お出かけ

【豊島八十八ケ所】案内書のネット販売が拡大

お知らせ 弘法大師霊場 日記 豊島八十八カ所

仏教書専門書店の「中山書房仏書林」が運営する通販サイトで、拙著『お大師様と共にあゆむ 豊島八十八ケ所巡礼』の取り扱いが始まった。

既報の通り中山書房のリアル店舗ではお取り扱い頂いているが、ネットでも扱ってもらえるとは・・・。
感謝感激というより、ちょっと恐れ多い感じもする。仏教書の分野では、そのくらいの存在感がある本屋さんだ。「中山書房で本を扱ってもらっている」ことに恥じない仕事をしなければと、改めて思う。

何はともあれ、中山書房のサイトにぜひお立ち寄りの程を。

【御府内八十八ケ所】札所25番 長楽寺

お出かけ 寺社巡礼 弘法大師霊場 御府内八十八カ所 御朱印 日記 霊場巡礼

20101122_gofunai25
21日の日曜日は、御府内巡礼の続きに出掛ける。遠くの札所をできるだけ早めに回るべく、今回は日野にある札所25番の長楽寺にお参り。真言宗豊山派のお寺で、本尊は不動明王。
御府内というだけにすべての札所が23区内にあるような気がするが、実は東京23区の外にも2つの札所がある。一つはここ25番で、もう一つは秦野の大山神社近くにある77番仏乗院だ。

モノレールや京王線の多摩動物公園駅から、モノレールの線路沿いに緩やかな坂道を下り、動物公園の正門を過ぎると、すぐに長楽寺への入り口。本堂までは九十九折りの急坂が続く。

長楽寺は今から400年近く前の開基で、戦前まではかつて角筈村と呼ばれた、西新宿のオペラシティがある場所にお寺があった。戦災に遭ったため、昭和34(1959)年に現在の日野市に移り、境内の整備を重ねて現在の姿になっている。
納経所の前に大師堂があり、御府内の巡礼はここでお参り。納経に伺うと、「本堂の上に観音霊場があるので、そちらもぜひお参りしてほしい」とのことで、鍵を開けていただいて観音様を訪ねた。
檀家からの寄進だろうか、石仏の観音像が百体以上並ぶ姿は圧巻。観音様にお参りを済ませ、近くにあったベンチに腰掛けてお接待に頂いたミカンを頬張る。お寺でとれたミカンの由で、程よく酸味が抜けていい味になっていた。
残りは家に持ち帰り、一旦お供えしてから食べることにした。

大きな観音像の裏側には、「施工監理直営」とある。移転当時はご住職自ら重機を操って整備されたそうで、今日の姿になるまでの御苦労は相当なものがあったのではないだろうか。
参道はちょっとした「遍路ころがし」の趣きだが、先人のご努力に感謝しながら上りたいものである。

ガイドブックにはあまり触れられていないようだが、ここ長楽寺は月曜日はお休み(祝日や振替休日の場合は火曜日)。お参りや納経はできないので、皆さんご注意を。
(2010年11月21日巡礼=東京都日野市程久保8-49-1、地図はこちら

写経の手本がようやく完成

お出かけ 寺社巡礼 弘法大師霊場 御府内八十八カ所 御朱印 日記 霊場巡礼

御府内八十八ケ所の巡礼時に納めるお写経の手本が、ようやく完成。
理趣経の「百字の偈」にしたが、何とかA4サイズの用紙に収まった。
屁垂れのリアル管理人向けでもあり、当然のようになぞり書き仕様である。

早速お写経を始めてこの週末にもいくつかの札所にお参りしたいのだが、土曜日は生憎と雨の予報。
どうしたものか…。

出来上がった手本は当サイトで公開しようとも思っているが、そこは当管理人のやること。
気長にお待ちをw

筆者として何よりの励み

弘法大師霊場 日記 豊島八十八カ所

早いもので、11月ももうすぐ半ば。
拙著『お大師様と共にあゆむ 豊島八十八ケ所巡礼』を寄託しているアマゾンに、先月分の請求書を発送した。

おかげさまで、販売実績は先々月よりも若干の増加。
筆者として、また版元として、本の販売実績が増えるのは何よりの励みになる。

何はさておき、読者の皆さんに多謝。

【御府内八十八カ所】写経をどうする?

弘法大師霊場 御府内八十八カ所 日記

昨日のブログに投稿した通り、御府内八十八カ所を回り始めたのだが、心残りが一つある…写経だ。

豊島巡礼では叶わなかったが、最近はできるだけお写経を納めながら巡礼するようにしている。
某寺院の団参に入れていただいて回った秩父や、現在巡礼中の坂東では、「十句観音経」を納めている。

御府内では本尊もまちまちだし、屁垂れの当管理人でも続けられそうな写経が思い浮かばない。
で、1番の東京別院でお勤めをしていた時に目にしたのが、「理趣経百字の偈」のチラシ。

百字なら何とか続けられそうだし、理趣経は真言宗で最も大切にされているお経の一つ。これなら弘法大師霊場の巡礼にふさわしいのではないだろうか。
お手本作らないと・・・。

実は、御府内には1カ所だけ臨済宗の寺院がある。禅宗でも理趣経はお唱えするようだし、このままで良いか。

【御府内八十八カ所】札所1番 高野山東京別院

お出かけ 寺社巡礼 弘法大師霊場 御府内八十八カ所 御朱印 日記 霊場巡礼

御府内1番札所の標柱
豊島八十八カ所巡礼を結願してから、もうすぐ1年。いろいろな方のお勧めもあって、御府内八十八カ所の巡礼を発願した。
調べてみると「難所寺」「鬼門寺」とされる寺院もあるようだが、まあ何とかなるだろう。

都内の弘法大師霊場の例に漏れず、御府内霊場も札番が複雑に入り組んでいる。なので、1番と88番だけは番号順に回り、ほかは巡礼しやすいルートでお参りする、豊島霊場にお参りした時と同じ方法を採ることにした。
日曜日は都内に出る用事が重なっていたので、それに併せて高輪にある1番札所の高野山東京別院へ。真言宗のお寺では「別院」「東京別院」などと略されることが多いお寺だ。

五反田駅から都バスに乗り、高輪警察署前で降りると山門は目の前。1時間に1本しかないバスにすぐ乗れたのは、幸先が良い。
こちらは、行事や法事の時以外は、本堂の内陣に上がってお参りができる。久しぶりの「四国の勤行集フルコース」に、ちょっと緊張しながらお勤めをした。

御府内は専用納経帳で回った方が何かと便利なようで、寺務所で1冊分けていただく。納経料込で3000円。
札所には豊島との兼務も多く、拙著を寄贈させていただいた。
(東京都港区高輪3-15-18=2010年11月7日巡礼)

→高野山東京別院公式HPはこちら

げに恨めしきは台風かな

お出かけ 坂東三十三観音 寺社巡礼 日記 観音霊場 霊場巡礼

台風14号が首都圏に接近しそうだ。

この週末は久しぶりに坂東三十三観音のお参りをしようと、神奈川県の西部に出かける予定にしていたのだが…この台風では無理だなorz。
ホテルの予約もキャンセルした。

台風が恨めしい…。

卯年にもある観音霊場の開帳

お出かけ 寺社巡礼 日記 観音霊場

卯年の御開帳といえば、先日も書いたようにお地蔵様の霊場が定番。
しかし、世の中には例外というものがかなりあって、この年に総開帳をする観音霊場がある(観音様の御開帳は、通常なら午年である)。

関東近辺では東京都と神奈川県にまたがる「武相観音霊場」が、来年4月の1カ月間にわたって総開帳を行う。
大和市にある1番札所の観音寺HPに告知が出ていた。

48の札所を擁する霊場で、回り甲斐がありそうだ。知っているお寺もあってぜひお参りしたいが、時間が取れるかな…。

例によって物忘れ防止のカキコw

【豊島霊場案内】書店で初の取り扱い

お出かけ 寺社巡礼 弘法大師霊場 日記 豊島八十八カ所

拙著『お大師様と共にあゆむ 豊島八十八ケ所巡礼』が、書店で初めて扱って頂けることになった。

ご承諾を頂いたのは、湯島にある「中山書房仏書林」。仏教書の専門書店として有名な本屋さんだ。
飛び込みセールスをしたのにもかかわらず、その場で扱いを快諾していただいた。ありがたい限りである。

当然ながら書店での販売なので、送料などは一切不要。専門店だけあって仏教書の品ぞろえも豊富。お茶の水や御徒町、湯島などの各駅が利用可能な便利な場所にあるので、お近くにお出かけの際はぜひ立ち寄っていただき、拙著を手に取っていただければ幸いである。

中山書房の場所はこちら↓

地図画像

前衛的な仏像たち

お出かけ 日記 街で見かけたもの

20101025_butuzou
打ち合わせやら拙著のセールスやら用務がイパーイで、今日はずっと都内で外回り。
帰り道、ちょっと気になっていた仏像展を見ようと、浅草橋まで足を延ばす。東京メトロが運営する「エンジョイ東京」で、偶然知ったのだ。

アーチスト7人による、「仏像」の競演。タイポグラフィや絵画、造形などなど、かなり前衛的な作品の数々。
漏れの目を引いたのが、写真の薬師如来と十二神将の造形。牛乳パックなど紙素材を使っているそうだ。展示作品の中では一番「仏像らしい」ものだったが、結構個性的な表情をしている。
作家の方はお寺の娘さんとか。

よく見ると、十二神将が手にしている鉗子や注射器などの医療器材は全部本物。ちょっと生々しいが、仏様の姿と絶妙に調和しているような気がするのは、漏れだけか。

「前衛的」って書いてしまったが、よく考えたら仏像ってその時代に応じて前衛的な部分があったはず。
円空仏など造形といい、使われ方といい、その代表例だろう。

< 38 39 40 41 42 43 44 >