観音霊場

坂東三十三観音巡りふたたび(6)

お出かけ 坂東三十三観音 寺社巡礼 日記 観音霊場 霊場巡礼

坂東霊場の14番札所・弘明寺を出たのが午後2時15分くらい。頑張ればもう1カ寺回れる時間なので、迷わず13番の浅草寺に向かうことにした。

13番札所 浅草寺(浅草観音=東京都台東区)

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横浜と泉岳寺で電車を乗り継ぎ、浅草に着いたのは午後3時半ごろ。坂東札所の取り決めで納経は午後4時までになっているので、ちょっと早足で浅草寺に向かう。

仲見世はいつもと変わらぬ賑わい。人ごみに行く手を阻まれ思ったより時間がかかったが、お内陣でのお参りと納経を、何とか時間内に終わらせることができた。

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雷門前の通りでは歩行者天国を実施中で、雷門から少し隅田川寄りの普段は人力車乗り場になっているあたりには随分と人ごみができていた。何事かと思って覗いてみると、スカイツリーと某ビール会社の本社になっている通称ウン●ビルを同時に写せる、ちょっとした撮影スポットになっていた由。私も何回かシャッターを切った。

他の札所では人ごみが嫌に感じることが多いのだが、浅草寺では不思議とそういう気にならない。というか逆に「人ごみも浅草寺の魅力」ともさえ思えるのだ。浅草寺の賑わいを詠んだ「江戸自慢 十三番が これくらい」という川柳があるそうだが、今も昔も観音さまの賑わいは変わらないということだろう。

坂東三十三観音巡りふたたび(5)

お出かけ 坂東三十三観音 寺社巡礼 日記 観音霊場 霊場巡礼

鎌倉近郊の坂東札所は一通り打ち終えたが、納経所が閉まる時間まではまだまだ時間がある。予定通りに6カ寺回れそうなので、鎌倉から14番札所の弘明寺観音へ向かう。戸塚で地下鉄に乗り換えると、鎌倉からは案外近い。

14番札所 弘明寺(弘明寺観音=横浜市)

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地下鉄の弘明寺駅からは、賑やかなアーケードを取って観音さまに向かう。大岡川を渡り、アーケードが途切れたところが山門だ。

ここは、お内陣に入る時だけ拝観料を納めるシステム。前回同様、お内陣でお勤めさせて頂くことにした。鉈目模様が残るここの観音さま、実は好きだったりするのだ。

お参りと納経を済ませ、京急の駅に向かおうと客殿側から道に出ようとすると、「予約制で精進料理が味わえる」旨を記した看板があるのに気づいた。年季の入った看板だったが、前回のお参りの際は見落としたようだ。

坂東三十三観音巡りふたたび(4)

お出かけ 坂東三十三観音 寺社巡礼 日記 観音霊場

3番田代観音を出ると、ちょうどお昼時になった。ゆっくり食べたいのは山々だったが、今回はどうしても、坂東札所をあと3カ寺回りたい。納経所を閉めることが多い昼の時間帯を使って、4番の長谷寺へ移動する。

4番札所 長谷寺(長谷観音)

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4番札所の長谷観音へは鎌倉駅から江ノ電で向かったが、平日のラッシュ時並みと思われる込み方。それだけ観光地としての人気が高いということか。江ノ電を長谷駅で降りて観音様に向かうが、入山料の支払いがスイカやパスモでできるようになっていて、ちょっと驚く。関西では安倍文殊院がそうだった筈だが、関東ではあまり例がなさそうだ。

お昼時ということもあってかお参りの人や観光客の姿は比較的少なめで、ご本尊の観音さまの前でゆっくりお勤めすることができた。

ちなみにこの日の昼ご飯は、境内で買った「寺饅頭」。肉まんの「あん」に相当する部分野菜だけの精進風になっていて、結構うまかった…。

坂東三十三観音巡りふたたび(3)

お出かけ 坂東三十三観音 寺社巡礼 日記 観音霊場 霊場巡礼

先の土曜日の坂東札所のお参りの続き。まだお昼まで大分時間があるので、どんどん回ることにした。

3番札所 安養院田代寺(田代観音=鎌倉市)

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3番札所の田代観音は再び鎌倉市に戻る。鎌倉駅からは歩いて15分ほどか。

お参りした時は法事の最中で、本堂から少し離れてごくごく小さな声でお勤め。納経は普通に出来て一安心。
納経所では、大きなお軸を抱えた初老の男性と一緒になった。聞けば百観音を一本の軸で回られているそうで、傍目に見るだけでも相当の迫力。全て成満の暁には、素晴らしいお軸になることは間違いない。坂東は以前にも回られているそうで、お帳面の方には重ね印を受けられていた。

鎌倉駅に向かう途中、以前のお参りの時にも気になっていた小さなお寺に立ち寄る。日蓮宗の寺院のようだが、がん封じなどにご利益があることを、手書きの看板でアピールされている。看板の中には「番外札所」と記されていたものもあったが、坂東の「自称番外」ってことだろうか…。坂東には公式番外は存在しない筈なので。

坂東三十三観音巡りふたたび(2)

お出かけ 坂東三十三観音 寺社巡礼 日記 霊場巡礼

鎌倉近郊の坂東札所4カ寺は、札番順で回ることにした。1番杉本観音から2番岩殿寺まで直線距離はわずかなのだが、公共交通機関を使うと遠回りで効率が良くない…と思いながら移動する。まあ車で行ったら行ったで、杉本観音周辺で駐車場を探して右往左往することになるのだが。

2番札所 岩殿寺(岩殿観音=逗子市)

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JR逗子駅近くの閑静かつ高級感漂う住宅街を抜け、2番札所の岩殿寺へ。坂東札所で唯一の禅宗(曹洞宗)寺院だが、境内に一歩入るといかにもそれらしい雰囲気が漂う。丘の中腹にある観音堂までは結構な高低差があり、急な石段が続く。ちょっときつく感じたが、「これくらい序の口。まだまだきつい札所が控えている」と言い聞かせながら登る。

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門前にはアジサイがたくさん植えられている。ほとんどまだつぼみだったが、なぜか1輪だけ美しい花を咲かせていた。盛りの時期はそれは美しい眺めになるのだろう。

坂東三十三観音巡りふたたび(1)

お出かけ 坂東三十三観音 寺社巡礼 御朱印 日記 観音霊場

今日はいつもの土曜日よりちょっと早起きして、予定通り坂東三十三観音のお参りに出掛けてきた。何度かすでに書いたようにわが家は11番の吉見観音からそう遠くない場所にあるのだが、今回は1番の杉本観音を発願札所に定めた。

1番札所 杉本寺(杉本観音=鎌倉市)

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1番杉本寺へは、鎌倉市内の渋滞を避けるべく京浜急行の金沢八景駅からのバスを使ったが、それでも家からの所要時間は2時間半。埼玉から鎌倉は、やっぱり遠い…。

それでも、たまたまよい時間帯に当たったのか巡礼の人はまだ多くなく、落ち着いてお参りができた。杉本観音のある一帯は名所旧跡にカウントされる寺院が多く、込むときは半端ない人出になる。

また杉本寺は、1番札所というだけあって巡礼用品の扱いが充実している。以前から気になっていた御影帳について聞いてみたが、やぱり扱っていないという。どこかの札所で扱っていないかな…。

再び坂東参りへ

お出かけ 坂東三十三観音 寺社巡礼 日記 観音霊場

行かなきゃ行かなきゃと思ってきた再度の坂東のお参り、明日から始めることにする。
前にも書いたが、ちょっとした事情でこのお参り、できるだけ早く済まさねばならぬのだ。今回は両親の健康を願い、そして今は亡き小林先生のことを思いながらのお参り。で、前回とは異なりけじめを付ける意味も込めて1番の杉本観音から回ることにする。

朝は早起きになるが、このブログを書いてからも、明日のお参りに備えてお写経の続き。まあ電車の中で2時間ほど寝られる計算になるが、どうなるやら…。

なかなかの気配り

寺社巡礼 日記 置賜三十三観音 観音霊場 霊場巡礼

この連休から、山形の置賜三十三観音で連合総開帳が始まった。霊場会が発足したのを記念し、10月末まで半年間にわたる大開帳である。

ちょっと驚いたのが、公式サイトの内容が非常に充実していること。ローカル霊場だと札所と納経所が離れた位置にあることが珍しくないのだが、その点の案内も抜かりなくまとめられている。マイカー巡礼が大半を占める点に配慮してか、カーナビで検索しやすいように情報を掲載しているのも注目。もちろん、札所ごとの納経対応についてもきちんと記載されていることは言うまでもない。

サイトの造り自体は手作り感あふれるものだが、情報の内容はメジャーどころの霊場に引けを取らない内容だ。多くの霊場関係者が目を通すべき内容と考えるのは、私だけだろうか。

お参りに行きたいが、3泊4日程度の行程が必要らしい。時間が取れるかな…。

相模三十三観音が特別開帳

寺社巡礼 御開帳情報 日記 観音霊場

この週末、神奈川県の相模三十三観音で特別開帳が行われるようだ。
ガイドブックもしっかりしたものがあるようで、納経にも対応する由。

相模の観音を一斉巡拝 観光協会が案内書作成(タウンニュース)

相模霊場は丑年に本開帳するようだが、何かのイベントの一環だろうか。
案内書を作ったということは、通年巡礼が可能ということかもしれない。地区や個人が管理する在家堂が多そうな感じで、通例開帳以外の期間はお参りが難しそうな気もするのだが。何かの折にまず案内書を入手してみようか。

御開帳と聞けば血が騒ぐ私なのだが、土曜日と日曜日の実質2日間だけでは、結願は不可能だ(;´д`)。本開帳の時はぜひお参りしたい…。

ご縁が広がりますように

寺社巡礼 御開帳情報 日記 観音霊場

以前のこのブログでも取り上げたが、明後日の6日から8日まで、西国三十三観音の平成東北出開帳が仙台市で行われる。

西国霊場にお参りしたことがない私にとって、この出開帳はぜひ行ってみたいのだが、何分にも平日開催で時間のやりくりがつかぬ。ネット上でお知り合いになっている方も関係している関係で残念なのだが、仕方がない…。

何はともあれ、出開帳の成功を願わずにはいられない。

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