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偶然見つけた「送り大師」

弘法大師霊場 日記 街で見かけたもの

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昨日は終日、仕事で栃木県の那須方面を回っていた。
取材先に車を止めるスペースがなく、近隣の「千本松牧場」の駐車場をお借りしようと車のハンドルを切ると、駐車場の傍らに1間四方くらいのお堂が建っている。

仕事を済ませてから駐車場に戻り、お参りしようとお堂に向かうと、「弘法大師」の扁額が掛かっており、ここが大師堂であることが分かる。お堂は荒れた様子はなく、周辺の除草も行き届いており、しっかりと管理されている。

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国道端にはここが「下野国新四国八十八ケ所霊場」の札所であることを示す標柱と、大師堂の縁起を記した案内板が建っている。こちらも、きちんと整備されている感じ。縁起によれば、千本松牧場の運営会社が管理しているお堂のようだ。霊場の開創は明治の中ごろで、豊島八十八ケ所の開創よりちょっと古いくらいか。

駐車代がわりにと牧場内のレストランで昼ご飯を済ませ、レジの人に大師堂のことを聞くと、「総合事務所に分かる人がいる」とのこと。事務所を訪ね、頂ける資料がないかを尋ねると、手持ちの物をコピーしてくださるそうで、ありがたい限り。

頂いたコピーは、地元の雲照寺さま(真言宗東寺派)がお別当を務める大師講のパンフレット。毎年3月下旬に、送り大師方式で全札所を回るようだ。詳しいことは雲照寺さまでないと分からない由。年間を通じて納経ができるかどうかは分からない(おそらく無理だと思う)。

送り大師は千葉・埼玉・茨城といった利根川流域の限られたエリアだけの風習とばかり思っていたが、那須連山の麓にも存在していると知り、ちょっと驚いている。基本的には瀬戸内などの島遍路と同じシステムであり、全国各地にあっても不思議ではないのだが、ついつい固定観念が先立ってしまうのも事実。「知られざる送り大師」は、全国にまだまだあるのかもしれない。

【豊島霊場案内書】アマゾンの在庫復活は今週末ごろ

お知らせ 日記 豊島八十八カ所

いつも「新聞屋の道具箱」をご覧いただき、ありがとうございます。

拙著『お大師様と共にあゆむ 豊島八十八ケ所巡礼』が、アマゾンで在庫切れとなっています。WEB上で在庫が復活するのは、今週半ば過ぎから週末になる見込みです。

アマゾン上での欠品が多く、皆様にはご迷惑をおかけし申し訳ございません。
お急ぎの方は
中山書房仏書林様(東京都文京区湯島)での店売り
 ※所在地・定休日はこちらから。
・拙著取り扱い一部札所寺院様
・当サイト「お問い合わせ」メニューからのご注文
のいずれかをご利用ください。

システム上、アマゾンへの寄託部数積み増しが難しく、お参りの皆様にご迷惑をおかけすることが続いていることをお詫び申し上げます。

『お大師様と共にあゆむ 豊島八十八ケ所巡礼』著者
「新聞屋の道具箱」管理人 

【忍領三十三観音】5番・観音院の痕跡?

日記 街で見かけたもの 観音霊場

野暮用で朝早く車を走らせていた折、狭い上に見通しの悪く、交通量も多い交差点を避けようと脇道に入ると、クランクの突き当りのような場所に小さなお堂があるのを見つけた。傍らには高さ2メートルほどの石像の観音さまや、数基の板碑らしきものがある。

この道は夜通ることが多く、お堂の存在に気付かなかった。で、件のお堂の前を通り過ぎてしばらくしてから、「このお堂、廃寺とされている忍領三十三観音5番の観音院跡では?」と気づいた。

以前にも書いたが、忍領5番の観音院は廃寺とされ、現在では鴻巣市(かつての川里町)の赤城地籍にある、工業団地近くの墓地内にある小堂を観音院と見なしている資料が多い。ただ、この小堂には「臨済宗円覚寺派 慶龍寺」の表示があり、こちらを兼務している騎西の龍興寺様の話では、慶龍寺は龍興寺の隠居寺として造られたもので、件のお堂も観音堂ではなく阿弥陀堂とのことである。
また、観音院の御詠歌には「廣田に浮かぶ月影は」という文言があり、観音院が広田地籍にあることを示唆している。

この観音院、これも以前書いた通り、『新編武蔵風土記稿』にも『川里町史』にもほとんど記述がない。明治維新の廃仏毀釈の折、川里地域では観音院と修験寺院の2カ寺が廃寺になったという記録はあるが、所在地などは分からない。また旧川里町では、近隣市町村で行われた地域内の仏像・神像の調査が行われておらず、この線から探ることも難しい。
また、市町村合併のあおりで川里町の公民館や資料館は閉鎖されてしまい、地域に詳しい職員も異動してしまった由だ。

昼間にお参りして近所の方に話を伺えば、何か手がかりが掴めるかもしれない。改めて訪れようと思う。

早いもので1周年。

日記

早いもので、結婚式を挙げてからちょうど1年。
まだまだ未熟な私たちだが、結婚式を挙げたお寺の和尚様をはじめ、いろいろな方々に支えられて何とかやってこられた。お世話になった皆様に、ただただ感謝。

そして、不甲斐ない夫を支え、励ましてくれる妻にも感謝。
これからも、「感謝」の心を忘れず、二人で歩いていこうと思う。

 

余談だが、Facebookのプロフィール更新を忘れていて、「未婚」を「既婚」にしたら、「おめでとうございます」の画面が出てきて、ちょっとビックリ。結婚したことを知らせていなかった方から、お祝いのメッセージを頂いた。本当にありがたい限りである。

これからも、私たちをよろしくお願いします。

研ぎ屋さん来訪。

わが町 日記

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帰宅して郵便受けを覗くと、何やら小さな白い紙が入っている。

いつもの廃品回収告知かと思ってよく見ると、包丁研ぎ屋さんが私の住む団地に来るらしい。今の団地に引っ越して大分経つが、こうしたチラシが入るのは多分初めて。包丁だけでなくいろいろな刃物に対応してくれるようだ。

この辺りには家庭で使う刃物を研いでくれる店がない。
潜在的な需要はかなりあるはずだが、当日は結構込むのだろうか。

また法則発動か・・・

日記

一昨日のこと。外出先から帰宅してパソコンを立ち上げると、なぜかネットにつながらない…。出掛ける前にルーターのバージョンアップ処理をしたのと関係するのでは?と気づき、ルーターの設定画面を見ると変わった様子はない。

家の中のファイル共有やネットワークプリンターへの出力もできるので、ルーターからデーターが外に出るときの処理で何やら問題が起きているらしい。考えられる処置はしてみたが状況は変わらず、NTTにSOSの電話。

私の説明を聞いていたNTTの故障受付氏のご託宣は、「設定が云々ではなく、故障の類なので交換します。係員が代替機を持って行く」とのこと。私が使っているルーターは宅配便を使った交換ができず、NTTの人に来てもらわねばいけないようだ。

ただ、今週はバタバタしていてそのための時間が取れそうもない。相談した結果、普段はひかり電話の接続だけに使っているルーターの設定を変えて使うことにした。帰宅してから電話線やらLANケーブルやらをつなぎ変え、接続設定をやり直したら、何事もなかったようにネット接続が復旧である。

実は、いろいろと事情があって、近いうちにルーター回り一式を新品に替えることになっていた。わが家の家電品は買い替えが近づいた途端に故障する傾向があるが、今回も法則発動なのだろうか…。

ひんやり。

日記

昼間は表回りをしていると、半袖ノーネクタイでも暑く感じるくらいだったが、夜になると一転して肌寒さを感じる。一気に秋が訪れた感じだ。

これで気候が安定してくれれば坂東のお参りを再開できるのだが、お天道様はこの秋の空模様をどうするつもりなのだろう…。

曲面が難敵・・・

Android端末 日記

「2年縛り」が終わったタブレットを、新しいものに買い替えた。
結局、モバイル通信機能付きのものは価格面などであきらめ、ヨドバシカメラで勧められたASUSの製品を購入。これまで使っていたGalaxy tabは、単なる無線ルーターに機種変した。

タブレットの方は買ってから1カ月以上放置していたが、この前から手の空いた時間を見つけて少しずつセットアップしていく。一番よく使うはずのカーナビのアプリは思案の末、タブレット側に地図を持つタイプのものにした。これならば、携帯が圏外でも安心してナビを使える。

問題なのは車載の方法である。今度のタブレットは電源周りに癖がないのはいいのだが、私の車のダッシュボードは曲面中心のデザインになっていて、吸盤型のスタンドとは相性が悪いことこの上ない。いろいろ試してはいるのだが、なかなかいい製品がなく、しばらくは試行錯誤になりそうな雲行きである。

貰い物違い・・・

日記

この前の当ブログに書いたまぶたの腫れ物が収まる気配がなく、今日は朝から近く(と言っても車で10分ほどかかるが)の眼科に出かける。

診察の結果は、いわゆるものもらい(麦粒腫)ではなく、まぶたの脂肪腺が詰まって起きる霰粒腫。「薬で様子を見るけど、最終的には外科的に切除しないとだめかも」というご託宣である。

ものもらいと違って人にうつらないのは一安心だが、手術の可能性を示唆されたのは複雑な心境。薬で治ればいいのだが。

有難くない貰い物

日記

1週間ほど前からだろうか、右の目がごろごろして仕方ない。
忙しさにかまけて放っておき数日たったころ、、妻に「瞼が腫れているわよ。ものもらいじゃないの?」と言われた。鏡を見ると、確かにものもらいのような腫れ方である。

眼医者さんへ行った方がよいのだろうが、ここ鴻巣は埼玉県内でも有数の医療過疎地域。眼科の初診は早くて半日がかりだろう。とりあえず薬局でものもらい用の目薬を買ってきたが、どうなるやら…。

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