霊場巡礼

巡礼の楽しみが増えた・・・

日記 猿島坂東三十三観音

17日から始まる猿島阪東観音霊場(猿島坂東ともいう)の巳歳総開帳に合わせた形で開かれている、さしま郷土館ミューズの特別展「猿島阪東観音開帳記念 万蔵院寺宝展」の詳細が、同館公式サイトにて告知されている。

写真を見る限り、なかなか充実した展示のようで、見に行くのが楽しみになってきた。
展示は2期に分かれていて、後半になると展示品も増える由。さしま郷土館ミューズは12番・宝蔵院や番外・圓明院の近くになるようである。

【午年総開帳】埼玉県内は各地で

御開帳情報 日記 足立坂東三十三観音

先日のこのブログで取り上げた、埼玉県内のローカル観音霊場の御開帳の件、情報があまりにも簡略過ぎたので、現在こちらで把握しているものを備忘を兼ねて書いておく。

・足立坂東三十三観音(桶川・知足院さまが札元の方=高崎線沿線)
・足立坂東三十三観音(蕨・定正寺さまが札元の方=京浜東北線沿線)
※上記2霊場は同一名称だが異なる霊場なので、注意が必要。
・武蔵国三十三観音(埼玉県東南部)
・新秩父三十四観音(さいたま市周辺)

このほか、すでに定例総開帳が絶えてしまった観音霊場でも、札所により開帳が行われるケースもありそうだ。できるだけ情報を集めようと思う。

行田に七福神巡りができていた・・・

七福神 日記

ネットで調べ物をしていたら、隣町の行田市内に七福神霊場ができていたのを偶然見つけた。何でも一昨年(2011年)の3月から発足していたらしい。行田にはよく出かけるのだが、今まで気付かなかったとは“灯台下暗し”だったのか。
行田八幡神社さまの公式サイトに、札所一覧が載っている。
札所一覧のページに直接リンクができない仕様なので、上記トップページからどうぞ。

行田の市街地からは少し離れた札所もあるので、車か自転車を使ってお参りするのがお勧め。趣向を凝らした授与品や記念品もあるようだ。

お参りは通年可能なようなので、時間ができた時に、観光を兼ねて妻と一緒に出掛けてみるか…。

【足立坂東観音】10番東光院は移転です

日記 足立坂東三十三観音

用事で桶川方面に出掛けた帰り、昨年(2012年)11月29日のこのブログで取り上げた、足立坂東三十三観音(桶川の知足院さまがお札元の方)の10番札所・東光院さまの状況が気になり、桶川から久喜方面に向かう県道(通称・菖蒲県道)を東に向かって車を走らせる。

東光院さまのある辺りは圏央道の桶川インター予定地と重なるようで、菖蒲県道を替え道しての圏央道の道普請の真っ最中。盛り土が始まった向こう側に東光院さまのお堂の屋根が見える。
その少し先に真新しい銅葺きの屋根が見えたので、反対側に回り込んでみると、新しいお堂が出来上がっていた。

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墓地ともども移転した新しいお堂は、かつての場所から100メートルほど北に行った場所にある。古いお堂がまだ残っているということは、まだご本尊の遷座が済んでいないのかもしれない。境内には移転の経緯を記した石碑も建てられており、「平成二十五年春彼岸」とある。お彼岸に合わせて落慶法要を行うのだろうか。
お堂の右奥には、今度の落慶法要で使われるものなのか、2本の角塔婆が立てかけてあった。ここのお堂は手元の資料によれば真言宗智山派に属しているようだが、法人格はないようで、どのお寺が別当を務められているのかは分からない。この近くには、それぞれご住職が異なる複数の智山派寺院が存在する。

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山号が「氷川山」ということは、江戸時代までは近くにある氷川神社の別当を務めていたということか。「上品上生観世音」がどのような観音様なのかも興味がある。

いずれにせよ、来年春に行われる筈の午歳総開帳では、新しいお堂にお参りすることができそうだ。札所へは、これまでの菖蒲県道からではなく、県道と南北に交わる、地元では国道17号の間道として使われている市道からのアクセスになるようだ。周辺の道路事情は県央道の工事に伴って一変しており、行田の宝積寺さま刊のガイド本に載っている地図は現状と合わなくなっているので、お参りには注意が必要だ。

【猿島阪東観音】御開帳まであと1週間

日記 猿島坂東三十三観音

17日から始まる、茨城県の猿島阪東観音霊場(猿島坂東とも呼ぶ)の巳歳総開帳まであと1週間ほど。他の携行品の支度は済んでいるので、お写経の準備などを少しずつ進める。
分けて頂いた納経帳には掛所の分の朱印紙がなく、念のため汎用のお帳面を持っていくことにした。

それにしても、悩ましいのは道順の組み立て。札番順に回る順打ちがいいのは分かっているが、あまりに遠回りになる個所がいくつかある。もうしばらく頭を悩ませることになりそうだ。

【津久井観音霊場】2014年5月に午歳総開帳です

御開帳情報 日記 津久井観音

神奈川県相模原市の旧津久井郡地域に広がる「津久井観音霊場」で、来年の5月に午歳総開帳が行われます。

開帳期間は2014(平成26)年5月11日から同31日までの約3週間です。
合計43カ所の札所を回ることになりますが、他地域と同じく地域管理の在家堂やムラ堂が多く、この時期でないとお参りは難しいようです。

霊場会公式サイトはこちら

詳細は情報を入手次第お伝えします。

なお午年に当たる来年は、埼玉の足立坂東観音や神奈川の三浦観音をはじめ、関東地方各地でローカル観音霊場の総開帳が行われるはずです。できるだけ情報を集めて発信しようと思っています。

【猿島阪東観音】ルートづくりも楽しい

日記 猿島坂東三十三観音

今日は土曜日だが、関わっている媒体の進行が遅れていて、午後3時過ぎまで仕事場に籠る。
帰宅してからは、17日から巳歳総開帳が始まる猿島阪東観音(猿島坂東観音ともいう)の回り方を、いろいろと考えてみた。

回る寺院・仏堂の数は、現時点の資料では正規番付が34カ所(16番が2カ所ある)、新番が2カ所、番外と掛所が3カ所ずつの合計42カ所。お接待をして下さる地域の方々とお話をするのもローカルの御開帳霊場巡りの楽しみだから、せわしなく回るのもどうかと思う。お勤めや札所間の移動を考えると1日10カ所ほどが限界。4回に分けての区切り打ちとなりそうだ。

わが家からの距離は、一番近い古河の札所で車で1時間半ほど。野田の関宿周辺にある1番札所などは、車で2時間半ほどかかる。一部は現地泊を考えた方が効率的かもしれない。
巡礼ルートを考えるのも、楽しみの一つである。

【猿島阪東観音】御開帳の詳細判明

日記 猿島坂東三十三観音

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茨城県と千葉県にまたがって札所が広がる、猿島阪東観音霊場の総開帳まで、あと3週間。
時間が取れたので、お札元の17番札所の萬蔵院さまを訪ね、いろいろとお話を伺うとともに、納経帳やパンフレットを分けていただいた。

総開帳の要項は次の通りの由。

【開帳期間】平成25(2013)年3月17日(日曜日)~4月17日(水曜日)
【開帳時間】午前8時30分~午後5時
【納経料】専用納経帳(墨書きなし)200円、墨書きありの場合は300円
【頒布物】専用納経帳1000円、地図入り詳細パンフ100円
     ガイドブック1000円(こちらに限り道の駅などでの扱いあり)
お納経だが、猿島坂東観音霊場の札所の中には地域で管理している在家堂・ムラ堂もあり、そちらでは墨書きができないこともある由で、墨書きがあらかじめ印刷されている専用の帳面の方が便利ではないかとのことである。同じ理由でお軸への納経も難しいだろう。

このほか、来月30日前後には中回向として、各地の札所でさまざまな催しが計画されている。
萬蔵院さまでは、来月30日に真言宗豊山派の「千響」による和太鼓演奏の奉納が行われるほか、来月9日からは開帳記念として坂東市の猿島資料館で寺宝展も行われるそうである。

札所は正規番付の33カ所に加え、番外や新番のほか「掛所」なども存在し、40カ所以上を回る必要がある。個人的にいろいろとお世話になっている豊山派のお寺も多く、気合を入れて回らなければならない。
取りあえず、持参するお写経の準備をしないと…。

<お断り>札所会では、霊場名称として「猿島阪東」の表記を使っています。ただ、「猿島坂東」のキーワードで検索してこのサイトにたどり着く方も非常に多いことを踏まえ、当サイトでは今後、「猿島坂東」「猿島阪東」の両表記を併存させて更新していきます。

御開帳まであと1カ月

寺社巡礼 日記 猿島坂東三十三観音 霊場巡礼

茨城県の南部にある「猿島坂東三十三観音」の御開帳まで、あと1カ月ほど。

先日、このブログに寄せていただいたコメントの中にあった札元のお寺にお伺いして、いろいろ聞いてこなければと思っているのだが、このところ週末は仕事続きで、なかなか時間が取れない。

決まった干支の年の一定期間だけ御開帳を行うのは東日本独特の風習のようだが、特に猿島坂東の御開帳は、地区総出でいろいろなイベントを行うお祭り的な要素も強いと聞いている。昨年秋にお参りさせていただいた千葉の安房郡札観音もそういう要素が強く、これも関東のお土地柄だろうか。

何はともあれ、お参りが楽しみである。

お戒壇巡りも再現・・・

御開帳情報 日記

先月15日のこのブログで、この春に東京・両国の回向院で行われる善光寺の出開帳を取り上げた。

今日、帰宅してから回向院の公式サイトをつらつらと眺めていると、出開帳の内容がことのほか充実していることに気付いた。期間中はお練りがあるほか、長野の善光寺と同様にお戒壇巡りもできるようである。

特設サイトはこちら(回向院公式サイト)

4月の御開帳開始が待ち遠しい…。

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