東葛印旛大師の公式サイト

寺社巡礼 弘法大師霊場 送り大師

送り大師の風習を受け継ぐ「東葛印旛大師」の公式サイトを見つけた。

東葛印旛大師

単なる日程の告知だけではなく、歴史的にも貴重な資料が掲載されていて、興味深い。
送り大師の伝統が長く続きますように…。

【栃木十三仏】11番 延命院(阿閦如来)

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栃木十三仏霊場の11番札所である延命院様は、上三川町にある真言宗智山派の寺院。札所本尊は阿閦如来。

山門のすぐ脇には小さな大師堂があり、石仏の弘法大師像が何体も祀られている。
納経の時にお話を伺うと、この地区ではかつて送り大師の風習があり、かつては集落の家々に大師像が祀られていたという。その後の世情の変化で、送り大師の行事も行われないようになり、お寺で預かった弘法大師像をお祀りしているという。

(2024年4月29日巡礼)

【栃木十三仏】09番 瑞光寺(勢至菩薩)

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栃木十三仏霊場の9番札所である瑞光寺様は、真岡市内にある天台宗の寺院。札所本尊は勢至菩薩。

山号は「松医山」と号すが、お寺の縁起が記された看板を見ると、かつては薬師如来を本尊とした時代があったらしい。
周辺は紅葉の名所としても知られている。

(2024年4月29日巡礼)

【栃木十三仏】05番 城興寺(地蔵菩薩)

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大型連休の前半最終日、お天気も良いので栃木十三仏巡礼の続きに出かける。

芳賀町にある5番札所の城興寺様は、天台宗に属する寺院で、「延生地蔵尊」の別名がある。札所本尊は地蔵菩薩。
安産や子育てに霊験あらたかなお地蔵様という。

山門のすぐ脇には観音堂があり、こちらは芳賀秩父霊場の5番札所とのこと。芳賀秩父は廃寺になった札所も多く、お参りは難しいようだ。
また、地蔵堂と観音堂の間には、二等三角点の石杭が頭を覗かせている。気になって帰宅後「地理院地図」サイトを見ると、確かにお寺の境内に三角点の記号がある。

(2024年4月29日巡礼)

【栃木十三仏】08番 龍蟠寺(観世音菩薩)

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地元の新聞に、数年前の開創以降、コロナ禍で延び延びになっていた「栃木十三仏霊場」の開創法要が行われたという記事が載っていた。

折しも大型連休。お参りを始めることにした。
最初に7番の医王寺様を訪ねたのだが、お留守の様子で、かつ「納経は事前予約制」という掲示があったので日を改めることにし、同じ鹿沼市内にある8番の龍蟠寺様をお参りすることにした。札所本尊は観世音菩薩。

こちらは十三仏霊場の幟は立てられておらず、寺号を確認してからのお参り。
曹洞宗のお寺で、下野観音霊場の番外も兼務されている由。
十三仏霊場の公式納経帳もあったので、1冊求めてそちらに御朱印を頂いた。

(2024年4月28日巡礼)

三浦地蔵霊場が4月24日から開帳

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神奈川県の三浦半島各地に札所が広がる「三浦地蔵霊場」が4月24日から5月24日までの1か月間、卯年恒例の開帳を行うそうです。
3番札所である横須賀市の「満昌寺」様公式サイトで、開帳が告知されています。

【三浦 三十八地蔵尊御開帳(4/24~5/24, 12年ぶり)のお知らせ】

コロナ禍の関係で最近は定期開帳を見合わせる霊場が多かったのですが、これをきっかけに少しずつ開帳が増えていってほしいと思います。

あけましておめでとうございます

日記

あけましておめでとうございます。
本業が忙しくなかなか更新できない状況が続いていますが、できる限り情報を発信していきたいと思います。

本年も『新聞屋の道具箱』をよろしくお願いいたします。

管理人 敬白

【安房国札観音】開帳は再度延期に

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千葉県南部の館山・南房総両市に札所が広がる「安房(国札)観音霊場」は、通例は丑年に本開帳、午年に半開帳が行われ、丑年に当たる昨年(2021年)は本開帳が行われる予定でしたが、コロナ禍の為に今年に延期されていました。
霊場会の公式サイトによれば、昨今の感染拡大を受け、安房国札観音の本開帳を来年に再度延期するとのことです。

丑歳御開帳「安房国札観音霊場御開帳」開催延期のお知らせ

一方、この春は安房国札と同様の理由で開帳が1年先送りされた神奈川の三浦観音霊場や、さいたま市周辺の足立十二薬師(南・北とも)など各地で観音霊場や薬師霊場の開帳が予定されています。こちらの動向も気掛かりです。

足立十二薬師(東)の札所案内

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来年は寅年。お薬師様の御開帳が各地で行われ、通例ならばさいたま市とその周辺で2つ存在する薬師霊場でも御開帳が行われる。

このうち旧中山道から東側に広がる「足立十二薬師(東)」には霊場一覧のような資料が少なかったのだが、地域の信心深い篤志家の方が、札所案内図を作り、WEBで公開していることを知った。
そのURLはこちらです。

さいたま市内の薬師霊場は両方とも在家の方がお札元と伺っており、情報が少ないのが現実。
こういう資料は、本当にありがたい。

コロナ禍をはじめ様々な問題がある中、御開帳の実施を願わずにはいられない。

見送りの際の不思議な御縁

日記

老人施設に入っていた父が亡くなった。86歳。心肺機能が低下し酸素吸入を行っていると施設の方から連絡を頂いてから、10日ほどで他界してしまった。

父の兄弟で健在な方は無く、親類も遠方かつ高齢な方ばかりで、コロナ禍のこともあり、見送りは私、妻、弟の3人だけにさせて頂いた。お葬式もごく簡単な形とし、諸般の事情(土地柄によるもの)で、お坊様の手配も葬儀社様に一切をお任せした。

葬儀の当日にお経を上げに来て下さったのは、何と私の高校時代の恩師である、丸茂湛祥先生の御子息の方。葬儀社の方から「本蔵寺の…」とご紹介を頂き、「丸茂先生には大変お世話になりまして…」とあいさつさせて頂いた。聞けば、昨年の秋に丸茂先生はお亡くなりになったとのこと。

丸茂先生は京大の哲学科を卒業された後に、県立高校の国語教員となられる一方で、実家のお寺と保育園を継ぎ、日本画家や戯曲の執筆などでも活躍され、地元富士市の文化財行政にも深く関わり、宗派の要職も務めるなど、文字通り八面六臂の活躍をされた方。特に宗教芸術に関しては宗派を超えて造詣が深く、富士市内で浅間信仰関係の絵画や彫像などの調査が進んだのは、丸茂先生の尽力が大きい。
丸茂先生の人柄は、下記の地元紙記者から市会議員になられた方のブログに詳しい。
http://blog.unno-kouenkai.com/?eid=1584676

父の見送りの時に再び結ばれた、不思議な御縁。
近々に丸茂先生のお寺をお訪ねし、手を合わせてこようと思う。
不肖の教え子の代表例のような私だが、先生はどのように声をかけてくれるのだろうか…。

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