだろうか…。
2015年1月7日 11:10 PM | コメントをどうぞ
あけましておめでとうございます。
早いもので、当サイトも独自ドメインでの運用を始めてから9年目を迎えます。
昨年の反省に立ち、今年はできるだけ小まめにコンテンツの更新を行おうと考えています。
その第一歩というわけではありませんが、年末年始の空き時間を利用して、首都圏を中心とした御開帳の情報をできる限り「御開帳カレンダー」にまとめてみました。今後も引き続き情報の入手に努め随時更新してまいりますので、定期的にチェックしていただければ幸いです。
今年は未年ということで霊場の総開帳は少ないものと思われますが、春は善光寺の御開帳に加え高野山開創1200年関連の御開帳も予定されており、スケジュールの調整で頭を悩ませることになりそうです。できるだけ時間を作ってお参りしようと思っていますが、どうなるやら…。
本年も「新聞屋の道具箱」をよろしくお願い申し上げます。
「新聞屋の道具箱」管理人
2015年1月1日 6:05 AM | コメントをどうぞ
平成26年も残すところ1時間足らずとなりました。
今年は仕事周りなど公的な面でいろいろと環境の変化があり、コンテンツの更新が滞りがちになったのが悔やまれる部分です。いくつかの宿題は来年に持ち越しとなりました。春には各地で観音霊場の御開帳が行われましたが、お参りできたのは自宅近くの霊場に留まりました。12年後(私は還暦を迎える)にまたお参りできるだろうかと、若干気をもんでいます。来年のことを心配するのが先決のような気もしますが…。
何はともあれ、当サイトの今年のコンテンツ更新はこれで打ち止めとさせていただきます。
皆様よいお年をお迎えください。
2014年12月31日 11:01 PM | コメントをどうぞ
千葉県の房総半島北部をエリアとする「上総国三十四薬師霊場」で、来年(2015年)5月8日から6月8日までの1カ月間にわたり、中開帳が行われます。
上総国薬師霊場公式サイトの「研修会」報告の欄にて、開帳日程が記されています。
この霊場は首都圏の薬師霊場の例にならって寅年に本開帳を行っていますが、12年ごとの本開帳だけでは間隔が空きすぎるということで半開帳に踏み切った由です。首都圏では、房総半島の南部をエリアとする「安房四十八薬師」が寅年に本開帳を行うほか申年に半開帳を行っていますが、他の地域で薬師霊場の半開帳は耳にしたことがありません。房総地域の薬師信仰の篤さがしのばれます。
大型連休を外しての開帳となりますが、何とか予定のやりくりを付けて回ってこようと思っています。
2014年12月28日 4:23 AM | コメントをどうぞ