観音霊場

また坂東を回るのだ…

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用事で都心に出たついでに、新丸ビルの鳩居堂で17折(片面34体分)の納経帳を購入。1365円也。

今度は実家のある静岡で暮らす両親のために、2回目となる坂東巡礼を発願しようという目論見。ちょっと「大人の事情」もあって、今度の巡礼はかなりのピッチでお参りすることになりそうだ。

坂東では一般的には紐綴じ式の納経帳を使うことが多いようだが、あれ好きになれないんだよねえ…。浅草寺は独自に折本形式の坂東納経帳を下げ渡しているが、紙質にちょっと問題がある(通常の浅草寺納経帳とは異なる用紙)上、両面使い仕様なんで、墨が裏抜けしやすいんだよなあ…。そんなこんなで今回は鳩居堂の納経帳を使う次第。

前回のお参りとは状況に変化がある札所もいくつかある由で、折に触れて巡礼記を残していこうと思う。

春から置賜三十三観音が総開帳

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今年は辰年なので、あちこちの霊場で総開帳になるのは房州の安房郡札観音くらいと思っていたら…山形の置賜三十三観音が、5月1日から半年間にわたって連合総開帳を行うようだ。

置賜三十三観音公式サイトの告知

山形か…行ってみたいが、ちと遠い。でも震災八十八カ所も夏ぐらいには正式開創となる由だし、時間のやりくりして行ってみるかなあ…。

あの名物住職が・・・

坂東三十三観音 日記 観音霊場

久しぶりに坂東三十三観音の公式サイトを見ていたら、23番の佐白観音が公式ホムペを開いたとの知らせ。
そちらを見ていてびっくり。巡礼者いじりとオネエ言葉で都幾川の慈光寺と双璧の人気だった、あのおじいちゃん住職が5月の末に亡くなられていた…。
私もお参りの時、「これで締めるから飲みに行こう」と誘われたのが懐かしい。
その住職の写真はこちら

近々、今度は両親のために坂東をもう一度回ろうと思っていたが、楽しみが減ってしまった。

朝観音に行ってきた

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予定通り、吉見観音の御開帳(朝観音)に行ってきた。

2時過ぎに到着。夜中ということもあり、我が家からは車で15分足らず。
向拝のところに善の綱が下がっていたので御開帳していることは分かるのだが、お姿がよく見えぬ。
お勤めを済ませてから、名物の「厄除け団子」を買おうと「どびんや」さん(私がいつも巡礼用品を買う店だ)の前から延びる列に並ぶ。
お店が開く3時ごろになると、本堂の方から太鼓の音が聞こえてきた。

何事かと思い買ったお団子を持って本堂に戻ると、中に明かりがともっていて、ご本尊の聖観音さまの拝観が始まった由。拝ませて頂こうと本堂に入ると、「もうすぐお護摩が始まるので、よかったら参列を」と言われ、ご厚意に甘えることにした。脇侍の不動明王像の前に拵えられた護摩壇の前に座らせて頂く。

お護摩の火を灯す前に、和尚さまから法話。18日が震災から百か日に当たることに触れ、四十九日に当たる時期にご自身が被災地に行かれた時の体験を話された。「被災地では、肉親の安否が分からない人たちがたくさんいる。その人たちにとっては、四十九日の法要といっても素直にそうですかと言えるような状況ではない」という趣旨の内容だった。
この話、ネット社会でステレオタイプな発想に陥りがちな私たちが、よく心しておかねばならないことを含んでいないだろうか。これだけでも観音さまのご利益と考えるのは私だけ?

もちろん、仏様と和尚さまには坂東巡礼成満のご挨拶もさせて頂いたことは、言うまでもない。

さあさあ夜更けの御開帳ですよ

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こういうタイトルにすると、こっち関係とかそっち関係の話と誤解されそうだなw

以前にも書いたが、6月18日は我が家にほど近い(と言っても徒歩1時間半弱だが)、坂東11番吉見観音さまの御開帳。
厄除けなどに霊験あらたかで「厄除け観音」の別名を持つ。それも法要と御開帳は丑三つ時が中心。

一休みしたら出掛けてくる。
徒歩で行きたいところだが、夜中だし車利用。
荒川の橋の上で真っ暗になる部分があり、下手に落ちようものなら、秋ヶ瀬の取水堰あたりで土佐衛門になるのは必定。

真夜中のご縁日

坂東三十三観音 日記

帰宅して、仕事部屋のカレンダーをふと眺めると…18日は土曜日でないの。
ここ埼玉県ド田舎市近隣の方はご存じの向きも多いだろうが、6月18日は坂東の11番札所でもある吉見観音さまのご縁日。しかも、真夜中に法要が行われるという変わり種。

仕事を持つ身だとなかなか足を運べないのだが、今年は大手を振って拝みに行ける。もちろん、坂東結願のご挨拶も兼ねてである。

新上総国三十三観音・札所一覧

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先日の坂東のお参りでは、高倉観音さまでも地元の霊場についての資料を頂いた。

丑年と午年に開帳されるようだ(上総や安房の観音さまは、埼玉とは違って丑年の本開帳が多い)。
札所会もあり、高倉観音さまが事務局を務めている。無住寺もあり、事前に電話連絡をしてからお参りした方が良いとのこと。
専用納経帳もある。

また、ここの霊場の中には、私のような人間には必見の仏像を祀る寺もあるそうだ。
詳しくは行ってからのお楽しみ。

安房国札三十四観音・札所一覧入手しました

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坂東のお参りで那古観音の納経所を訪れた時、『男の隠れ家』6月号にも出ていた安房国札三十四観音のことについて聞いてみた。

雑誌に出てからお参りに訪れる人や問い合わせが増えているようだ。ただ、この霊場はローカル霊場の例に漏れず、基本的には御開帳霊場で、札所の大半は普通の檀家寺やムラ堂が占めている。
そのため、巡礼には細かな注意や心配りが求められる。坂東や秩父のミニチュア版と思って現地を出掛けると、ほぼ間違いなく痛い目に遭ったり、無用なトラブルを起こしたりする。
安房国札には札所会があるのに、連絡先を一切載せない『男の隠れ家』編集部の姿勢にも相当の問題があることは否めない。まあ編プロに丸投げして、さらにその編プロが別のライターやSOHOに…という土建業界と同じ下請け構造になっているはずだから、無理もないんだけどね。先日主婦の友が出した御府内の「ガイド本」も、巡礼時には役立たずの内容になってしまったのも同じ理由だろう。

話を元に戻すが、その那古寺さまで安房国札観音の資料を頂いた。後日のためPDF化してアップしておくので、何かのご参考になれば幸いである。
札所一覧で札番が白抜きに文字になっている箇所は、無住だったり兼務寺だったりして、絶対に事前連絡が必要な札所である。その他の札所でも、開帳期間以外はできるだけ事前に連絡してからお参りしてほしいとのこと。

※A3サイズでスキャンして原寸のままPDF化してあるので、印刷時にはAcrobatReader等の設定に十分注意してほしい。

なお、札所会の事務局は那古観音が務めている。電話番号はPDFを参照のこと。御朱印については差し替えや書き置きを基本としている札所が多く、那古観音で扱うお仕着せの公式納経帳を求めた方がスムーズに事が運ぶようだ。
また、札所の実情に配慮して、納経料はお釣りの要らないように小銭で支払うこと。間違っても紙幣を出して「お釣りを下さい」と言うことの無いように。

坂東霊場を結願

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3、4の両日は予定通り、坂東霊場巡礼に出掛ける。途中で雨に降られるなどの出来事はあったが、おかげ様で33番の那古寺(那古観音)で結願となった。
途中で中断もあったが、およそ2年かけての巡礼。番号順に巡ると全行程は1400キロになるそうだが、どのくらいの移動距離になっただろうか。ちなみに、3、4の両日で650キロほど車を走らせている。

那古観音では、本坊の前が子どもの遊び場になっているなど、ほのぼのした雰囲気。房州の人の気性が見て取れる。

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近くの漁港にある食堂で、ささやかに精進落とし。名物の「なめろう」が特に美味い。

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その後はこれも近くの崖の観音へお参り。断崖に建つ舞台造りの本堂からは、鏡ヶ浦の別名を持つ館山湾の眺めが格別である。右側の岬は洲崎。その先は太平洋だ。
ご本尊は磨崖仏の十一面観音だ。ちなみ開門時間帯なら自由に本堂まで登ってお参りでき、拝観料も不要。
御礼の意味もあって御朱印をお願いしたが、納経料は震災の義援金に充てるとのこと。房州の仏さまは、土地の人々と同じく太っ腹で大らかなようだ。

人並みにお出かけ

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これより坂東のお参りに出発。すでに参拝させて頂いた千葉寺さまを除く、千葉県内の6カ寺を回る予定。
無事に結願できますように。

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