霊場巡礼

結構歩きます

七福神 日記

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仕事場への行き帰りに使うJR四ツ谷駅に、新宿山の手七福神巡りのポスターが張り出されていた。
昨年も同じころにポスターを見て回った筈なので、多分毎年恒例のイベントなのだろう。

新宿といっても神楽坂あたりまでが範囲で、高低差も距離もあって、結構な運動になる。
お参りの人は、できるだけ歩きやすい服装と履き物で行くのがお勧めだ。

【御開帳情報】安房郡札観音の詳細判明しました

お出かけ 安房郡札三十三観音 寺社巡礼 日記 観音霊場 霊場巡礼

このブログでも以前ご紹介した、千葉県の「安房郡札観音霊場」の辰歳総開帳まで、あと2カ月足らず。そろそろ詳細が固まっている頃だと思い、お札元を務められている館山市の「沼の大寺」こと総持院さまに電話を掛けると、ご丁重にもパンフレットを送っていただいた。

パンフレットは表側に霊場案内図と納経の案内、裏面に札所一覧が入る、この地域のローカル霊場で御開帳が行われる際の恒例となっている体裁のもの。札所一覧にトイレや駐車場の有無が記してあるのは、巡礼者にとってありがたい限り。

パンフレットに記載してある事項やお札元に電話で話を伺った限りでは、巡礼上の注意は次の通り。

開帳期間:2012年10月14日(日曜日)~10月28日(日曜日)の15日間
開帳時間:午前9時から午後5時まで
納経帳 :1番総持院で扱うお仕着せ帳面(1000円)がベターらしい。
納経料 :お仕着せ納経帳は300円、その他納経帳は400円、軸は500円他
     おいずるへの朱印も可(書き込みあり500円、墨書なし300円)

札所一覧を見ると、予想の通り在家堂や無住寺院が多く、開帳期間外のお参りはほとんど無理だと思われる。万難を排してお参りに行かないと…。

札所の案内はこちらです→安房郡札辰歳観音開帳案内(PDF)
※PDFは別ウインドウで開きます。
※B4判なので印刷時にはご注意ください。
※このPDFの利用はあくまでも自己責任でお願いします。

【御開帳情報】名古屋・大須観音は10月18~25日

寺社巡礼 御開帳情報 日記

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名古屋を代表する寺院の一つである大須観音で10月18日から25日まで、現在地に遷座されてから400年になるのを記念し、本尊の聖観音が開帳されます。地元商店街での催しもあり、結構賑やかになるようです。

私もぜひお参りしたいのですが、安房郡札観音の総開帳と完全に期間が重なるので、こちらは涙をのむことになりそう…。

【御開帳情報】猿島坂東霊場は来年3月17日から

御開帳情報 日記 猿島坂東三十三観音 観音霊場

「恋さんの独り言」ブログによると、茨城県南部にある「猿島坂東三十三観音」で、来年3月17日から4月17日までの間、定例の総開帳が行われる由。

猿島坂東は比較的近くにある霊場なので、以前から開帳を楽しみにしていた。詳細は自分でも調査して再度ご報告したいと思う。

坂東9番の「お宝」が公開ですよ

坂東三十三観音 日記 観音霊場

昨日の朝刊に折り込まれてきた埼玉県の広報紙をつらつらと眺めていたら、県内の国宝を紹介する特集をやっていた。最後の方で、坂東霊場9番札所の慈光寺(ときがわ町)が所蔵する「慈光寺経」などの宝物にも触れていたが、10月30日から11月25日まで、大宮公園にある「県立歴史と民俗の博物館」でその宝物の現物が展示されることも取り上げている。

埼玉の国宝(県ホームページ)

ときがわの慈光寺といえば、納経時にある行為をするともれなく老僧による「ありがたいお説教」があることばかりが有名だが、境内には立派な宝物殿があることはあまり知られていないようだ。お参りの時にお願いして拝観料を納めると中を見せて頂けるが、こちらも普段はレプリカだったはず。実物を鑑賞できる機会は貴重かもしれない。

私も時間をつくって、足を運んでみることにする。
昨年の円空展といい、この時期の県立博物館の仏教関連イベントは侮れない…。

外国の人にも人気なのか

七福神 御朱印 日記 霊場巡礼

どちらかというと知る人ぞ知る存在なのだが、私がかつて暮らしていた長野県の諏訪地域には、諏訪湖を取り囲むように札所が点在する「湖畔七福神」がある。世話人会があって年4回のバスハイクも行うなどなかなか熱心に活動しているのだが、地元在住のブラジル人らの要望を受け、いろいろなグッズを企画している。

幸運招く「湖畔七福神」 世話人会が縁起物の新商品製作(長野日報)
※かつての勤務先の記事。バスハイクの時は広告も出てたはず。

外国人が朱印を受けているのは、東京でも浅草寺や上野の清水観音堂(寛永寺の仏堂)などでよく見かけるが、七福神巡りも人気ってことなのか。何はともあれ七福神巡りに関心を持つ人が増えてくれるのは結構なこと。

そういえば、あと3週間ほどで諏訪湖の花火大会。9月の新作花火大会とともに諏訪周辺への観光客が増える時期だが、世話人会の取り組みをきっかけに、七福神巡りを楽しむ人が増えてくれればと願う。

ちょっと宿題だな

御開帳情報 日記

例によって何をするでもなくあちこちの寺院のホムペを見て回っていたら、木更津市にある新宿不動堂のサイトに、「上総保久利六地蔵 辰歳と酉歳に開帳」とある。

この辺りの御開帳は、お薬師さまや観音さまの場合は農作業が一段落する秋に行われることが多い。お地蔵さまも同じような気もするが、ちょっと調べてみよう。
霊場自体は、最近地味に数を増やしつつある「ボケ封じ観音霊場」と同じような性格と推測するのだが。

【栃木県・宇津薬師堂】8月9日に御開帳です

御開帳情報 日記

栃木県高根沢町にある「宇津薬師堂」で、8月9日に御開帳が行われるようだ。

お堂の名称と所在地でピンと来た人もいるだろうが、こちらは小児薬メーカー「宇津救命丸」を経営する宇津家が代々守ってきた薬師堂。その「宇津救命丸」発祥の地で、現在でも同社基幹工場のある敷地の一角に薬師堂が建っており、「薬」にちなんで8月9日に御開帳(大祭)を行う風習が受け継がれている由。霊場の札所になっていない個人所有の仏堂で、長きにわたって定期開帳の伝統が守られているのは極めて稀な例。いろいろと大変なことも多いはずで、関係者の皆さんの御苦労に頭が下がる…。

宇津救命丸の社長さんのブログによると、今年は大掛かりに御開帳を行うようである。私もお参りしたいのだが、この日は生憎と仕事が立て込んでいて休めそうもないんだよな…(;´д`)

坂東三十三観音巡りふたたび(10)

お出かけ 坂東三十三観音 寺社巡礼 日記 観音霊場 霊場巡礼

24日の日曜日は少し時間ができたので、坂東三十三観音の17番札所・出流山満願寺にお参りしてきた。埼玉から栃木だとずいぶん遠くに感じる向きもあるだろうが、私の住む鴻巣市からだと、東北道を使えば結構近いのだ。

17番札所 出流山満願寺(出流観音=栃木県栃木市)

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石灰石採掘場の間をすり抜け、出流山に着いたのは11時過ぎ。人出が多いのか本堂寄りの駐車場は満車で、少し離れた場所に車を止める。団体参拝なのか何かの祈祷なのか、本堂内では法話の真っ最中だったので、小声で静かにお勤め。

17番満願寺にお参りした時の楽しみは、何と言っても名物である蕎麦を味わうこと。
前回にお参りしたときは宿坊で天ざるそばを頂き、今回も楽しみにしていたのだが、納経の際に伺うと震災の影響で宿坊自体を閉鎖されている由。
お昼は結局、門前のお蕎麦屋さんで頂いた。それはそれで十分美味しかったのだが、宿坊で頂けなかったのが、ちょっと心残りでもある。

暑い中お気を付けて

寺社巡礼 弘法大師霊場 日記 豊島八十八カ所 霊場巡礼

帰宅して部屋の中に入った瞬間、イエ電に見知らぬ番号から着信。例によって拙著『お大師様と共にあゆむ 豊島八十八ケ所巡礼』のご注文である。某札所寺院様から紹介があった由。

御年は私の父親と同世代と思しき男性の方。それにしても、これからお参りを始められるのだろうか。東京都内とはいえ、豊島霊場のお参りでは、照り返しがきつく日差しを遮るものがほとんどない道を数十分歩くことも少なくない。かく言う私も、高島平近くで熱中症になりかかった経験がある(自動販売機の飲み物で助かった)。先を焦らず、ご自分のペースで無事に結願できますようにと、願わずにはいられない。

このブログを見ておられる方で、豊島霊場にお参りしている方がいるかもしれない。
もしおられたら、これからの時期に板橋や練馬方面でのお参りの時は、熱中症対策(女性はUV対策も)をくれぐれもお忘れなきように。

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