お出かけ

猿島阪東観音巡り(その2)

お出かけ 寺社巡礼 日記 猿島坂東三十三観音 観音霊場 霊場巡礼

引き続き、猿島阪東観音(猿島坂東とも書く)の巡礼記録である。

掛所 納谷の観音堂

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2番さんを出て、茨城県境町方面に車を走らせると、程なく鈴木貫太郎記念館がある。
掛所の一つ・納谷の観音堂はそのすぐ先だ。その奥には浄土宗光岳寺の境内が広がる。
目印の幟は他の札所のように赤色ではなく、白いものが立っているので見落とさないように注意が必要。入り口が狭く、マイカー巡礼の人は、貫太郎記念館の駐車場を借りた方がいいだろう。掛所本尊は十一面観音。納経所は堂内。

掛所というのは非公式の札所を指し、猿島阪東にはここを含め3カ所存在するようだ。札所で手に入るお仕着せの納経帳には朱印紙が入っていないので、御朱印を頂きたい人は別のお帳面を持っていく必要がある。
(千葉県野田市関宿台町=浄土宗)

3番札所 吉祥院

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利根川を渡って、いよいよ茨城県に入る。いつも賑やかな「道の駅さかい」の脇に、3番札所の吉祥院さまへの案内看板が立つ。境町の中心市街地にあるお寺で、札所本尊は十一面観音。

お寺の前の通りは車の往来が結構激しいが、境内に入ると静かそのもの。お堂の前でしっかりとお勤めをさせていただいた。若住職様だろうか、御坊様がきびきびと働いておられていたのが印象に残る。
(境町新吉町974=真言宗豊山派)

猿島阪東観音巡り(その1)

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心待ちにしていた猿島阪東観音霊場(猿島坂東とも呼ぶ)の巳歳総開帳が始まった。
初日は急用ができて昼過ぎには鴻巣の住まいに戻らなくてはいけなくなったが、午前中を活用して回れるだけお参りすることにした。

1番札所 福寿院

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1番札所の福寿院さまは現在の千葉県野田市地籍、かつての関宿町にある。ずいぶん遠くに感じていたのだが、ナビに従って最短コースを走ると、車で1時間半強の道のりだ。

街道沿いにお寺があり、本堂に向かって左側にある観音堂に、札所本尊の十一面観音が祀られている。納経所も観音堂内にある。檀家の方が御朱印の対応をして下さったが、かなり手慣れた御様子。カラフルな御影もあり、ちょっと心が動く。
(千葉県野田市関宿台町350=真言宗豊山派)

2番札所 大悲院

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2番札所の大悲院さまは1番さんの目と鼻の先にある。歩いてもほんの数分の距離。
鉄筋コンクリートのお洒落な伽藍が目を引く。札所本尊は聖観音。
納経所は本堂下のプレハブ。

初日ということもあるのだろうが、それにしてもすごい人出で驚く。東京や神奈川のナンバーを付けた車もあったが、みんな楽しみにしていたのだろうな…。

今回の巡礼はお写経を納めて回っている。納経所で写経の納め方を聞くと、御住職が出てこられ、「写経塔に納めるので500円必要」とのこと。見ると本堂へ上る階段の脇に石造の写経塔があり、そこへ納めるようだ。お写経を納めて回る人は、お釣りがないように準備した方がいいかもしれない。
(千葉市関宿台町309=浄土宗)

【猿島阪東観音】いよいよ巳歳総開帳

日記 猿島坂東三十三観音

長いこと心待ちにしていた、茨城県と千葉県にまたがる猿島阪東観音霊場(猿島坂東とも呼ぶ)の巳歳総開帳が、17日から1カ月間にわたって行われる。

私も計画通り、17日から何回かに分けての区切り打ちでお参りさせていただく。
初日は用事ができて数カ寺のみのお参りになりそうだが、焦らずゆっくりお参りしてこようと思っている。

気温だけが気がかり

日記 猿島坂東三十三観音

お待ちかねの猿島阪東観音(猿島坂東ともいう)の御開帳まで、あと数日。
気分がはやるばかりで、遠足を待ちわびる子どものようである。

巡礼の足となるマイカーはちょうど車検を済ませたところ。トラブルなく走ってくれると良いのだが…。
気になるのは巡礼中の空模様。一日のうちで寒暖の差が激しい日が続くようで、白衣の下に何を着ていくかで悩むことになりそうだ。

巡礼の楽しみが増えた・・・

日記 猿島坂東三十三観音

17日から始まる猿島阪東観音霊場(猿島坂東ともいう)の巳歳総開帳に合わせた形で開かれている、さしま郷土館ミューズの特別展「猿島阪東観音開帳記念 万蔵院寺宝展」の詳細が、同館公式サイトにて告知されている。

写真を見る限り、なかなか充実した展示のようで、見に行くのが楽しみになってきた。
展示は2期に分かれていて、後半になると展示品も増える由。さしま郷土館ミューズは12番・宝蔵院や番外・圓明院の近くになるようである。

【午年総開帳】埼玉県内は各地で

御開帳情報 日記 足立坂東三十三観音

先日のこのブログで取り上げた、埼玉県内のローカル観音霊場の御開帳の件、情報があまりにも簡略過ぎたので、現在こちらで把握しているものを備忘を兼ねて書いておく。

・足立坂東三十三観音(桶川・知足院さまが札元の方=高崎線沿線)
・足立坂東三十三観音(蕨・定正寺さまが札元の方=京浜東北線沿線)
※上記2霊場は同一名称だが異なる霊場なので、注意が必要。
・武蔵国三十三観音(埼玉県東南部)
・新秩父三十四観音(さいたま市周辺)

このほか、すでに定例総開帳が絶えてしまった観音霊場でも、札所により開帳が行われるケースもありそうだ。できるだけ情報を集めようと思う。

行田に七福神巡りができていた・・・

七福神 日記

ネットで調べ物をしていたら、隣町の行田市内に七福神霊場ができていたのを偶然見つけた。何でも一昨年(2011年)の3月から発足していたらしい。行田にはよく出かけるのだが、今まで気付かなかったとは“灯台下暗し”だったのか。
行田八幡神社さまの公式サイトに、札所一覧が載っている。
札所一覧のページに直接リンクができない仕様なので、上記トップページからどうぞ。

行田の市街地からは少し離れた札所もあるので、車か自転車を使ってお参りするのがお勧め。趣向を凝らした授与品や記念品もあるようだ。

お参りは通年可能なようなので、時間ができた時に、観光を兼ねて妻と一緒に出掛けてみるか…。

【足立坂東観音】10番東光院は移転です

日記 足立坂東三十三観音

用事で桶川方面に出掛けた帰り、昨年(2012年)11月29日のこのブログで取り上げた、足立坂東三十三観音(桶川の知足院さまがお札元の方)の10番札所・東光院さまの状況が気になり、桶川から久喜方面に向かう県道(通称・菖蒲県道)を東に向かって車を走らせる。

東光院さまのある辺りは圏央道の桶川インター予定地と重なるようで、菖蒲県道を替え道しての圏央道の道普請の真っ最中。盛り土が始まった向こう側に東光院さまのお堂の屋根が見える。
その少し先に真新しい銅葺きの屋根が見えたので、反対側に回り込んでみると、新しいお堂が出来上がっていた。

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墓地ともども移転した新しいお堂は、かつての場所から100メートルほど北に行った場所にある。古いお堂がまだ残っているということは、まだご本尊の遷座が済んでいないのかもしれない。境内には移転の経緯を記した石碑も建てられており、「平成二十五年春彼岸」とある。お彼岸に合わせて落慶法要を行うのだろうか。
お堂の右奥には、今度の落慶法要で使われるものなのか、2本の角塔婆が立てかけてあった。ここのお堂は手元の資料によれば真言宗智山派に属しているようだが、法人格はないようで、どのお寺が別当を務められているのかは分からない。この近くには、それぞれご住職が異なる複数の智山派寺院が存在する。

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山号が「氷川山」ということは、江戸時代までは近くにある氷川神社の別当を務めていたということか。「上品上生観世音」がどのような観音様なのかも興味がある。

いずれにせよ、来年春に行われる筈の午歳総開帳では、新しいお堂にお参りすることができそうだ。札所へは、これまでの菖蒲県道からではなく、県道と南北に交わる、地元では国道17号の間道として使われている市道からのアクセスになるようだ。周辺の道路事情は県央道の工事に伴って一変しており、行田の宝積寺さま刊のガイド本に載っている地図は現状と合わなくなっているので、お参りには注意が必要だ。

【猿島阪東観音】御開帳まであと1週間

日記 猿島坂東三十三観音

17日から始まる、茨城県の猿島阪東観音霊場(猿島坂東とも呼ぶ)の巳歳総開帳まであと1週間ほど。他の携行品の支度は済んでいるので、お写経の準備などを少しずつ進める。
分けて頂いた納経帳には掛所の分の朱印紙がなく、念のため汎用のお帳面を持っていくことにした。

それにしても、悩ましいのは道順の組み立て。札番順に回る順打ちがいいのは分かっているが、あまりに遠回りになる個所がいくつかある。もうしばらく頭を悩ませることになりそうだ。

【津久井観音霊場】2014年5月に午歳総開帳です

御開帳情報 日記 津久井観音

神奈川県相模原市の旧津久井郡地域に広がる「津久井観音霊場」で、来年の5月に午歳総開帳が行われます。

開帳期間は2014(平成26)年5月11日から同31日までの約3週間です。
合計43カ所の札所を回ることになりますが、他地域と同じく地域管理の在家堂やムラ堂が多く、この時期でないとお参りは難しいようです。

霊場会公式サイトはこちら

詳細は情報を入手次第お伝えします。

なお午年に当たる来年は、埼玉の足立坂東観音や神奈川の三浦観音をはじめ、関東地方各地でローカル観音霊場の総開帳が行われるはずです。できるだけ情報を集めて発信しようと思っています。

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